困りごとはあるけれど、やろうと思えばなんとかできてしまう発達障害グレーゾーンの子どもたち。私たちが思う以上に頑張っていてSOSを出しているかもしれません。今すぐママの声かけと対応で子どもの笑顔を増やしませんか?
【目次】
1.発達障害グレーゾーンの子の辛さご存じですか?
2.お子さんからのSOS、キャッチできていますか?
3. 今すぐ脳育てをはじめましょう!
1.発達障害グレーゾーンの子の辛さご存じですか?
発達障害の診断名はつかないけれど、
・日常での困りごとがある
・場面によって困りごとがでてくる
・家と外でみせる顔がちがう
など発達障害グレーゾーンのお子さん。
また、
・少し気になるけどなんとかできてしまう
・学校生活でなんとかこなしてしまう
ホワイトに近いグレーゾーンのお子さん。
やろうと思えばできてしまう子どもたちは、学校やママから
「やればできるよね?」
「この間はできたでしょ?」
「やる気を出しなさい!」
と根性論のようなお叱りを受けてしまいます。
周りからはできているように見えても、自分では苦手も多く、辛い気持ちを抱えながら「何とかやりこなしている」ギリギリの状態なのです。
さらに発達障害グレーゾーンのお子さんは完璧主義や真面目な子が多く、うまく対応できていない、やりこなせない!と自分を責めてしまっているのです。
2. お子さんからのSOS、キャッチできていますか?
このように、子どもたちは当たり前にできること、みんなと同じでいること。を求められる中で生活しています。
癇癪、行きしぶり、家ではダラダラ…
これ、全て子どもたちからのSOSなのです。
このようなお子さんからのSOSを見逃してしまうと、繊細で傷つきやすいので、こだわりが強くなったり、感覚過敏になることがあります。
外に出ることが嫌になり、家にいたいよーと、引きこもりになったりもします。
日本の教育は個性を大切に、とか一人一人を尊重して…というモットーを掲げていますがまだまだ平均・横並びが重要視されているのが現状です。
そんな中で誰よりも頑張っている子どもたち。だからこそ、お母さんには子どもたちの頑張りを一番に認め、SOSに対応する存在でいてほしいのです!
では、子どもたちからのSOSに対応するにはどうしたらいいのでしょうか。
3. 今すぐ脳育てをはじめましょう!
子どもたちのSOSに対応するためには、子どもの脳を育てることしかありません。
脳を育てるって、なんだか難しそう、って感じますよね?
お子さんの脳を育てるにはズバリ!お母さんの声かけと対応を変えることなんです!
毎日一緒にいるお母さんだから、子どもに話しかける言葉や対応を変えていくことが子どもの脳を育てることにつながります。
ただし、ここで重要になってくるのが、お子さんのタイプに合った声かけをしていくことです。
特性は1人1人が違うように、お子さんの悩みもグラデーションのように重なりあっています。
私はこれまで350人以上のお子さんを見てきて、お子さんのタイプは5つに分かれると思っています。
・メンタルに課題がある
・行動面に課題がある
・コミュニケーションに課題がある
・感情面に課題がある
・集団適応や学習に課題がある
これらのタイプに合った声かけを学び、お母さんの「言葉」でおうち環境を整えてお子さんの困りごとを解決してあげられる1番の理解者になってみませんか?
▼一緒に子育てをアップデートしていきましょう▼
発達グレーっ子の対応が分かる!
執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)