子どもの暴言と行き渋りに悩んだママが気づいた「信じて待つ」子育て

感情コントロール
朝から「だまれ!しね!くそ!」と暴言を繰り返し、「学校行かない!」と行き渋りをしていた小学生の男の子。学校でもトラブルが続き、毎日怒鳴り合いになっていた親子が、“正そうとする子育て”をやめ、“信じて待つ関わり”へ変えたことで少しずつ変化が起き始めました。子どもの暴言や行き渋りの悩みの裏にある「苦しさ」と、ADHDタイプの子への関わり方についてお伝えします。

子どもの暴言と行き渋りの毎日に、ママも限界だった

生徒さんのお話です。

 

朝から子どもが思い通りに動いてくれない…。

 

なかなか起きてくれないどころか、

起きた瞬間から

「だまれ!」「しね!」「くそ!」

暴言のオンパレード

 

さらに

「学校行かない!!」と行き渋りの状態が続き、

小学校では立ち歩き授業妨害のトラブルまで起きていました。

 

夜は夜で、

YouTubeを切れずにバトル

お風呂に入るまでにも暴言

 

「早く寝なさい!」
「また明日起きられないよ!」

毎日毎日、怒鳴り合いの悪循環になっていたそうです。

 

このママは、とにかく育てにくさを感じていました。

 

学校からの電話にも疲れ切り、

「どうしたらこの子は変わるんだろう」

と悩み続けていたんです。

 

だけど実は、この子は“理解できない子”ではありませんでした。

落ち着いて話せば、ママの言っていることはちゃんと理解できる。

 

だからこそママは、

「学校では座ろうね」

「朝辛いなら早く寝ようね」

と、一生懸命“正しいこと”を伝え続けていたんです。

 

けれど、

子どもの暴言も、小学校への行き渋りの状態も、

どんどん悪化していきました。

 

ここでママは気づきます。

このやり方、うちの子には合ってないかもしれない

 

その気づきが、

親子が変わり始める最初の一歩になったのです。

 

 

ADHDタイプの子は「できない自分」に苦しんでいる

個別相談の時、

このママはこんな風に話してくれました。

 

「優等生にしたいわけではないんです」

「みんなと同じじゃなくてもいいと思ってる」

「学校も毎日行けなくてもいいと思ってる」

 

だけど、友達関係が心配だった。

見ていてかわいそうになる時があった。

 

だからなんとかしたかったんです。

 

そこでお母さんは、

勇気を持って“日本の常識で育てない”

という選択をしました。

 

ADHDタイプの子は、

自分で自分をコントロールできないことに苦しんでいます。

 

起きないといけない。

学校に行かないといけない。

早く寝ないといけない。

全部わかっている。

 

だけど、わかっているのにできない。

その苦しさが積み重なると、

イライラが増え、

子どもの暴言につながり、

学校での行動コントロールも難しくなっていくんです。

 

 

だから、

正論を重ね続けるほど、

「できない自分」を突きつけられてしまう。

 

すると、

心を閉ざし、

行き渋りの状態が強くなることもあります。

 

そこでママは、

追い打ちをかけることをやめました。

 

理由を問い詰めるより、

心を開くことに集中したんです。

 

学校から電話が来ても、責めない。

 

そして、

「あなたはできない子じゃない」

を少しずつ、少しずつ伝え続けました。

 

すると、

子どもの表情が少しずつ変わり始めたそうです。

 

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子どもの暴言が減ったきっかけは「信じて待つ」だった

そしてある日、

ママの想いが実を結ぶ瞬間が訪れます。

 

その日も、

早く寝かせたい夜でした。

 

今までなら、

「早くしなさい!」

「また朝起きられないよ!」

と急かしていた。

 

だけどその日、

ママは

“信じて待ってみよう”

と思ったそうです。

 

急かさず、

否定せず、

「眠くなったら教えてね^^」

とだけ声をかけて、

そっと見守った。

 

するとお子さんは、

自分でゲームを終わらせ、

自分からベッドへ向かいました。

 

そして翌朝、

スッキリ起きてきたそうです。

 

ママは、

「無駄にイライラしていたんだ、私」

と気づきました。

 

そこから少しずつ、

子どもの暴言が減り、

学校からの電話も減り、

「最近頑張っていますね」

と先生に言われるようになっていきました。

 

ママは、

子どもが困らないように、

学校で苦労しないように、

つい先回りしてしまいます。

 

だけど、

“この子を信じて待つ”

を増やしていった時、

 

子ども自身が

「自分でやってみよう」

と動き始めるんです。

 

“できないを直され続ける”

より、

“自分でできた”

を感じられた時に、

ADHDタイプの子の脳は動き始めます

 

だからこそ、

無理に普通へ合わせるより、

その子に合う関わりへ変えていくことが大切なんです。

 

すると、

親子で怒鳴り合っていた毎日が、

「あれ?今日怒ってない?」

そんな日へ、

少しずつ変わっていくのです。

 

執筆者:梅村やよい
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

 

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