不登校、登校しぶりが長期化してくると、お母さんも心が疲れてきませんか?親の自己肯定感が低いと、子どもに自信をつけるのは難しいと言われています。子どもに自信をつけるために、お母さんが自分を甘やかす、セルフメンテナンスの方法を紹介します! |
【目次】
1.お母さんが疲れ切っていると、発達障害の子どもの自己肯定感はあがらない?
子どもが長期間不登校になったり、毎日登校渋りがひどいと、ネガティブな考えになっていませんか?
「今朝も、気持ち悪いって言って泣くんじゃないだろうか」
と不安になったり。
「やっぱり今日も学校にいかないだろう」
と気分が沈んだりしますよね。
そして、一日中子どものことで悩んでしまい、ネガティブな考えが頭から離れない状態になっていませんか?
自分のことはすべて後回し!最近楽しいと思ったことがない。もしこの状態でしたら、自分を見つめなおすタイミングかもしれません。
お母さんの気持ちがストレスで満ちて、自己否定や怒りの気持ちでいっぱいになると、子どもはそれを感じ取り、一緒にストレスを深めていきます。
お母さんの自己肯定感が低いと、子どもの自己肯定感をあげづらいと言われています。
お母さんが作り物でない本当の笑顔で過ごし、子どもの未来を信じて褒めることができると、子どもに元気を注入することができます。
私も、子どもの行き渋りでかなり悩んだ保護者の一人です。
ネガティブな気持ちでいっぱいになって、暇な時間になると、うまくいかない現状を思い出しては、おちこんでいました。
そして、子どもに悩んでいる顔をみせている間は、残念なほど何をやってもうまくいきませんでした。
「今はこれでいいか」と少し開き直った感じでいられるようになって、子どもに笑顔を向ける余裕がでてくると、子どもの落ち込みも改善していきました。
子どものわずかな変化をお母さんが本当に喜んで、認めることができると、子どもの心も少しずつ満たされていきます。
子どもに自信をつけて、元気になってもらうために、まずは自分を元気にしませんか?
2.自分を甘やかす、セルフメンテナンスの時間をとりましょう!
今の生活で、自分の好きなことを楽しむことができていますか?
「忙しい!時間がもったいない!早く楽になりたいから頑張らなくちゃ」
自分に楽しむ時間を許すことができず、気持ちがパツンパツンに、限界になっていませんか?
本当はもう十分頑張ったので、これ以上頑張らなくて大丈夫なんです。
今、必要なことは、「自分を甘やかすこと」です。
取り組んで欲しいのはこちら‼︎
「意識的に時間をつくって、自分がほっとしたり、気分の良くなることをやってみる」
一日にわずかでいいので、自分が心地よくなる「セルフメンテナンスの時間」をつくってみてください。
・買い物にでかけて、服を選ぶ
・好きな歌手のコンサート、スポーツ観戦に行く
まとまった時間を作ることは難しいときは、少しの時間でもいいので、ほっとしたり、気分がよくなることをしたりする時間を作ります。
・好きなコーヒーを飲む
・好きな音楽を聴く
・本を読む
・お風呂に好きな香りのバスボムを入れる
・好きなアロマオイルを使う
オレンジスイートの香りは気分を高めてくれますよ♪
そしてその時間は、「おいしいな♪」「いい匂いだな~」と好きなことをあじわってください。
せっかくのコーヒーの時間なのに、「今日は学校にいけなかった…」と落ち込んだ時間として費やすと、あまり良い効果はありません。
気持ちを切り替えたいのに切り替えられないと、さらに落ち込みそうなときもあります。
わきでるネガティブな思考を自分でおさえることは難しいものです。
いやな気持ちを抑えられないときは、できない自分をさらに否定するのはやめましょう!「今できなくても、大丈夫だよ」と自分にOKを出すことをお勧めします。
ネガティブな感情は否定したり無視したりすると、逆に大きくなります。分かってあげると気持ちは沈下します。
そして、好きな音楽をかけたり、youtubeをみたり、他のことに意識を向けて、気分を切り替えましょう。
まず、自分がほっとする、いい気分でいられる時間を意識的につくることが大切です。自分の心を満たすことで、今起きていることを肯定的にとらえる思考が戻ってきます。
お母さんの本物の笑顔での会話は、子どもの心をいやし、自信をつけていく力があります。
子どもの良い面、良い変化とらえて、もっと笑顔で前向きに過ごせるようになりたい!と思ったら、ぜひこちらもお読みくださいね。
発達障害の子どもを育てていると、本当にいろいろなことがおきます。自分の予想を超えるトラブルに繰り返しぶつかって、お母さんの心もついには元気がなくなってしまうこともありますね。
でも、変わるために、<パステル総研>に情報を調べにきているお母さんは本当に頑張っています!
今は、頑張ることより、自分を甘やかすセルフメンテナンスを習慣にしてください。自分の気持ちを整え、本当の笑顔を取り戻しましょう!
執筆者:森富ゆか
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)