勉強しない子どもは勉強にフォーカスしない⁈脳のメカニズムを知って勉強習慣を手に入れよう!

勉強しない子どもが勉強の習慣をゲットする方法があるとしたら、すぐ手に入れたいですよね。勉強に苦手意識がある子に勉強をさせたいならまずは脳のメカニズムを知りましょう。勉強することにフォーカスしないで勉強習慣を手に入れる方法はズバリこれです!

1.勉強しない子どもにガミガミいったら勉強しますか?

もっと勉強時間を増やしたい!宿題をやる子にしたい!成績がもっと上がればいいのに!

そう思っても子どもが思う通りにやってくれない!これが現実ではないでしょうか。

今、勉強に対して苦手意識がある子が勉強の習慣をゲットする方法があるとしたら、すぐ手に入れたいですよね。

お子さんの勉強問題。学年が上がるほどにお母さんの悩みは大きくなっていきます。

さらに発達の特性があって、ちょっと勉強が苦手な子は高学年になると勉強への抵抗感が急加速します!

そのため、勉強をしなくなるだけではなく、勉強以外のこともやらなくなったり、嘘やごまかしが増えたりして…。

つい怒る回数が増えるけれど、言えば言うほどやらなくなってしまい親子関係が悪化しているなんてことはありませんか。

進級進学前に、そんな状態からは卒業してしまいましょう!

今回は、苦手なことも脳のメカニズム知ると行動させることができるというお話をしていきます。

2.やりたくないキモチで脳をいっぱいにすると活動量が下がります

我が家の息子も勉強が大の苦手で、宿題をなかったことにする、宿題をいつも後回し、塾に通わせてもすぐサボる、そんな時代がありました。

そのころは、私も会社員として忙しく仕事をしていたので、帰宅後は、私が決めた順に息子が動いてくれないととてもイライラしていました。

「まずは!宿題!今すぐやりなさい!」

この、鬼のテッパンルールを死守することに必死でした。

ですが、このやり方で、息子が勉強をするようになったかといえば、そんなことは…もちろんありませんでした。

それどころか、彼の日常を「やりたくないこと」で支配しようとしたので、脳の活動量は下がる一方で、やる気なし!反抗的!暴言!という負のスパイラルに陥っていました。

それが、発コミュを知ってからはガミガミ言っても、効かない理由がわかったので、やり方を変えると…

1日10分勉強をするのが、精一杯だった息子は、今ではテスト前になれば夜中の2時3時まで勉強してます。

学校の宿題の提出率もよく、テストの点がとれない教科も自分の行動でカバーできるようになったのです。

3.苦手なこともやりはじめる脳のメカニズム

人は、苦手なことに対しては脳のエンジンがかかるのに、とても時間がかかります。

脳が「やってみてもいいよ」という状態になるには、実は、行動を起こさせることが先決なんです。

行動を起こすことで脳が働いて「よーし、やるぞー」とエンジンがかかります。

やる気が先か、行動が先か、といわれれば「行動が先」!

だから、苦手なことばっかりやらせようとしても、行動が起きないからいつまでたっても、やる気にならないわけなのです。

だから、究極のおススメは勉強じゃないことで行動を起こさせて「やる気」をONにするという方法です。

ちょっと体を動かすとか、ちょっと歌ってみるとか、なんでもいいので「行動を起こす」ことが大切なんです。

ええっ!?と驚くかもしれませんが脳のメカニズムで考えると、そういうことなのです。

あとは、いままでのやり方を変えるだけ!

学校から帰宅して「ただいまー!」のあとは好きなゲームをやる、おやつを食べる、テレビをみたり、話をしたりして楽しい時間をすごす。

これで脳のウォーミングアップがやっと完了です!

勉強するのは、その後、です。

息子も最初は、勉強なんて、ほんのちょっとしかやりませんでした。苦手なので仕方ありません。

ですが、この「ほんのちょっと」の行動をしっかり肯定すれば、”勉強=嫌なもの”と思っていた記憶が、”勉強=まあ、やればできるかも”に変わっていくので、行動を起こせるようになってしだいに習慣化していきます。

勉強をさせようと思ったら勉強ではないことから、アプローチする。ぜひこの非常識なやり方を試してみてください。

さあ、明日から勉強ではない「どんなこと」でお子さんを動かしてあげますか?

行動量と発達は直結します!

苦手なことにだけフォーカスして克服させるのではなく、毎日の生活で脳がたくさん働いている状態を作ってくださいね。

執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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