今年こそ3日坊主から卒業!“褒め”を記録することが自信になる!奇跡の「がんばりノート」

子どもを褒めようと思っても、気づくといつものイライラ・ガミガミモードに戻っていることはありませんか?子どもの自信になる“褒めが習慣化するとくべつなノート”をご紹介します。前向きなコミュニケーションができる良好な親子関係を築いていきましょう!

1.褒めようと思っても3日坊主で終わっていませんか?

子どもを褒めるのがいい。これは、子育てをしていて、よく聞く話だと思います。

発達科学コミュニケーションでも「子どもができていることを褒めてください、当たり前のことでも肯定してください」とお伝えしています。

「よし、わかった!これからは、子どもをドンドン褒めていくぞ!」と意気込んでも、発達凸凹の子を育てる中でそのモチベーションを保つのはとても難しいことです。

学校からのトラブル報告、一向に良くならない子どもの困りごと…気づけばいつものイライラ・ガミガミモードに後戻り、なんてことありませんか?

今回は、3日坊主で終わらない“褒めが習慣化するとくべつなノート”をご紹介します。

“褒めが習慣化するとくべつなノート”とは、インタビューさせて頂いた臨床心理士のお母さんが、不登校になった息子さんが再登校したときに書いていた「がんばりノート」のことです。

息子さんは、今では毎日元気に学校に通っています。

インタビュー記事はこちらです↓
専門家でも子どもの不登校には心が揺れる!再登校を後押ししたのは〇〇だった

このノートは、森田直樹先生の「不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」という本を参考にして考えられたそうです。

本には、不登校は子どもの心のコップに自信の水がなくなった時に起こり、ふたたび子どもの心が自信の水でいっぱいになれば再登校できるという考えが書かれています。

子どもの心に自信の水を満たしてあげられる一番の適任者はお母さんで、気持ちを込めて子どもの良いところを毎日3つ以上伝えてあげるコンプリメントというものを継続することを勧めています。

息子さんが元気になり学校でふたたび過ごせるようになったことを後押しした、奇跡の「がんばりノート」。わが家の小学3年生の息子にも、このノートを実践してみました。

2.「学校に行きたくない」息子に、ノートを実践してみた。その効果は⁉

わが家の息子は、もともと運動の苦手さや書字に難しさがありましたが、それに加えて最近はお友達関係のことで学校生活にストレスを抱えていました。

繊細なところがあるので、からかってくる子・乱暴な子がいると、うまく対応できないことがあります。

そのせいか、学校に行くのを嫌がる、家で一緒にいると異様に甘えてくる、今までできていたこともやらなくなる…など気になる様子が見られるようになりました。

「もしかしたら、不登校予備軍かも…。何か家でできるフォローをしてあげたい。」私は、そんな気持ちになりました。

そこで、教えてもらった「がんばりノート」をさっそく実践しました。継続して書いてみて、感じた効果をお伝えします。

♦親子のコミュニケーションにつながる!

ノートには、子どもがその日がんばったことを母親が書きます。

私がノートを書いていると、息子から「こんな事もやったよ!」と報告してくるようになりました。自分から学校の事を話すことが少ない子でしたが、学校での出来事を話してくれるようになりました。

内容は「今日は、6時間も授業があったけど、がんばったよ。」など、たわいもない事だったりしますが、それもOKです!報告することで、本人も自分ががんばっていることを認識できるので、自信になります。

自分の良いところを見てくれているのが嬉しいみたいで、「毎日、書いてね!」と言ってきます。

「うちの子、もう大きいから、そんなノート書いても喜ばないし…。」と思ったお母さん!

このノートのすごい所は、子どもがたとえノートを見てくれなくても効果があるという点です。

♦観察力が身につき、「今のままで充分がんばっている」ことに気づく

たとえば、子どもにがんばったことを聞いても何も教えてくれなかったり、子どもがノートを見てくれなかったとします。

それでも、お母さんは自分が見ていて気づいた子どものがんばったこと・良いところを記録していくので、子どもに対する観察力が磨かれます

子どもの様子をよく見ること、これは子育てをしていく上で大切なことです。良く見ていないと、褒められるところがあったとしても見落としてしまいます。

そして、観察し記録していくうちに「子どもはがんばっている」という事実に気づくようになります。そうすると、子どものことを肯定的に見られるようになり、意識が変わってきます

私もノートを書いていて、子どもが思っていた以上にがんばっていること・前はできなかったことができるようになっていたり成長していることに改めて気づかされました。

子どものできていない所に目が向きがちだったのが、“今のままでも充分がんばっているじゃないか”という気持ちになってきたのです!

母親の意識が変わると、今度は親子のコミュニケーションに変化が生まれます

ノートを続けていくことで、イライラ・ガミガミ、否定的なコミュニケーションから脱して、子どもの気持ちに寄り添う肯定的なコミュニケーションに変化していきます。

次に、「がんばりノート」の具体的なつけ方についてご説明します。

3.子どもの自信になる「がんばりノート」のつけ方

①子どもの良いところ・がんばったことを3つ以上書く

1日の終わりに、お子さんにがんばったことを聞いてみてください。

「今日、がんばったことTOP3を教えて!」なんて聞き方でも良いかもしれません。

「何もないよ!」と言われたら、「お母さんは宿題を自分からやっていてすごいと思ったよ。それを書いておくね。」などと言って、お母さんが気づいたことも書いてください。

書くことは、特別スゴイことでなくても、当たり前に思えることでOKです。朝起きて学校に行けたこと、ご飯を残さず食べたこと、お風呂にちゃんと入ったこと、などどんなことでも良いです。

わが家の息子は、「“ちゃんと生きていたこと”って書いて」と言ってきます(笑)

たしかに、事故にあわないように・怪我をしないように自分で気をつけて無事1日を過ごせたこと、これも大きな成長ですよね?

②母親の気持ちも書いておく

①で書いたことにお母さん自身が感じたことも書き加えてください。

たとえば
・買い物に一緒に行ったときに荷物を持ってくれた(とっても、うれしかった!)
・苦手な科目の問題をがんばって解いていた(難しい問題にもチャレンジして、すごいと思った)

このようにお子さんが、がんばった事の後に( )でお母さんの気持ちもセットで書いておいてください

「不登校は1日3分の働きかけで99%解決する」の本にも、子どもの言動にお母さんの感情を付け加えることで、“自信の水”になると書いてあります。

毎日書くことで、普段の会話の中でも「〇〇してくれたんだね!お母さん、とっても嬉しかったよ。」など肯定的な言葉が自然に出てくるようになってきます。

大切なのは、これを継続していくことです。このノートは、不登校や登校しぶりがないお子さんにも自信になるので、おすすめの方法です。

ぜひ、今年こそ“褒め”を記録して、習慣化していってください。お母さんのその習慣が、お子さんの大きな力になります!

執筆者:滝麻里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

子どもに自信を持たせてあげるコミュニケーションの秘訣、発信しています!

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