母子分離不安症の子どもに自信をつける!お母さんの”褒めポイント”とは?

 

母子分離不安症の子どもの困りごとは、子どもに自信をつけることが一番の解決策!叱ってばかりのお母さんはどうやって自信をつけるのか分からないという人もいるでしょう。今回はそんなお母さんの視点を変えるコツをお伝えします。
 

【目次】

1.叱る子育てをすると状況が悪化しました…

 
 
私の息子は幼い頃から不安感が強く、お母さんから離れることがなかなかできませんでした。
 
 
1歳から通っていた保育園は年長になるまでほぼ毎日泣いて登園。小学校に入学してからもたびたび登校しぶりをしていました。
 
 
うまくいかない子育てに「私の育て方が悪かったから」と、どんどん自分を責めていきました。
 
 
だから、なんとかしなきゃと思えば思うほど息子にきつく当たるようなっていきました。
 
 
息子の顔を見るなり
 
 
「あれしなさい!」
 
「これやりなさい!!」
 
 
指示を出しては叱るの繰り返し。
 
 
 
 
笑顔の子育てとは程遠い毎日を送り、その結果、息子が小学校4年生の時、母子分離不安障害になりました。
 
 
そして先の見えない母子登校生活が始まり、不登校にもなりました。
 
 
わが子が何に不安を感じ、お母さんから離れることができなかったのか、当時の私には全く分かりませんでした。
 
 
母子分離不安の子どもはどういうところに不安を感じ、落ち着かない日々を送っているのでしょうか?
 
 
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2.まだ起きていない先のことに不安を感じる母子分離不安の子ども

 
 
不安が強い母子分離不安の子どもは周りの人や環境に敏感に反応します。
 
 
まだ起こっていないことを心配したり、初めてのコト、初めての人、初めての場所などが苦手なことがあります。
 
 
空気を読めないことと気にしないことは別で、空気が読めないから、気にし過ぎて神経をすり減らしています。
 
 
気にしているのに分からないから気持ちがどんどん疲れてしまい、ストレスがかかりやすく変化にとても弱いのです。
 
 
そして、大好きなお母さんがいなくならないか、いつも不安になって何度も何度も確認してしまいます。
 
 
 
 
お母さんにとっては「ママがいなくなるなんて、ありえないでしょ!」って思うかもしれませんが、不安が強い子どもは本気でそう思っており不安でいっぱいです。
 
 
親から見ると「そんなこと?」と思うことが、子どもにとっては世界がひっくり返るほど大事だったりするのです。
 
 
母子分離不安の子どもはそのような心境の中で生活をしています。
 
 
想像しただけでも疲れてしまいますよね…。
 
 
では、どのようにして子どもの不安を取り除いていったらいいのでしょうか?
 
 
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3.大好きなお母さんが褒めると自信がつきます!

 
 
一番大事なことは子どもに自信を持ってもらうことです。
 
 
今までのように叱ることを繰り返していても、子どもには永遠に自信がつかないのは想像できると思います。
 
 
今までの子育ての常識を壊して「命令しない!怒らない!しつけない!」から、「褒める!認める!肯定する!!」というやり方にしていきましょう。
 
 
今までいくら叱ってもなかなかうまくいかない…。
 
どれだけ命令しても聞く耳すら持ってくれない…。
 
 
と思ったお母さんこそ、先ずは「褒める・認める・肯定する」ということを徹底的にしていきましょう。
 
 
褒めるところがないと悩まれるお母さんもいると思いますが、褒めるには少しテクニックが必要なので、どういうところを褒めたらいいのかそのコツを掴んで欲しいと思います。
 
 
「できたねー!」
 
「すごいね!」
 
 
結果を待つ褒め方ではなく行動の途中を褒めるようにしていくと実はたくさん褒めるところがあります。
 
 
子どもが遊んでいたり、テレビを観ていたら、その行動に興味を示して、
 
 
「そうなんだぁ~知らなかったよ!」
 
「何ができたの~?」
 
「何を描いてるの~?」
 
 
などの声かけをすると褒めることになります。
 
 
 
 
子どもがその声かけの後に、今していることの説明をしてくれたら、会話も弾み大成功の褒めになりますね!
 
 
子どもが説明をしてくれる時はお母さんは笑顔で「うんうん、それで!」と聞いてあげてくださいね。
 
 
または、ありのままの子どもの姿を認める声かけもあります。
 
 
別名、実況中継をすると言います。
 
 
「ごはん食べてるね~」
 
「手を洗ったね~」
 
「着替えをしているね」
 
 
これはありのままを口に出して言うだけなので、特別なことは何も言わなくて大丈夫です。子どもの姿が目に付いたら、その都度声をかけていきましょう!
 
 
他にも言葉がなくても褒めることはできます!
 
 
スキンシップでギュッとしたり、ハイタッチをする。
 
 
ジャスチャーでにっこりうなづいたり、親指を立てて「グッジョブ」とサインを出すなども言葉はなくても褒めるということになります。
 
 
何も褒める言葉が思いつかない時にジェスチャーを使うと便利です。
 
 
いずれも直ぐに取り入れやすいので先ずはお母さんが簡単にできそうなものからやってみてくださいね!
 
 
不安でお母さんといつも一緒にいる子どももたくさん褒めてもらえると、少しずつ自分に自信がつき離れても行動できるようになっていきます。
 
出し惜しみすることなくたくさん褒めていきましょう!
 
 
 
 
 
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執筆者:いたがきひまり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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