勉強しない子どもに褒めるとキレる…「肯定」してもダメなときのアプローチとは?

子どもに勉強できるようになってもらうため「褒めればいい」と知ってやってはみているけれど、うまくいかない…勉強しない子どもに褒めてもダメな時は別のアプローチをしてみましょう!実際に頂いたお悩みに発コミュ的視点からアドバイスさせていただきます。

1.勉強しない子どもに「褒めてもダメ」な時は別のアプローチを!

褒めているのに…、ご褒美を活用してるのに…、子どもが全然勉強しない!

こんなお悩みをいただくことがあります。

「褒めればいい」と知ってやってはみているけれど、うまくいかない…実はそれだけでは困りごとが解消していかないのです!

発達科学コミュニケーションを学ぶと、表面的なテクニックだけでなく子どもを発達させるコツがわかるので、色んなシチュエーションに対応できますよ。

褒めてもダメな時は、子どもの状態を見極めて別の視点でアプローチしていきましょう!

今回は、実際にいただいたお悩みに回答しながら、発達科学コミュニケーションの視点でアドバイスさせていただきます!

2.ご褒美にも反応ゼロ、褒めるとキレる時はどうしたらいいの?

小学校5年生男の子のママMさんよりご相談いただきました。

最初はご褒美作戦でなんとか算数の勉強をやっていたのですが…最近は、ご褒美の話をしても反応ゼロになりました。

昨日は「算数の勉強やるんだね」という肯定の声かけをしましたが、ついに「そういうのがうざいんだよ」と言って、勉強をしないのです

褒めてもうまくいかないのは、どうしてでしょうか?

こんな、お悩みをいただきました。苦手な勉強を褒めてもしない時は、別のアプローチをしてみましょう!

3.褒めが効かないときの発コミュ的作戦とは?

勉強で自信を失っているお子さんにとって、その科目が「得意」なのか「苦手」なのかがとても重要です。

「得意」な科目なら、ご褒美作戦で継続してもいいですが、お子さんが苦手意識をもっている科目だとしたら、発達科学コミュニケ―ションでは「得意なことだけを勉強する」作戦を発動します。

ご褒美を持ち出して勉強をうながしてみても、お子さんが「無言」「無視する」などの反応が見られる…
「勉強始めるんだね」と声をかけても「ノートを叩きつける」「機嫌を損ねてやめてしまう」

こんな様子があるのであればお子さんにとっては「もう頑張れません!」のサインです。

肯定をしてもお子さんが機嫌を損ねるようであれば、別の行動を肯定していくことが鉄則です。

特定の行動を褒めても嫌がったりキレたりする場合は、お子さんがその行動に対してフラストレーションを
ためているときです。

そうなった場合は、算数じゃないことからやらせて少しでも「頭が働きやすい状態」を作ってあげましょう!

もう1つの考え方として、教科書と問題集を解くことだけが勉強ではない!!というのが発達科学コミュニケーションの視点です。

もしお子さんが勉強をしたいと思っているけれど、うまくできなくて困っているのであれば、例えば動画や漫画や映画から学ぶなど、別の方法でやってもいいと思います。

お子さんが教科書やドリルに抵抗感があるならほかの「やりたい」ことを選択してあげるのが発達を加速させるコツ、です!

そうなると、みなさんが口を揃えていうのが「そのままずっと算数をやらなくなったらどうするんですか」
ということですが…

しっかり自己肯定感が上がってきたお子さんは行動量が増えていきますので、苦手にも少しずつ向き会えるようになります。

逆に、苦手な状態を長く続けると、こじらせ感が強くなるのでそこは要注意です。

苦手なことにも向き合えるチカラを、お子さんとの関わりの中で身につけさせてあげてくださいね!

執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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