後追いが激しい発達障害グレーゾーンの5歳の子ども
後追いがこんなに激しい5歳児っているのかな…。
「ママ?どこにいるの?ママ~!」
発達障害の注意欠如多動症(ADHD)グレーゾーンの5歳の息子は、家の中にいてもずっとママを探し続けていました。
基本いつでもどこでもママにべったりで、朝から晩まで私を探している状況でした。
保育園にいる間はママは居ないものとして認識している時間なので、息子にとってはママ無しでも平気な時間でした。
息子がママ!ママ!になる時は保育園以外のほぼ全ての時間。
家の外では、基本的に私と全ての行動を共にしないと気が済まない。
家の中でも、私の姿が見えないところに行ってしまうと、
「ママー!!」
大事件が発生したかのように叫び始めてしまう。
これじゃあまるで赤ちゃんの後追い?
後追いが激しい子は5歳になっても続くの?
後追いが激しい状態で、
これって一体いつまで続くのかな。
少しでいいから一人の時間がほしい!
ついて来ないでほしい!
”一体どうすればいいんだろう”
息子は、園でも問題ばかりが続いていましたし、 家ではママ、ママと後を追っては泣いてばかり…。
こんな日々の連続で、息子にも自分にも嫌気がさしていました。
私は、朝から晩まで私を探している状況がだんだんとストレスになってきていました。
ある日私は、5歳の息子に対して
「もう5歳でしょ、赤ちゃんじゃないんだから!いい加減にしてよ!」
「ママだって一人の時間がほしいんだから!」
「ママ、ママ言わないで!!あっち行ってよ!」
ひどい言葉で突き放してしまったのです。
完全に私は限界を迎えていました…。
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後追いが激しい発達障害のお子さんの脳の特徴
「後追い」とは、赤ちゃんに保護者の方の姿が見えなくなると、不安になって追いかけてくる赤ちゃんの行動のことです。
後追いは、赤ちゃんがママやパパなど愛着をもっている人から離れるときに強く不安を感じる「分離不安」が理由となって起こると考えられています。
2~3歳くらいになると、ママなどの愛着対象が必ず戻ってくるということを学ぶと自然に不安が和らいでいくことが多いです。
しかし、発達障害キッズはママの愛情がうまく伝わらず、愛着がうまく形成されていない というケースが少なからずあるのです。
発達障害は、脳の前方にある前頭前野の機能障害が原因であると考えられています。
前頭前野は、思考や判断、計画、注意、創造、自己抑制、そしてコミュニケーションといった人間らしい行動を司るところです。
この部分に偏りがあるとされる発達障害キッズは、思考や判断、創造力やコミュニケーションに特性があり、認知にも独特さをもっています。
つまり、「○が○」「△が△」と伝わっていないことがあるのです。
ママの姿が見えなくなると「ママは違うお部屋にいるけどいずれ戻ってくる」という認知にならず、「ママがいない!」というところで止まってしまうので不安が強くなってしまうのです。
息子の場合も、認知の独特さがあり、よく勘違いをしてトラブルを起こすことがあります。
そういった脳の偏りにより、 私との関係がうまく形成されていなかったことで、激しい後追いや園での問題行動の悪化に繋がってしまっていた可能性が考えられます。
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一人で行動できるようになる実践方法
しかし、過剰に心配しないでください!
認知の偏りは個人差がありますし、発達障害があるからと言って愛着が形成されないわけではありません。
親子のコミュニケーションを少し見直すことで、ママにべったりのお子さんでも自分一人で行動できるようになります。
これからお伝えする簡単な方法を実践するだけでOK。
後追いが続き、ママべったりの年長さんが一人で行動できるようになるためには、不安を取り除いていく工程が何より大事!
就学前の今のうちに解決しておくことで、ママもお子さんも小学校への不安がひとつ少なくなり、ワクワクすることができますよ!
親子でハッピーになる「〇〇シャワー」
親子でハッピーになる方法は…
その名も「褒めシャワー」!
お子さんに褒めのシャワーをかけてあげることです。
褒めシャワーは2つのポイントがあります!
①とにかくたくさんシャワーをかける
つまり、たくさん褒めるということです。
この方法をお伝えすると、 うちの子、褒めるところがないんです…とおっしゃるママがとても多いです。
とーっても分かります、私も同じでした。
このように考えてください。
「否定しなければOK」
お子さんの行動を実況中継すればいいのです。
例えば、約束の時間を過ぎて起きてきてご飯をのそのそと食べているお子さんに対して
・起きてこれたね
・一人で起きれたね
・お茶飲んだね
・ご飯食べたね
これらの声かけは否定していないので、褒め(肯定)になるんです。
この声かけなら、褒めるのが苦手な私にもできました!
②お子さんに興味を持って関わる
お子さんの行動をよく見て、ママやパパから関わってみてください。
例えば、ゲームしているとき
・何のゲームしてるの?
・そのキャラ何~?
・どれが一番強いの?
これだけです!
①褒められる=否定されないことで、少しずつお子さんに自信が出てきます。
②落ち着いている時に、ママやパパの方がたくさん興味をもって関わることで、「ママは僕のこと見ている」と安心感に繋がっていきます。
①とにかくたくさん褒めシャワーをかける+②興味をもって関わるを続けたとで、
家の中でも、ママが見えないとパニックを起こしていた息子は、2ヶ月もしないうちに、パニックを起こさなくなりました。
そして、私も一人時間を楽しむことができるようになったのです。
後追いが激しいお子さんで限界を迎えているお母さん、ぜひ「褒めシャワー」試してみて下さいね。
小学校生活に向けて大きな一歩になるはずです♪
執筆者:山田こはる
(発達科学コミュニケーショントレーナー)


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