愛着障害と発達障害の区別のポイント!

こんばんは!

ここ数日、愛着障害について解説しています。
バックナンバーはこちら。

 
働いてて愛情不足?心配なワーママに知ってほしいこと
 
愛着障害の誤解を解く!
 
愛着障害と発達障害の違いはコレ!
 
発達障害だと思っていたけど、
愛着障害もあるのかな・・・?
と感じている親御さんも
いらっるかもしれません。
 
 
発達の問題があることで、
愛着のトラブルも抱えやすいので
完全な区別は難しいです。
 
 
難しいけれども
区別するための見極めは、
3つの質問で可能です。
 
 

3つの質問とは・・・

 

・いつでも?

 

・どこでも?

・誰にでも?
 
 
ある困った行動について、
3つとも答えがYESなら、
発達の問題である可能性が高いです。
 
 
発達凸凹の脳の問題なら、
本人にはコントロールが難しいのです。
 
どんなに叱られても、
多動は止められないし、
衝動的に動いちゃうし、
集中力は切れちゃうし、
集団活動は苦手・・・
などなど。
 
 
特性を考慮した環境に整えてあったり、
知識や技術のある人が
相手だったりすれば
発達障害の特性も薄まります。
 
 
なので、3つにきれいに当てはまらない、
ということもあります。
 
ですが、基本的に発達障害ならば、
「いつも・どこでも・誰にでも」
そうなのです。
 
 
ところが、愛着障害の場合、
・いつも、ではない
・どこでも、ではない
・誰にでも、ではない
 
 
という特徴が出てくる場合が多いのです。
 
 
何度も言いますが合併している場合は
区別は難しいです。
 
 
愛着障害の代表的な問題行動として
知られているのは
以下のような行動です。
 
 
・嘘や窃盗
・攻撃性
・多動・愛情試し
・物や人への接触の独特さ
・佇まいの独特さ
・自己評価の低さ
 
 

例えば、
多動などは発達障害と重なる特性ですが、

 

・いつでもどこでもなのか?
・限られた場所だけなのか?
 
などが見極めのポイントになります。
 
では、対応の仕方はどうするのか?
これは明日お伝えしますね!
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