1.四六時中子どもがいる夏休みはイライラママ激増!
夏休みといえば子どもたちにとっては楽しく自由な時間!
朝早く起きなくていい!
学校に行かなくていい!
毎日授業を受けなくていい!
ゲームする時間がたくさん!
と、好きなことを好きなだけできる時間がたっぷりあります。
一方でママたちにとってはストレスとイライラが増える時期。
いつもとは違う生活リズムになりやすかったり、
子ども達の習い事や塾などのスケジュールの変化があったり、
普段どおりではない生活にママたちの負担は増していきます。
そのため忙しいママ達は、気持ちのバランスが崩れやすくなるのです。
せっかくの夏休み、子どもの成長のチャンスにしたい!
怒らないお母さんで過ごすぞ!
と決めていたのに…
子どもが癇癪を起こしてどうにもならない!
反抗期の子どもは何を言っても文句ばかり。
ゴロゴロダラダラの子どもの姿が気になりはじめてイライラ。
しまいには、ママのイライラが爆発して親子喧嘩に発展してしまう。
なんでこんなに自分の気持ちをコントロールできないの⁉と感じることはありませんか?
今回は、夏休みというお母さんの時間がないときでもできる!子育てがしんどい時の対応法をお伝えします!
【期間限定 12月末まで】
荒れる・暴言・泣く!
学校を休んでいる間に
感情コントロールができる子に
変わります!
2.イライラはどこからやってくるの?
子育て中ママのイライラの原因は、ズバリ、ストレスでしょう。
じゃあ、ストレスの原因をなくせばいい。
ストレスが溜まっても発散できればいい。
そう思いがちですが、ストレスの原因=子どものダラダラや機嫌が悪い問題、これを解消しようとして子どもに指示出しばかりすると親子喧嘩に発展してしまいます。
また、美味しいものを食べたり、外出したり、一時的に楽しいことで発散しても、家に帰ってくると同じようなイライラ場面に遭遇して楽しかった気分も何処かへ行ってしまう…
ということがおこります。
一番のオススメは、『イライラ』という気分を自分でコントロールできるようになること。
湧き上がる感情をコントロールするためには、その感情を冷静に見つめられるようになることが大事です。イライラMAXのときには落ち着いて見つめられないですよね。
【期間限定ダウンロード】
不登校で無気力になった子の
動き出す兆しを見逃さない!
休んでいる間に発達が伸びる!
↓↓↓
*小冊子は登録のメールに無料でお送りします
3.反抗期の娘の口答えでヘトヘトだった夏休み
私は、子どもと言い合いになってしまったときにイライラしてしまいます。
我が家には、ギフテッドで不登校の中学3年生の男の子と、HSC(人一倍敏感な子ども)の小学6年生の女の子がいます。
どうしても私がイライラしやすいのは、娘とのやりとり。
不安が強く、目に見えない先の事を想像して「怖い」という感情を持ちやすい娘は、不安になってくると荒れるのです。
「うるさい!」
「最低!」
「親なのにそんなこともわからないの?」
「バカじゃないの?」
などなど、暴言が登場し始めることもあります。
発達科学コミュニケーション(以下発コミュ)では、子どもの暴言には気づかないフリをして、子どもが良い行動をしたときすかさず褒める!というテクニックがあります。
そうすると、お母さんが反応しなかった暴言よりも、褒められた行動の方が強化されて、暴言も落ち着いていくのです。これは、脳科学をベースに作られたテクニックなのでとても効果があります!
私も、最初は怒り返さないように笑顔で何事もなかったように過ごすのですが…
思春期女子の暴言は、なかなかダメージ力が強いのです!娘の怒るという行動自体には気づかないフリをして反応しないようにできたとしても、私の心の中がイライラ、イライラ、イライラ…
その後、娘から話しかけられたときに、冷静に、笑顔で対応するということができない時期がありました。前に娘から言われた言葉を気づかぬうちに思い出してしまって
頭の中では、発コミュの理屈は理解しているし、うまくいくと娘も落ち着くので効果は感じているのに、感情が高ぶってしまって、自分の心が追いつかない感じで自己嫌悪してしまいました。
4.イライラしたら洗面所へ!30秒でできるマインドフルネス活用法
頭ではわかっているのに、どうにもできないイライラした気持ちをとにかく落ち着かせたい!と思っているママにオススメがあります。
それは、ママ自身に集中することです!
この「自分に集中する」というのは、マインドフルネスといって集中するためのトレーニングやリラクゼーションとして行われることもあります。
「マインドフルネスって、座禅くんで目を閉じてゆっくり瞑想みたいなことするやつでしょ?」
「毎日子どもとワタワタして、そんな余裕なんてない!」
と思う方がいらっしゃいますよね⁉
でも大丈夫!
マインドフルネスとは、簡単に表現すると、
「今、この瞬間に集中する」ことです。
外部からの刺激にとらわれることをやめ、自分の内側のありのままの状態に意識を向けることで、ストレスが緩和されたり、集中力がアップする効果があります。
今や、会社や学校などでも導入されているところが増えてきています。
私も、自分自身が長年ヨガの瞑想法を子育てに取り入れたり、息子のネットスクールで行われるマインドフルネスを一緒にやってみたりしてきました。
子どもと毎日一緒の忙しい夏休みでもできる方法があるんです!
その中でも、忙しいときにでもできて、効果があったものが…
「手洗いに全力集中!」することです。
やり方はとっても簡単!
一人で洗面所(台所でもOK!)へ行って、手洗いする。
これだけです!
ただし、洗いながらやることがあります。自分の一本一本の指、手のひら、手の甲など、洗っているところに意識をむけて、子どもへのイライラした感情を頭の中に持ち込まないということ。
水で手を濡らしたら開始!
「泡を手にとる」
「手のひらで泡を泡立てる。優しく優しく。」
「指一本ずつ綺麗にしていく。親指、人差し指、中指…」
「手の甲、手首、指と指の間…どんどん泡を広げていく」
「泡は柔らかいな、いい匂いだぁ」
と、手洗いをなんとなくではなく、実況中継を頭の中で唱えながら、『全力で集中して手洗いをする』のです。
もしも、洗っている最中にイライラした気持ちが出てきたり、腹の立つ場面が蘇ってきても大丈夫。そこは、気にせず、また手洗いに集中し直して下さい。
手洗いなので、たった30秒あればできます!
(時間があればゆっくりやると効果的です)
やり続けていくと、
「なんであんなに怒っていたんだろう」
「私は子どものこんなところについつい目がいってしまう」
等と、新たな気付きも出てきておもしろいですよ。なんと言っても、30秒でも自分の内側に集中することで、イライラがすーっと落ち着いてくるのはとても気持ちがいいです!
夏休み、発達凸凹反抗期のお子さんの子育てにしんどいな…と心が悲鳴をあげていたら、ぜひ試してみてくださいね。
お母さんがイライラをコントロールできる方法を身につけることができれば、子どもたちにも教えてあげることができますね!
執筆者:すずき真菜
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
大変なグレーゾーンの子育てが楽になる!脳科学をベースにした子育て情報が届きます。
▼こちらから!