「漢字練習の宿題イヤだ」癇癪を起こす子どもが漢字の宿題をサッと終わらせられるようになるお母さんのサポート法

漢字練習の宿題のたびに癇癪を起こしてしまう…漢字の宿題の日は毎回親子でグッタリしていませんか?単調に見える漢字練習の宿題は実は集中を持続することが難しいのです。そんな子どもの集中を持続させ、漢字練習をサッと終わらせられる方法をお伝えします!

単調な漢字の宿題にとんでもなく時間がかかり、親子でグッタリな毎日

息子の小学校では、5年生になると毎日漢字の書き取りの宿題が出されます。

息子は、はじめこそ気合いを入れて漢字の宿題に取り組みますが、漢字の書き取りの宿題に対して、だんだんイライラして時間がかかってしまい、集中力が途切れてきます。

学校でもがんばっているのに、帰宅してからも漢字の宿題をがんばることに、イライラもつのってしまいます。

そうなると、鉛筆の芯が折れただけでイライラ。
鉛筆が自分好みに削れないだけでもイライラ。

些細なことから癇癪を起こし、漢字の宿題どころではなくなってしまいます。

そのため、集中すれば30分もあれば終わる漢字の宿題に、2〜3時間かかってしまうこともざらでした。

息子は宿題をやらないで学校に行くことができない真面目なタイプです。

漢字の宿題に時間がかかる毎日に、息子も私も疲れ切っていました。

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漢字練習の宿題に時間がかかる理由

漢字練習の宿題に時間がかかってしまう3つの理由があります。

理由その1:見るチカラに苦手さがある

例えば、

ノートの枠からはみ出さずにきっちり書くことができない。
黒板の字を書き写すことが苦手。

このようなタイプは見るチカラに苦手があるタイプです。

漢字を見て形を覚えることや、ノートの枠、つまり空間を把握することが苦手です。

また、ドリルからノートへの焦点を移動させる「目の動き」に苦手さがあります。

理由その2:書く作業に苦手さがある

同じような形で枠に漢字を揃えて書くことが苦手なタイプは、書く作業に苦手があります。

微細運動(手や指を使った細かい動きのこと)が苦手なタイプは、字を書くことや絵を描くことなど、学習面において苦手さが生まれやすくなります。

理由その3:達成感を感じにくい

漢字の書き取りの宿題は、100%終わるまで、達成感を感じにくくなってしまいます。

長い時間漢字の宿題に取り組んで、達成感を感じるのは、ようやく書き終えた最後の1回だけです。

そうなると、ますますやる気を持続させることが難しくなってしまうのもうなずけます。

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漢字練習の宿題が行きしぶりや不登校のきっかけになることも!?

宿題はやらなくてはいけない!と思ってがんばる真面目なタイプのお子さんは、宿題に時間がかかるからと、宿題をやらないまま学校に行く、という選択はおそらくしないでしょう。

なぜなら、宿題をやらないで学校に行くと自分が困ることになると予測できるからです。

そのために、宿題のつまずきが、行きしぶりや不登校につながりやすくなってしまいます。

子どもは自分でも、宿題をやったほうがいいことはわかっているのです。

わかっているのに、イライラしてやる気がなくなってしまう。

実は、本人がそんな自分に誰よりも困っています。

ですから、このタイプは宿題を気分良く、しっかり終わらせてから、学校に送り出すことが大切になってきます。

ですが、お母さんがやみくもに子どものお尻を叩いても、やる気を出すことはありません。

むしろ、もっとイライラしてしまい、逆効果になってしまいます。

そこで、漢字の宿題のような苦手なことをやるためには、子どもにとって何かポジティブな体験が必要になってきます。

子どもへのポジティブな体験をつくるお手伝いをするのが、お母さんなのです。

漢字の宿題で癇癪を起こしてしまう子どもには、ご褒美を効果的に使おう!

漢字の宿題には、お母さんのご褒美設定で子どものやる気を引き出してあげましょう。

ご褒美がなかったらやらなくなってしまうのでは…?という心配はいりません!

「できた!」の体験が何より必要なので、ぜひご褒美を効果的に使いましょう!

我が家では、ノートいっぱいに漢字を書く宿題では、書き終えるまでのご褒美設定を4回としました。

まず、ノートを4分の1ほど書き終えたら、1つご褒美。

次に半分終わったら、1つご褒美。

その次に4分の3終えたら、1つご褒美。

そして、最後まで終わったら、またご褒美を出します。

ご褒美と一緒に、お母さんからお子さんへの褒め言葉も忘れずに。

「もっときれいに書きなさい!」より、1つでもきれいに書けている漢字があれば「この字、形がいいね~!」と伝えてあげてくださいね。

ご褒美なしだと、漢字の宿題を終えるまでに、1回しか感じられない達成感。

ですが、ご褒美をこまめに設定することで、達成感をお母さんから4回手渡してあげることができるようになります。

ご褒美は子どもの好きなおやつなどで構いません。

1回の量も少しで大丈夫です。

イメージとしては、”小さなゴールを設定するためのご褒美”とするといいでしょう。

我が家の息子は、果物が好きなため、季節の果物を一口大にカットして、食べやすいように用意しました。

果物だと季節に応じて変化するので、バリエーションも豊かになります。

ご褒美の果物を食べる時間が小休憩になり、宿題時間にもメリハリが生まれます。

また、小さなゴールに到達しておやつを食べることで達成感を感じることができて、成功体験にもなります。

一度中断すると、再び取り組むことに大きなエネルギーが必要となる漢字の宿題も、ご褒美を効果的にはさむことで、子どものやる気を引き出してテンポよく進めることができます。

親子でイライラする苦手な宿題時間も、お母さんのご褒美設定で、子どもへの成功体験にぜひ変えていきましょう!

執筆者:鶴木まみ
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)

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