薬との付き合い方を伝えながら、好きや得意で日本を元気にする子どもたちを増やしたい!

薬を飲むと状態が落ち着くので、”あぁ良かった”と思いがちですが、それは本当の解決ではありません。薬以外の方法で根本的に困り事を解決するコツと癇癪持ちが秘めている可能性を薬剤師としても働くトレーナーの堀井さんへ詳しく聞いてきました。 
 

【目次】

 

1. 薬を飲んでも解決しない!

 
 
パステルっ子を育ててる中でよく聞く話として、「診察して、納得しないうちに薬を処方されてしまう」 など薬で悩まれるお母さんは少なくないと思います。
 
 
「飲んでも症状が変わらない…」と思う方もいれば、「飲んで調子が落ち着くんです」と感じられる方もいらっしゃるように、薬に関しては十人十色で様々な意見や様々な処方をされた経緯を皆さんお持ちではないでしょうか?
 
  
 発達科学コミュニケーション(以下、発コミュ)トレーナーの堀井則子さんは薬剤師でもあります。
 
 
 
  
 第3回目となる今回のインタビュー記事では、薬のプロでもある彼女の視点から発達障害による投薬に対する考え方のポイントを聞いてみました。
 
  
 前回までの記事はこちらをご覧ください。
 
  
 
  
 
 

2.安全で無害そして確実に子ども達を成長させるには?

 
 

ーーー発達障害と言うと薬で悩むママも多いですが、薬剤師の立場から率直にどう思われますか?

 
 
「今、発達障害の中でも、ADHD やASD 、LDとかいろいろあると思うんですけど、直接的に作用するお薬っていうのは、やっぱりADHDのお薬だけなんですね。
 
その他は向精神病薬と抗うつ薬、抗不安薬を処方されている場合がほとんどだと思うんです。
 
ただ、どれも対処療法ですね。特に私の息子も少なからずグレーゾーンといえ、ADHD気質があるので、お母さん方の気持ちは少なからず分かります。
 
けれども、どんなお薬もやっぱりリスク&ベネフィットなんで、必ず副作用のない薬ってないんです。
 
そういう意味でリスクより効果の方が勝った場合はもちろん使用した方が良いと思っています。
 
その逆も然りだと思うので、知っておいてほしいのは、薬を飲めば解決するっていうことではないっていうことですね。
 
やっぱり本人や周りがあまりにも辛い症状で困ってるって言うので、一時的にそれを緩和していくために薬が必要な場合もあるとは思います。
 
ここはガイドラインでも言われてますけど、行動療法や心理学的・社会的・治療支援、あと学校などの連携による環境調整を並行して行うこと。
 
 いつも吉野先生が言われてるように発コミュの基本である脳を成長させていくってことがとても大事だと思っています。
 
薬は飲んでいる時はよくなるけど、飲まなくなればそれで終わりますので。
 
脳を成長させていくことは、子ども時代は特に重要です!そこで成長させることはずっと継続していくことなので、大事にしてほしいなと思っています。」
 
  

ーーー薬じゃなくて発コミュとかを使っていく効果や可能性をどのように感じてますか?

 
  
「私個人の意見ではありますけれども、安全で無害、そして確実に子どもたちを成長させる手段としてはこれ以上ない方法だと思っています。
 
今、大人や子どもも精神的にダメージを負う方が増えてきてると思います。
 
小さい頃に厳しく躾けられたりとか間違った対応をされて、心に傷を持ったまま大人になり、お薬を頼られる方もいらっしゃるんですね。
 
だからこそやっぱり子ども時代に発コミュ式子育てを皆さんに取り入れていただきたい
 
自分に自信を持った子どもがやっぱり生き生きと成長してくれる事を心から望んでいます。
 
だから最初から思ってますけども、『子育てといえば発コミュ』と言われるように広げていきたいです」
 
  

ーーー薬を極度に怖がらずに済む、悩まずに済むためにどんなことをすればいいでしょうか?

 
 
聞いておくことですね。

やっぱり一番はこれを飲めばどういう効果が得られるって言うのをお母さんがしっかり理解しておくのも大事です。

  
どういったことが起こり得るのか、それが薬による副作用なのか、っていうところを判断するために聞いておくことです。
 
未だに先生も『はい、じゃぁ薬出しときますね』とおっしゃる先生も多いとまでは言わないでもいると思うんですよね。
 
だからそこでしっかり疑問点をなくせるように、質問した方がいいです!
 
この薬を飲めば絶対じゃないけどどういう効果が得られるのか。それに対してどういう副作用があるのかを最低でもしっかりお母さんが理解しておくっていうところが大事だと思います。
 
しっかり説明してくれないドクターなら、セカンドオピニオンで他のお医者さんにかかるのもアリだと思いますね。
 
こういう薬って飲んですぐ効果が出る場合とそうじゃない場合があるので、その後の事は担当医の先生と相談しながらっていうところだと思うんです。
 
十分納得できる先生のもとで処方してもらった方がいいのかなっていうふうに思います。これも信頼関係ですよね。」
 
 
 
  
 

3. 薬がもたらす脳の成長するポイントを見逃すな!

 
 
医師との信頼関係の重要性、そして風邪薬を長期的に継続して飲む人がいないようにあくまでも投薬は対症療法であることをここまでお聞きしてきました。
 
 
薬を飲むだけでは根本的な問題の解決へ直接つながらない!だから日常的にずっと常用するものではないところが一般的な風邪薬などとの大きな違いになるかと思います。
 
 
そこをしっかり把握した上で、投薬と発コミュが持つ可能性や上手く脳を伸ばしていくために重要なことを教えてもらいました。
 
 

ーーー薬も絶対によくない!っていうわけではないですもんね。

 
「そうですね。
 
私も完全に薬がダメとは思わないんですし、本当に困ってる時に服用する事でお子さん自身もそれでストレスとかの負担が減ると思うんですよ。
 
その時こそ脳が成長するポイントになると思うんですね。 
 
ワーってなってる時って脳が成長できないので、飲んじゃってるし…って不安がるんじゃなくて、その時こそ脳を成長させるんだっていう思いで飲んでいただけるといいかなっていう風に思います」
 
 

ーーー落ち着かせたらその時間で何をするのか?そのための薬だと分かっていれば、むやみに怖がる必要もないですよね。

 
 
 「そう思います。その怖がりすぎてもダメだし、逆に頼りすぎてもダメだし。
 
SNSなどを見てると、やめちゃったらすごく荒れちゃった、やっぱりないとダメなんだ!とかいうような意見を見るんですけど、いやそうじゃなくって…と伝えたいですね。
 
薬はよくない、やめないといけないと思ってるお母さんが多いんじゃないかなと思うんですけど、そこをうまく使ってもらいたいっていうところはありますね」
 
 

◆ポイント解説

 
 
風邪薬であれば、”抗生剤は最後まで飲み切って下さい”、”咳の薬は落ち着いたらやめていいです”など当たり前に知ってるようなことでも、発達障害の薬になると知らないケースも多いのではないでしょうか?
 
 
 効果副作用はどれぐらいの期間で改善が見られるのか、こういうケースだったら辞めてもいいなどの先生に聞けるような関係を作っておくのが大切ですね。 
 
 
ただ一方的に出されて飲ませるのではなく、精神系の薬、対処療法の薬っていったいどういうことなのか。それをママが知るべきだと改めて思いました。
 
 
 

4.怒りのパワーを好きや得意に変えて日本を元気にしていく子どもを増やしたい!

 
 
ここまで、堀井さんの子育てや専門性についてたくさんお聞きしてきました。最後に今のライフスタイルや今後の夢について聞いていこうと思います。
 

ーーー発コミュのトレーナーとして活動していく中で、ライフスタイルとかってどんな風に変わっていますか?

 
 
「今は薬剤師の仕事もしています。正直その薬剤師の仕事と発コミュのお仕事と家事とで本当に時間はないです。
 
特別なリフレッシュ方法があるっていうよりは、子どもと過ごす時間がとてもリフレッシュに繋がってます。
 
以前よりも、子ども達もすごく素直になって、仕事も応援してくれています。
 
本当に発コミュをやる前は普通の会話っていうのが憧れだったんですよね。 どこか当時は一方的な会話…会話とは言わなかったのかもしれない。
 
それが今、普通に学校でどうだったとか何気ない会話や、冗談言い合ったりできるのが嬉しく思ってます。
 
最近、長男が主人との約束で子ども新聞をよく読むようになってきてます。
 
そうすると、ちょっと難しい北朝鮮の話とか食品ロスや戦争とかそういう話題を喋っていることもあります。
 
そういうことを話せるようになったんだなって嬉しく思います。
 
その反面、 YouTube でお笑いのダジャレ言い合ったりとかなんかゲラゲラ笑って大笑いしてることもあって本当に幸せだなって思います」
 
 

ーーー今後の活動の目標をぜひ教えてください!

 
 
 「”怒り”っていうのは人間である以上、大切な感情です。
 
しかし多すぎたりその対応を間違えることで、子ども自身が怒りを繰り返してしまいます。 結果、疲れてしまったりやる気をなくししてしまったりって言うことが増えてきてると思います。
 
その困りごとを今から大人まで持ち越さずに、今までの怒りに使っていたパワーを自分の好きや得意に目を向けて脳を成長させる子どもが増えて欲しいって思っています。
 
そんな自分の好きや得意に自信を持った子どもたちが今の日本を元気にしていくって思っています。
 
そのために私ができることは、この発達科学コミュニケーションを使ったメソッドをよりたくさんの方に知っていただくこと。
 
SNS 活動を増やしたりして私もより多くのママに出会っていきたいです!」
 
 

◆ポイント解説

 
 
考え方として、どんな薬でもずっと何年も薬を常用するってことはない。そこが抜け出せないし抜け出す方法もわからないから悩んでる方がまだまだ多くいるのではと思いました。
 
 
堀井さんの専門性はそんな薬で悩んでる人を救って、エネルギーの高い子どもたちが輝く未来を作る可能性に溢れているとインタビューから感じました。
 
 
今後の堀井さんのご活躍から目が離せないですね!
 
 
 
 
 
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執筆者:すぎたなお
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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