1.不登校の子、行事だけでも参加させる?無理させない?
行事が多いシーズンになりました。
この時期一気に増えるご相談内容が
行事やその練習などに
「行かせた方がいい?」
「休ませた方がいい?」
迷ってしまう、というご相談です。
不登校のお子さんにとって、チャレンジしてうまくいけばきっと成功体験になるだろうし、とはいえ、やっぱりいけない…となると子どもも自信をなくすし、
なによりも「ママ自身」が落ち込んでしまうかもしれない、と葛藤するママが多いシーズンです。
そんなママに私からこの言葉をプレゼントします。
「参加できてもお休みしても絶対に成功体験にする」
です。
参加の挑戦を後押しするためのサポートは全力で実施しながら、当日を迎えたら「やっぱり無理」ということはよくあります。
もし当日休んだとしてもお子さんが自分を責めなくてよいプランも用意しておいてくださいね。

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2.まずはお子さんのコンディションをチェックしてみましょう!
知っておいて欲しいのは、行事をつらく感じる、不登校の子の身に何が起きているのか?です。
普段のお子さんの様子をちょっと思い浮かべてください。
行事のことだけでなく日常生活の中でささいな「回避行動」をとっていることはありませんか?
嫌なことに取り組まない
苦手なことは後回し
日常のなかで「やらない選択」をしがちなら…
それは、意志の弱さではなく自分にはできそうもないと感じてしまう「不安・恐怖」から自分の身を守るための「回避行動」なのです。

先日、こんなご相談をお寄せいただきました。
ーーーーー
運動会シーズンになり学校の先生は
「ちょっとだけでもいいから練習に参加してみてね」
と誘ってくれる。
だけど、最近、子どもは塞ぎ込むことが増えてきて、
去年はなんとか参加させた運動会だったけど今年は参加させた方がいいのかどうか迷ってます。
ーーーーー
こんな時の対応のステップをお伝えします。
まず、絶対にやって欲しいのはお子さんのコンディションチェック。
学校や運動会の話をしようとすると泣いたり怒ったりする、
実際に行こうとすると体調を崩す、家から出られない、
本人が断固拒否。
こんなときは無理は禁物です。
学校や運動会の話を増やすより、お子さんが好きな話題や好きなことをやって安心基地づくりをしてあげてください。
3.参加したいけど不安もある…そんなときは行けなかったときの準備も万全に!
では、お子さんが、
「行事だけでも行きたい気持ちもあるけど」
「できなかったらどうしよう」
と迷っているときは…?
1)不安になりやすい脳のクセを落ち着かせてあげる
毎日の生活のなかでお子さんの”いいところ”をたくさん言葉にして伝えてあげましょう。
ネガティブを打ち消すにはポジティブで対抗!
プラスの感情が育つ言葉は不安をやわらげます。
2)見通しを立ててあげる
学校を休みがちな子にとっては
「みんなと同じようにできなかったらどうしよう」
の不安が出やすくなります。
やる競技(ダンスなど)の動画などがあれば、
「ママ、やってみていい?」
「間違ってたら教えてね!」
とやってみせたり。
お子さんがノリノリなら一緒にやってみて
「わかりそう!」
「できそう!」
の気持ちを作ってあげましょう。
無理やりやらせるのは御法度!
あくまでも”楽しそう”な雰囲気を忘れないでくださいね。
3)参加できてもできなくても絶対に成功体験にする!
行事だけでも参加できれば、当然、お子さんの自信になります。
ですが、必ず、参加できなかったことを失敗体験にしない準備を並行してすすめておきましょう。
お休みした時、子どもは「行けなかった自分」を責めてしまいます。
それを防いで欲しいのです。
そのためにやるのは「休んだ日」を「思い切り楽しい日」にすることです。
休んだけど運動会にも負けないくらい私はイイ体験をした!
このプラスがお子さんの自己否定を回避する最高のプランになります。

今回はここまでです。
学校や練習に参加してみたけどうまく行かないことがあって落ち込んで帰ってきたらどうする?
についてはまた別の機会をみてご紹介しますね。


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執筆者:清水畑亜希子(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
不登校の子、行事だけでも参加させるべき?
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