夢を諦めない姿を教えられるカップヌードルミュージアムとは?

おはようございます!

昨日から横浜に来て発コミュの仲間たちと
トレーニングをしています。

その一環で訪れたのは

「カップヌードルミュージアム」

 

ここでは日清食品の創始者
安藤百福さん
ラーメン開発にかける思いや
考え方が散りばめられています。

これの何が学びかというのを
自分で見つけて
自分自身に置き換えていくのですが

 

特に私が共感したのは
ラーメン開発にかける諦めない強い思い

世の中のためになることはないか
と探す姿勢

そして、
90歳過ぎても新しい挑戦
し続ける姿です。

ご存じない方のためにお話ししますと
チキンラーメンが
世界初のインスタントラーメンですが

安藤さんは
このラーメンを48歳の時に開発したんです。

20代で時代の流れを掴んで
事業を手広くやって
成功を収めた方です。

ところが1957年、安藤さんが48歳の時
理事長を務めていた信用組合が破綻。

 

安藤さんはすべての財産を失い、
残ったのは大阪府池田市の借家だけでした。

 

「失ったのは財産だけ。
その分、経験が血や肉となって身についた」
と考え、自らを奮い立たせたんです。

闇市のラーメン屋台に並んだ人々の姿と、
日本人が麺類好きであることを思い出し、

“お湯があれば
家庭ですぐ食べられるラーメン”
を作ろうと決意。

無一文の生活から這い上がるため、
長い間あたためてきた
アイデアの実現
へ進みます

 

そして、全くラーメン開発どころか
食品を開発した経験もないところから

48歳から、
道具や材料はすべて自分で探し集め、

1日平均4時間という短い睡眠時間で
丸1年間

たった一人で1日の休みもなく
研究を続けたんです。

 

開発していく中で問題になったのは

保存性簡便性

そこを解決するヒントになったのは
妻が天ぷらを揚げているのを見た時でした。

 

熱い油の中に入れられた小麦粉の衣は、
てんぷら鍋の中で泡を立てながら
水分をはじき出していました。

これにヒントを得て
麺を油で揚げ半年間置いても
変質したり腐敗したりしない保存性を獲得。

加えて簡便性についての問題も、
この製法で解決することがわかりました。

お湯に入れると麺の中の気泡に
お湯が入って麺が柔らかくなったからです。

 

今やどこでも買えて当たり前になった
インスタントラーメンは
世界中で食べられています。

日本では
ちょうど共稼ぎのママたちが増えたり
核家族が増えてきた時代にマッチして

楽に食事の支度ができるという
本当に便利でありがたい
インスタントラーメンがこんなふうにして

一人の人の思いで出来上がったものなんて
感動でした!

夢は幾つになっても諦めなくていい!

 

安藤さんが宇宙食用のヌードル開発の
陣頭指揮を取ったのは
なんと90歳過ぎてから


「人生に遅すぎることはない!」

 

安藤さんの姿を振り返ればその言葉
説得力しかないです。

オリジナルカップヌードルの
制作体験などもあり
夏休みのお出かけにもいいスポットです。

子どもにも未来へ夢を持って
進んでいって欲しいですね。

 

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