元不登校さん秘伝!なかなか動き出さない不登校さんのチャンスメイクはこうやって準備しよう!

不登校でおウチ生活が長いと、いつも同じ生活サイクル…うちの子いつまで立ち止まっているの?と不安なお母さんはチャンスの与え方を学びましょう!元不登校さんが教えてくれた不登校の子どもの気持ちから紐解いて解説!

1.不登校のママの不安は取り除けます!

お子さんが不登校になるとママは将来が不安になりますよね。それは、ママが不登校をしたことがないし、不登校した場合の子どもの学び方を知らないからです。

だけど、その不安、払拭してあげる方法があります。

それが…活躍する元不登校さんのお話をお聞きしながら不登校子育ての未来をバージョンアップするパステルジャンプのインタビュー企画です。

今回も不登校を経験しながら今は漫画家として活躍されている棚園正一先生のインタビューから心にのこったエピソードをご紹介していきます!

不登校になってお子さんが引きこもりがちになっていたり、新しいことに挑戦するのを嫌がっていたり、
何事にもネガティブに考えてしまっている様子があれば、お母さんの関わり方で、子どもが将来自分のペースで自分の足で歩み出すためのサポート法がわかりますので、ぜひ読み進めてくださいね。

\前回の記事はこちら/

 

2.元不登校さん直伝!子どもへのチャンスの与え方

今回、私がインタビューに行って、皆さんにお伝えしたいことは、

「不登校の子どもに強制はしない!だけどチャンスはいくつも、何度でも、用意してあげよう!」です。

インタビューでの質問タイムで、パステルジャンプのふじくらさんからこんな質問がありました。

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発コミュをやって親子関係は良くなりました。

子どもが「動き出したい」、「何かをはじめてみたい」と感じているのはわかります。

「オンライン授業参加してみようかなー」と言うので、学校と調整をしました。けれど、いざ「オンライン授業」に参加する日になると時間通りに入れなかったり参加できないことも多くて。

どう関わってあげたらいいのか迷ってしまいます。

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この質問に対して、棚園先生はこう教えてくださいました。

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できたか、できなかったか、結果は別として、子どもとしては「やらなきゃ」と思っている。

だけどいざセッティングされると「やっぱり無理だった」という、動きたい気持ちと不安な気持ちが混じっている時期だと思うんです。

だから、可能な範囲で、協力し続けてあげてほしい。

子どもは言葉にはしないけど、

「せっかくやってもらったのにできなくてごめん」
「用意してくれてありがとう」と、

言葉にはしないけど心の奥では絶対に思っているんです。僕はそう思っていました。

何回やってもお子さんが「行動」で結果を出すことができないとキリがない、いつまでやるの?と思うかもしれないけれど、結果だけでなく今挑戦中なんだなーという気もちで楽にサポートを続けてあげてほしいです。

ーーー

とお話しくださいました。

皆さんの中にも、お子さんが登校しぶりをしていて一緒に母子登校をしたり、不登校からの再登校を考えていて学校とやりとりする機会が多いお母さんがいるのではないでしょうか?

棚園先生の回答を聞くと、「やっぱり、私だけは子どもの味方になって可能な限りサポートしてあげたい!」という気持ちが湧き出てきますよね。

3.プラスおウチサポートで成功体験を!

更に、このお話しの中に不登校のお子さんの本音が隠れていると私は感じました。

動き出したいと思っている、だけどあと一歩勇気がでない、そんな子どもたちの本音。私たち大人はつい結果ばかりをみて、

「ほらできなかった」
「やっぱり無理でしょ」

と思ってしまいがちです。けれども、子どもは心の中で動き出そうとしている、ということなのです。トライ&エラーの繰り返しでいいということ。

ただ、やっぱり、トライ&エラーで自信を失うのは本末転倒ですから、発コミュママであれば発コミュのスキルも活用して、

挑戦の背中を押してあげる声かけをしたり、
うまく行かなかった時に落ち込まないサポートをする
次もう一度トライをしてみようと切り替えるサポートをする
苦手なこととも向き合う力を育ててあげる

など、考動を起こさせるためのおウチ発達サポートで成功体験になるきっかけを上手に増やしていく、ということができればベストですね!

棚園先生のこの言葉が私はとても印象に残っています。

親御さんへの想いとして

「今になるといろんな情報にアクセスして集めてくれたことには感謝する」

と語ってくださったこと。

私たちは、子どもが動き出す時に「この情報があってよかった!」「お母さんが教えてくれてよかった!」と思える情報をどれだけ多く持っているでしょうか。

それが、きっと、子どもの人生の選択肢をひろげるきっかけにもなるのだと思います。

そして、集めた情報はお子さんにとってのベストを上手に選んであげましょう!決して強制はしない。親子の対話で好奇心が湧く提案の仕方で少しずつ外の世界に目を向けせてあげることができるお母さんになっていきたいですね!

執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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