子どもが突然どもり出す!子どもの話し方が気になるお母さんが吃音を治す方法とは?

 

突然子どもがどもるような話し方をしたらどうしますか?ビックリしますよね。しかし、その時の対応方法によってはその症状を悪化させてしまうことがあります。そうならないためにも、幼児期の子どものお母さんに知っていて欲しいことがあります!
 

【目次】

1.「吃音」を知っていますか?

 
 
「吃音」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。または「どもる」ともいいます。
 
 
簡単にいうと言葉がつまったり出てこなかったりする状態のことをいいます。
 
 
この吃音ですが、子どもでは20人に1人、成人では100人に1人が吃音を持っているという統計が出ており、実は非常に身近な症状です。
 
 
吃音は発達性吃音と獲得性吃音の2つに分類されます。
 
 
発達性吃音は幼児期(2~5歳)に発症する場合がほとんど(小学生になってから発症することもあります)で、獲得性吃音は大人になってから発症することが多いです。
 
 
今回は幼児期の吃音・発達性吃音についてお話をしていきます。
 
 
吃音と言われてもどのような話し方を吃音というのか知っているでしょうか?
 
 
 
 
例えば、
 
 
・「か、か、からす」、「から、から、からあげ」と音のくりかえし(連発)
 
 
・ 「かーーらす」、「ぼーくね」と引き伸ばし(伸発)
 
 
・「・・・からす」、「ぼ・・・く」と、ことばを出せずに間があいてしまう(難発、ブロック)
 
 
などの話し方の特徴があります。
 
 
(発話の流暢性『滑らかさ・リズミカルな流れ』を乱す話し方を世界でも吃音と定義しています 『 ICD-10:国際疾病分類, WHO』)。
 
 
突然、このような話し方になった時は、最初は一生懸命に話しているのかな?と思ってしまいます。
 
 
力を入れて話している子どもの姿を見ると、ついつい親はアドバイスと思って言ってしまいがちな言葉があります。
 
 
「もっと力を抜いて」
 
 
「もっとゆっくり話してみて」
 
 
「落ち着いて」
 
 
などと言ってしまいます。
 
 
しかし、この良かれと思って言った言葉が、実は子どもにとっては全て「逆効果」になるのです!
 
 

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2.吃音を悪化させないための事前知識を知っておこう!

 
 
吃音かもしれないと思った時に、お母さんに知っていて欲しいことがいくつかあります。
 
 
・話し始めのことばが出にくいことが多い
 
・言いやすいことばと言いにくい言葉がある
 
・調子が良い時と悪い時があり、話す場面でも変わる
 
 
吃音はたくさん出る時と出ない時の波があります。
 
 
しばらく吃音が減っていると、良くなったのかな?これで落ち着いていくのかな?と期待してしまいますが、吃音症状が改善するまでには約3年程かかるというデータも出ています。
 
 
また個人差もあり必ず3年で治るともいえないのが現状です。
 
 
また、どうしたら吃音が出ないようになるか?と熱心なお母さんほど、一生懸命次々に対策を練り出そうとします。
 
 
吃音時期が長くなるにつれ、お母さんの声かけもどんどん具体的になっていきます。
 
 
「『え〜っと』って先に言ってごらん」
 
「頭の中で先に考えてから話してごらん」
 
「口をもっと大きく動かして話してごらん」
 
「お腹に力を入れて話してごらん」
 
「腕を振りながら話すといいよ」
 
 
など言ってしまいます。
 
 
しかし、幼児期のお子さんの場合、初めはほとんど吃音に気づいていないのです!
 
 
 
 
吃音が悪化していくと、徐々に「なんか話しづらいな」と思うことはあっても、吃音が出ないように工夫しようと思うことはありません。
 
 
なぜならば、吃音を抑えよう、隠そうとする意識や偏見がないからです。
 
 
偏見を持たせるのは周囲の大人の対応です。
 
 
大人は親切心で工夫を教えますが、吃音が出るたびに吃音が出ないようなアドバイスが繰り返されるので、子どもは無意識のうちに、
 
 
「吃音は出ない方がいいんだ」
 
 
「吃音は恥ずかしいことなんだ」
 
 
「吃音は隠さなきゃいけないんだ」
 
 
吃音に対する偏見を持つようになります。
 
 
すると吃音が出てしまった時だけではなく、吃音が出そうな時ですら罪悪感に襲われるようになります。
 
 
そうなると吃音の負のスパイラルです。吃音が出るたびに罪悪感が増え、何か話そうとする度に吃音がでて逃れられない状態に悪化していきます。
 
 
悪化すればするほど、さまざまな工夫に挑戦し、あの手この手を使い果たした時、吃音を抑えることはできない、という無力感に襲われます。
 
 
そこまで進むと、とうとう話すことを嫌がったり、人に会うことも嫌がるようにな二次障害を発症します。
 
 
吃音は言語障害なのですが、言葉を治そうと真正面から取り扱うと悪化する、という難しいものなのです。
 
 

3.娘の味方である大人さえも対応が分からず、娘が困惑…。

 
 
我が家の長女は3歳過ぎから吃音を発症しました。私は基本的な対応を知っていたので、娘の吃音が出てもスルーして対応していました。
 
 
しかし、他の大人の干渉を止めることはなかなか難しかったのです。
 
 
保育園の先生は、娘の吃音がひどくてなかなか話が進まないと、「大丈夫。落ち着いて。ゆっくり話してごらん」とつい言ってしまいます。
 
 
担任の先生には対応をお伝えしていましたが、時間ごとに先生方が変わる保育園だったので、対応を徹底していただくのは難しい状況でした。
 
 
一番難しかったのは、実は夫でした。
 
 
悪気はないのですが、
 
 
「なに?ちゃんと話してごらん。」
 
「もう一回ゆっくり言ってみて」
 
 
と夫は無意識で言っていました。
 
 
吃音に対する基本的な対応は理解しているのですが、 吃音がひどいとどうしても話し方の方に気が向いてしまうようでした。
 
 
初めは気にしていなかった娘も、言い直しを求められると、 思考が停止するかのように凍りついたような無表情な顔になり、話を続けなくなっていました。
 
 
 
 
しかし、お母さんが対応の仕方を変えることでこの状況から抜け出すことができるのです!
 
 
次はその対応方法についてお伝えしていきます。
 
 

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4.吃音っ子が話し出す!お母さんが子どもの吃音を治すためにできることとは?!

 
 
お母さんが吃音をお家で治す方法の一番の近道は「お母さんがコミュニケーション上手になること!」です。
 
 
吃音は上手に無視(スルー)してお母さんは話をシッカリと聞いてあげます。
 
 
そしてどんな内容でも共感してあげることがポイントです!
 
 
お母さん自身も何か面白いことがあって、人にそれを伝えたい時、相手が面白がって共感してくれるリアクションを期待しますよね?
 
 
それと同じことを子どもにも体験させてあげて欲しいのです。
 
 
子どもが期待しているリアクションをお母さんがとってあげる、それだけです。
 
 
吃音が出て、たどたどしくても、苦しそうに見えても、子どもはそんなことよりお母さんに話したい気持ちでいっぱいです。
 
 
面白かったこと、ふと思ったこと、とってもくだらないことでも、子どもにとっては全部お母さんに共感してほしいことです。
 
 
どんなに呼吸が苦しそうでも、話の先が分かっていても、言い終えたら「本当だ。かわいいね〜。」笑顔で共感します。
 
 
幼児の吃音は、お母さんが聞き上手になって、
 
 
「おしゃべりって楽しい」
 
「気持ちが通じると嬉しい」
 
 
コミュニケーションをとることの喜びや楽しさをたくさん経験しておく土台作りが何よりも大切です。
 
 
幼児期の子どもの世界はまだ狭く、お母さんとの関係が与える影響が非常に大きい時期です。
 
 
 
 
園の先生やお父さん、親戚の人からの悪影響があっても、ママとのコミュニケーションが良好なものであれば、吃音に対する偏見は定着せず乗り越えられます。
 
 
これはお母さんにしかできない秘策です。吃音の専門家である言語聴覚士にもできません。
 
 
お母さんがコミュニケーション上手になって子どもの心を満たすと吃音は改善していきます。
 
 
私は、正直これについて半信半疑でした。何かもっと手っ取り早くできることはないの?と調べまくっていました。
 
 
しかし、実践してみて痛感しています。お母さんの影響力の大きさを!そしてすることよりもしないことの影響力の大きさも!
 
 
そんな日々送っていたら、娘は5歳1ヶ月の頃からまったく吃音は出なくなりました。
 
 
周囲の人に何を言われても、お母さんが子育ての軸を持って、自信を持って子どもに接すれば必ず良い方向に向かいますよ!
 
 
 
 
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執筆者:おざわ つきこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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