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将来の夢がない子どもは伸びない!パステルキッズの将来の夢の見つけ方とは

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お子さんに将来の夢を聞いてみたことはありますか?将来の夢がないと子どもに言われたら心配になりますよね。子どもと夢や目標について話してみませんか。子どもの夢の見つけ方について解説します。
 

【目次】

 

1.発達障害の子どもこそ、将来の夢を見つけてほしい理由

 
 
私は、発達障害・グレーゾーンの子どもたちにこそ、将来の夢をたくさん見つけてほしいと思っています。
 
 
どうしてかというと、「コレがしたい!」と強く思えることは、子どもの発達にとって、とても重要なポイントだからです。
 
 
脳の発達に必要なものは、酸素、グルコース(糖)、そして経験やコミュニケーションです。酸素やグルコースが不足することは今の日本では考えにくいですよね。
 
 
子どもの発達をより伸ばしたいのなら、より多くの経験と良質なコミュニケーションが不可欠になります。
 
 
子どもに、「将来の夢は?」と聞いて、答えが返ってくるというのは、この観点からとても大切なポイントです。
 
 
 
 
「将来はこうなりたい」というポジティブなイメージがあり、それが「自分にできる!」という自信があるからこそ、人間は行動するのです。
 
 
行動しなければ経験することはできません。子どもの発達を加速させるためには、子どもにより多くのことに興味を持たせ、「できる!」という自信と具体的な夢を持たせ、実際にチャレンジできる環境を整える必要があるのです。
 
 
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2.子どもが夢を語りだす3つの条件とは

 
 
「将来はどんなことがしたい?」と聞いたとき、答えが返ってこない・・・少し心配ですよね。
 
 
何かしたいことがあっても、「どうせ自分には無理だし…」と自信が持てなければ行動にはつながりません。
 
 
またチャレンジしたい気持ちはあっても、普段から親子関係がスムーズでなければ、「どうせお母さんに言っても反対される」と話してくれないかもしれません。
 
 
もしかしたら「何かしたい」と思えないほど自信を失っているかもしれません。
 
 
 
 
将来についてお母さんに語れるということは、
 
 
①職業の内容を一部でも理解している。
 
②どんな話でもできる親子の信頼関係がある。
 
③自分がなれる!という自信を持っている。
 
 
という3つの条件がそろっているということなんです。
 
 
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3.幼児向け!将来の夢の見つけ方

 
 
子どもが将来の夢を語る3つの条件をお伝えしました。特に幼児は、このうちの「①職業の内容を一部でも理解している」が難しい場合があります。
 
 
実は、2年前まで私の息子は全く「将来の夢」を答えられない状態でした。
 
 
当時、息子は幼稚園の年少さん。
 
 
幼稚園のお誕生会でも、先生に「将来は何になりたい?」と聞かれますが、答えられず「…」。
 
 
どうして答えられないんだろう? 緊張しているのかな? と思っていたのですが、他の質問はすらすら答える息子を見て、「質問の意味が分かってないんだ!」と気づいたのです。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもたちは、目に見えないもの、経験したことがないことを想像することが苦手です。
 
 
「将来の夢」 ってとても漠然として抽象的ですよね。
 
 
「将来」って何?
「夢」って何?
「お仕事」って何?
 
 
見てもないし、体験してもいないのでイメージするしかありません。
 
 
このように、「将来の夢」が理解できていない、低年齢のお子さんへの対応は、とにかくいろいろなことを体験させることが大切です。
 
 
 
 
最近は職業体験の施設としてキッザニアが大人気です。もちろんこういった施設を利用するのもおすすめなのですが、そもそも将来の夢が分かっていない子に「自分でその仕事をやってみる」というのは少しハードルが高いように思います。
 
 
実際にその仕事をやってみる前に、「仕事を知る」ということがポイントになります。
 
 
例えば、電車に乗っているときに運転手さんに注目させる。「すごい!運転手さんがいるから電車が動くんだね」など、ポジティブな声かけで教えてあげてください。
 
 
子どもはみんな知的好奇心にあふれています。「そうか!運転手さんがいるから電車でおでかけできるんだ!」と興味を持ってくれるはずです。
 
 
私の息子は乗り物が大好きだったので、いろいろな乗り物に乗って、乗り物にかかわるお仕事から注目させてみました。
 
 
・電車の運転士さん
・みどりの窓口の方
・駅構内のコンビニの店員さん
・新幹線の車内販売のお姉さん
・車内清掃のおばさん
・車掌さん
・飛行機のパイロットさん
・キャビンアテンダントさん
・タクシーの運転手さん
・バスの運転手さん
・整備員さん
 
 
など、乗り物だけでもたくさんの職業を知ることができました。
 
 
結局のところ、息子が初めて語った将来の夢は、「おめめの病院の看護師さん」。眼科健診で視力測定をしてくださった視能訓練士さんにあこがれたのです。
 
 
乗り物が好きだから乗り物関連の職業なら分かりやすいかな?と思っていた私のねらいは外れてしまいましたが(笑)、仕事をする人に着目する習慣がついていたのか、子どもの体験をベースにするのは当たりました!
 
 

4.将来の夢が語れない子は「今」を充実させる!

 
 
特に注意したいのが、親子関係がよくなかったり、子どもに自信がなかったりして「将来の夢がない」と答えてしまうお子さんです。
 
 
将来の夢を聞いたときに、答えることを面倒くさそうにしてたり、話をはぐらかしたりする子。
 
 
「大人になるなんて嫌だ」や「どうせ無理だし…」などの否定的な言葉が出る子。
 
 
こういったお子さんはすぐに対応してください!
 
 
「どうせ無理!」と行動に移さない状態が続くと、経験することができないので脳の発達は停滞してしまいます。行動しないのは、自分の行動に自信がなく不安だからです。失った自信を取り戻して、行動させるためにはお母さんの声かけがとても重要です!
 
 
まずは自信を回復させるためにどんな小さなことでもしっかりと褒めてください。
 
 
褒めると言っても「すごいね!」と言う必要はないんです。ただ子どもの行動を言葉にするだけで子どもは自分の行動を認めてもらっていると感じることができ、安心して自信を持って行動できるようになります。
 
 
「ご飯、たくさん食べたね!」
「お着換えしたんだね!」
「靴、そろえたんだ!」
 
 
こんな風に、当たり前の行動でもお母さんが「今後も継続してほしい」と思う行動には、積極的に声をかけてください。
 
 
お母さんの褒め言葉や肯定の声かけが親子関係を修復して、失った自信を回復させるのです。自信がしっかりつけば子どもが自分で行動することが増え経験が増え、発達は加速していきます。
 
 
将来の夢には直接つながらないんじゃない?と思われるかもしれませんが、今がうまくいっていないのに将来のことなんて考えられません。
 
 
特に発達障害・グレーゾーンの子どもたちは「今」を生きてますから、将来のことなんて言われてもピンと来なくて当たり前です。
 
 
だからこそ、今をしっかり充実させる!
 
 
今こんなに楽しいんだから、明日もきっと楽しいはず!
 
 
どうやったら明日がもっと楽しくなるかな? という考え方で、少しずつ将来をポジティブにイメージさせていくのです。
 
 
 
 
子どもに将来の夢を語ってほしいなら、まず「今子どもは毎日楽しく過ごせているのか?」という視点を忘れないでくださいね!
 
 
これから始まる夏休み。例年よりも短い学校がほとんどだと思いますが、子どもが自由に使える時間が増えます。
 
 
ぜひ、子どもの自信をしっかり育て、いろいろなお仕事を知る機会を作ってくださいね!
 
 
子どもの自信の作り方については、こちらの記事でも解説しています。ぜひ併せてお読みくださいね。
 
 
 
 
 
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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