グレーゾーン 対応

発達障害の子どもにしつけは効果なし!お母さんにしてほしいたった1つのこと

更新日:

できないことが多い発達障害の子ども。一生懸命しつけているのによくなるどころか問題行動が増えるばかり…困った行動の原因は?と悩んでいませんか?ここでは私の失敗談を踏まえながら、しつけの落とし穴とお母さんにしてほしい声かけをご紹介します。
 

【目次】

 

1.子どもをしつけてもよくならない…と悩んでいませんか?

 
 
できないことが多い発達障害の子ども。一生懸命しつけているのに、できるようになるどころか反抗的な態度を取ったり問題行動が増えるばかり…
 
 
子どもが問題行動を起こしてばかりで周囲の目も気になり、
 
 
・親のしつけが悪い
 
・親の育て方が悪い
 
・甘やかされて育ったわがままな子
 
 
など、親のしつけの問題と責められているような気がして辛い。ストレスは溜まり、さらに厳しくしつけてしまって逆効果。
 
 
こんな風に悩んでいるお母さんはいませんか?
 
 
お母さんからすれば、「子どものためを思って頑張ってしつけているのに、なんで!?」イライラしますよね。
 
 
実は発達障害の子どもにしつけが効かないのは「しつけの落とし穴」が関係しているんです。
 
 
そして子どもの行動を改善させるためには、しつけではない違う方法を取ることが必要です。
 
 
 
 

2.しつけが発達障害の子どもを「困った子」にする!?

 
 
ここでは「しつけの落とし穴」を説明する前に、まず、私がやらかしてしまった失敗談を紹介したいと思います。
 
 
我が家の息子は発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)の特性を持つグレーゾーンの小1です。先日、息子を連れて万華鏡を作る工作教室に参加してきました。
 
 
会場の中は、息子の興味を引く道具や材料がズラリ。そんな状況の中、息子は私が受付をしている間に1人でウロウロと散策を始めました。
 
 
特に息子の興味を引いたのはシート状の鏡。しかし触ると指紋が付き汚れるため、係の人からも注意を受けてしまいました。
 
 
その後、席に着いてからも次々と机の上の材料に手が伸びる息子。
 
 
私は係の人に注意されたことの焦りもあり「ここにあるものは、壊れやすい物が多いんだよ!勝手に触っちゃダメだよ!」とついきつくしつけてしまいました
 
 
そして、私に厳しく叱られた息子の調子は急降下
 
 
「後どれくらいで始まるの?」とグズグズし出し、作業は超いい加減、道具を乱暴に扱う、説明を無視して作るなど散々な状態に。
 
 
私は「やってしまった!」と後悔の嵐…。
 
 
しかし、私は息子の行動をとがめることはせず、「ちゃんと切れたね!」「貼れたね!」などと、息子のできたことだけをひたすら口に出すようにしました。
 
 
その結果、息子はだんだんやる気を取り戻し、落ち着いて作業をし始めました。そして最後は「万華鏡作るの楽しかったね!」笑顔で終わることができました。
 
 
 
 

3.発達障害の子どものしつけの落とし穴とは?

 
 
やんちゃな子どもを持つお母さんならこんな風に叱ってしまう場面はよくあることだと思います。しかし発達障害の子どもにしつけが効かない理由ははっきりとあるんです。
 
 

◆落とし穴①困った行動は脳の特性からくるもの

 
 
まず1つ目は、発達障害の子どもの困った行動は脳の特性から来るものです。
 
 
先程の例での息子の状態は、
 
 
・いつもと違う場所、慣れない場所での不安
 
・気になるものを見ると触りたくなる衝動性
 
・周りの刺激に敏感で集中したり、注意して行動することが苦手
 
 
など、本人にもコントロールするのが難しい状態だったのです。
 
 
そのため、いくらしつけようと注意をしても、刺激が多くて気持ちも不安定な時にお母さんにきつく叱られると、さらに不安になり効果が出ないのです。
 
 
ですので、材料を触ってしまった息子に私が取るべきだった接し方は、
 
 
「いろんな材料があって面白いね!触るのは始まってからの楽しみにとっておこうね!」
 
 
と、まずは子どもの気持ちに共感して落ち着かせてあげることだったのです。
 
 

◆しつけの落とし穴②否定的な注目で自信をなくす

 
 
2つ目は、しつけは子どもにとって「否定的な注目である」ということです。
 
 
しつける場面って、子どものできていないところを指摘して行動を改善させようとしますよね?
 
 
子どもは自分の行動を否定されると、自信をなくしやる気を失います。その結果、先ほどの息子のように一気にやる気を失ってしまい、問題行動が増えてしまうことになるのです。
 
 
では、発達障害の子どもをしつける代わりに、お母さんにやってほしいこととは何でしょうか?
 
 
 
 

4.お母さんにしてほしいたった1つのこと

 
 
お母さんにしてほしいたった1つのことは、子どものできているところに注目してあげることです。
 
 
先ほどの私の失敗談を見てみると、
 
 
私が息子の行動を叱る
息子はやる気を失い問題行動が増える
 
 
私が息子のできているところをひたすら褒める
息子はやる気を取り戻して落ち着いて作業をし始める
 
 
というように、私が息子のどの行動に注目したかで息子の反応が全く違いますよね。
 
 
つまり、発達障害の子どもによい行動をとって欲しかったら、できていないところに注目してしつけるのではなく、できているところに注目して褒めてあげればいいのです!
 
 
褒めると言っても、特別なことではなく子どもがやっていることをそのまま口にすればいいだけです。
 
 
「ちゃんと起きれたね」
 
「歯磨きできたね」
 
「ご飯食べれたね」
 
 
こんな風に今まではできて当たり前だと思っていた子どもの行動をしっかり認めてあげるだけでいいんです。
 
 
行動を認めてもらうことで、子どもに自信がつき、自分で考えて行動できるようになっていくんです。
 
 
いかがでしたか?発達障害の子どもの行動を改善させるのは、しつけではなく、お母さんの肯定的な注目です。
 
 
できているところにたくさん注目して、発達障害の子どもをぐんぐん成長させてあげてくださいね!
 
 
 
 
執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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