同じ服しか着ない子どもはわがまま?UNIQLOだけが安心だった子が他の服も着れるようになった関わり

同じ服しか着ない子どもに、不安になっていませんか。原因は“感覚の仕組み”が関係しているからかも。この記事では、UNIQLOしか着られなかった子が、自分でおしゃれ服を選べるようになった体験から、子どもの「感覚」を育てた関わり方をお伝えします。

1.同じ服しか着ない…これって大丈夫?

「同じ服しか着ないのは、わがまま?」
「このまま放っておいて大丈夫?」
「大きくなってきたし、見た目も気にしてほしい」

そう思いながら、この記事にたどり着いたママも多いと思います。

同じ服しか着ない行動の多くは、わがままではありません。

大切なのは、子どもの好き嫌いの問題として見るのではなく、
「感覚の仕組み」で起きていることとして見てあげることです。

感覚過敏という言葉を聞いたことがある方もいると思います。

同じ服しか着ない子どもは、

  • タグ
  • 縫い目
  • 生地の硬さ
  • 裏地の違い

こうしたわずかな違いに、とても敏感です。

特に関係するのが、

  • 触覚(肌に触れたときの感覚)
  • 固有覚(力の入れ具合や体の位置を感じる感覚)

これらの感覚が不安定なとき、

  • チクチクする
  • ごわごわする
  • 軽すぎて落ち着かない
  • 重すぎて動きづらい

というように、本人の中で「無理!」と拒絶することが起きます。

一般的な感覚の人からすると「それくらい」と思うものでも、
本人にとっては、わがままでも拒否でもなく、
回避しないとつらい感覚なのです。

感覚が理由の場合、
無理に着せるほど「服=嫌な体験」という記憶が脳に残り、
敏感さはますます強くなってしまいます。

じゃあ、着られる服を着させて見守るしかないのでしょうか?

実は、そんなことはありません。

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2.UNIQLOしか着れなかった息子に将来の不安を感じていた

我が家の息子も、幼少期から触覚過敏があり、
着られる洋服を選ぶのがとても大変でした。

成長とともに選択肢は少しずつ増えていきましたが、
小学4年生で不登校になると、過敏さが一気に悪化しました。

綿素材のみ、襟付き、フードはNG。
ピッタリした素材も「嫌だ!」となってしまいました。

「こんなのもあるよ」と声をかけても、
「もう無理無理!」と、
選んでみよう・探してみようという柔軟さはまったく見られませんでした。

一時期は、ずっとお気に入りのパジャマを着続けていたこともあります。
洗濯もさせてくれませんでした。

一日中パジャマを着て家でゲームをする息子を見て、
「このままずっと同じパジャマを着て引きこもり続けたらどうしよう」
と、不安でたまりませんでした。

不登校でも家で元気に過ごし、
中学生になると気持ちは落ち着いてきましたが、
素材や着心地の面から、選べる服はユニクロ一択でした。

息子にとってユニクロの服は素材よし!動きやすさもよし!
の満点なお店だったのです。

しかし、高校生になる前、
息子がこんなことを打ち明けてくれました。

「いつもユニクロばかりだけどさ、
ほんとは違う服も着たいんだよね。

でも、着心地が悪いと着られないんだよな」

ファッションに無関心だったわけじゃなかった。
本当は、いろいろ着てみたかったんだ!

息子の本音に触れて、よし!サポートしよう!と張り切りました。

3.感じる力を育てることが解決の近道!

私が最初にやったのは、
「服を選ぶこと」ではありませんでした。

取り組んだのは、
感覚の問題をやわらげることです。

日常の中で、
心地いい感覚をたっぷり使う時間を意識しました。

たとえば、

  • スイーツ作りで生地をこねる
  • 押す・丸める・型を抜く
  • 「もちもちだね」「このくらいの硬さどう?」と感覚を言葉にする

「服を着る練習」ではなく、
感覚を感じる経験を増やすことを優先しました。

触れた感覚だけでなく、
重みや窮屈さの感覚にも意識を向けました。

ハンドスピナーを回して、
「おー、このブルブルした振動、なんかいいね」
「妙に落ち着くね」

毛布にギュッとくるまって、
「安心するよね」

そんなやりとりを重ねていきました。

子どもが心地よいと感じる感覚を体験し、言葉にできるようになる敏感さはやわらいでいくんです。

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4.自分でおしゃれ服を選べるようになった!

すると、息子の服選びに変化が起きました。

高校進学を前に服を買いに行ったとき、
息子は最初に興味を持った服を自分で裏地を触り、
「やっぱり無理かな」と言いました。

でも、そこで終わりませんでした。

諦めずに、どんどん他の服も見ていき、
ついに、

「これは大丈夫かも!」

と、デザインも着心地も納得できる服を選ぶことができました!

無理に着せたわけでも、
説得して選ばせたわけでもありません。

息子が自分で確かめて、決めることができたんです。

この息子の変化は、
「服に慣れた」からではなく、
自分の感覚を理解できるようになり、
こだわりがゆるんだ結果だと思います。


まとめ|子ども自身で選べるように育ててあげよう

同じ服しか着ない子に必要なのは、

  • 我慢
  • 無理
  • 根性

ではありません。

必要なのは、
自分の感覚を感じて、選べる土台です。

この土台が育つと、
子どもは自分のタイミングで、
生きていく上での選択肢を広げていくことができます!

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執筆者:すずき真菜
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)

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