その「褒め」届いていますか?発達障害・グレーゾーンの子どもに響く上手な褒め方

 

「子どもを褒めて育てることが大切」と最近よく聞きますが、どうやって褒めたらいいの?褒めても子どもが変わらない…ということはありませんか?褒めるポイントを意識するだけで発達障害・グレーゾーンの子どもに響く上手な褒め方ができるようになりますよ!
 

【目次】

1.褒めたつもりがプレッシャーに…
2.「結果」だけ褒めるのはNG!な理由
◆褒めるチャンスを逃しています!
◆プレッシャーを与えていませんか?
3.発達障害・グレーゾーンの子どもに響く上手な褒め方とは?
◆やり始めたら褒める!25%ルール
◆努力や過程を褒める!実況中継

 
 

1.褒めたつもりがプレッシャーに…

 
 
私の次男が小学校で不登校だったときに、私は一生懸命に次男を褒めて励ましていました。次男は言語性のIQが高く、今では私よりも小難しい話をする子です。
 
 
最近になり、

「ママに『〇〇は、力がある子だよ!心配しなくても大丈夫、できる子だよ!』と言われたのがすごくつらかった。ぼく、ママが言うみたいにできる子だなんて思えなかった。プレッシャーに感じていたの。」

 
 
と、話してくれたのです。(ちなみにまさかの、2年後に!)
 
 
 
 
私は、次男のためにと褒めていたつもりでしたが、学校に行けていないから励まそう!勇気づけよう!褒めて自信をつけてあげなければ!と思ってかけていた言葉が
 
 
実際には次男にとってはプレッシャーになってしまい、まさかの逆効果になってしまっていたんです。
 
 
褒める子育てがいいと多くのママが知っていても実際、私達がかけている「褒め」の言葉が本当に届いているのでしょうか?
 
 
ぜひ、子どもに響く効果的な「褒め方」をマスターしてくださいね!
 
 
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2.「結果」だけ褒めるのはNG!な理由

 
 
「私は、褒めているから大丈夫!」と思われる方。お子さんをいつ褒めていらっしゃいますか?
 
 
お母さんたちのお家での様子を伺うと、子どもが何かをし終わったときに「結果」を褒めている方がすごく多いのです。
 
 
実はこれにはいくつか問題点があるんです。
 
 

◆褒めるチャンスを逃しています!

 
 
発達障害・グレーゾーン子ども達は集中力が維持できず最後までできないことが多いのです。
 
 
最後までできたらとか、100%できるのを待って褒めようと思ったら褒めるチャンスを逃してしまいます。
 
 
「褒めるところな〜い!」と思われるお母さんは、100%を求めているため褒めるところがない!!と思われるケースが多いのです。
 
 
 また、子どもも最後までできることが大事なのだと思ってしまうと、できなさそうなことにチャレンジしなくなってしまいます。 
 
 
 
 

◆プレッシャーを与えていませんか?

 
 
「宿題が全部できたね!」

「テスト〇〇点とは頑張ったね!」

 
 

これは〇〇ができたときに褒める・〇〇のいい結果を褒めるという構図になります。

 
 
またお子さんが小さい時に「〇〇くん、頭良いね」「△△ちゃんは、賢いね」と褒めたことはありませんか?これは子どもの才能・能力を褒める言葉です。
 
 
才能・能力について褒められた子は、頭が良くないといけない!賢くないといけない!賢くない自分は価値がない…などと、プレッシャーや不安を強く感じてしまうことになるのです。
 
 
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3.発達障害・グレーゾーンの子どもに響く上手な褒め方とは?

 
 

◆やり始めたら褒める!25%ルール

 
 
最後までやりきるまで褒めるのを待つなんてもったいない!子どもが動き出したら早速、褒めに取りかかりましょう!
 
 
「今から宿題をやるんだね」「もう宿題やり始めるの?」といったように行動の始めに褒めてくださいね
 
 
これを25%ルールと言いますが、なかなか行動がでないお子さんは1%でもやろうとしたら速効で褒めてあげてくださいね。
 
 
半分できたら「もう、半分できたね」褒める。
 
もう少しで終わりそうなときに「あと少しだね」褒める。
 
そして最後までやりきった時は「最後までできたね」褒める。
 
 
集中力がなかなか続かない発達障害・グレーゾーン子ども達をこのようにこまめに褒めていくことで集中力がきれそうになっても
 
 
最後までできることが増え、最後までやりきる脳の回路が発達していきます。
 
 
 
 

◆努力や過程を褒める!実況中継

 
 
「最後までやったね」
「△△ちゃんが頑張っていたのを見ていたよ!」
 
このように子どもの能力・才能ではなく、子どもが努力した過程を褒めてあげてください。
 
 
あるいは
 
 
「〇〇しているね」
「△△しているんだ」
 
今の子どもの様子を見たまま、実況中継して下さい。
 
 
努力を褒められた子はつぎもやってみよう!また挑戦してみよう!と次の行動に繋がります。
 
 
今の姿、行動を肯定された子はママは自分を見てくれている!認めてくれている!と安心し自信に繋がっていきます。
 
 
冒頭にお伝えした次男からの「プレッシャーだった」という言葉は、私にとっても衝撃的ではありましたが
 
 
次男が自分の胸の内を話してくれたのは発コミュで脳を発達させる関わりをしてきた成果でもあります。
 
 
脳を発達させるには、子どもの行動を引き出すことが大切になってきます。行動するから、脳が発達していくのです。
 
 
そして、子どもの行動を引き出すのは、親子のコミュニケーションです。
 
 
ぜひ、お子さんの心に響く上手な褒め方をマスターして、脳をぐんぐん発達させてくださいね!
 
 
 
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執筆者:横山美穂
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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