学習障害で勉強苦手な子が宿題の癇癪を起こさなくなった!ママの簡単2ステップ

 

宿題で癇癪を起こして、親子でヘトヘト…なんてことありませんか? 学習障害の子は勉強が苦手な傾向が多くあり、宿題をさせるのにも一苦労。 宿題と聞いて癇癪を起こしていた娘が、自分で宿題をできるようになった方法をお伝えします。
 

【目次】

 
 

1.低出生体重児の我が子は学習障害だった

 
 
小学生になると始まる1つのもの、 「宿題」がありますね。宿題で癇癪を起こして、子どももママもヘトヘト…なんてことありませんか?
 
 
癇癪を起こすとママと喧嘩になっちゃうこともありますよね。私も娘の双子たちと宿題バトルを繰り広げていた1人です。
 
 
 
 
私の娘は双子(現在小3)で、低出生体重児で生まれました。 低出生体重児は未熟児・早産児とも言います。とても早く生まれたので、 長女は超低出生体重児・次女は極低出生体重児になります。
 
 
双子の次女は、発達障害グレーゾーンで 学習障害・注意欠陥多動症(ADHD)グレーゾーン傾向にあります。
 
 
幼稚園に通っていた時は、集団にもついていけて幼稚園の先生からの指摘もなかったので、学習障害ということに全然気づいていませんでした。
 
 
だけど、小学校に入学すると担任の先生から「勉強についていけてません」と何度も呼び出しがありました。
 
 
そして宿題を見るだけで嫌がったり、問題文を読むのさえ嫌がっていました。
 
 
小学1年生ひらがなが上手く書けない、計算も苦手、音読もすらすら読めない姿に次女は学習障害かもしれないと気づきました。
 
 
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2.低出生体重児は学習障害になりやすい傾向がある

 
 
低出生体重児は病院の研究から、学習障害になりやすいと言われています。
 
 
学習障害の診断をする時に世界基準や日本の基準など様々あります。文科省の定義ですと、聞く・話す・書く・読む・推論するどれか一つ遅れている場合でも学習障害とみなしています。
 
 
低出生体重児に多い学習障害の特徴があります。
 
・説明が下手
・ワーキングメモリが低い
・字が上手に読めない
・算数が苦手
 
なことが多いです。
 
 
学習障害は、知的障害と合併はしません。知能が全般的に遅れはないが、学習部分のみ発達がゆっくり進んでいきます。
 
 

3.宿題を嫌がる娘に宿題させようと必死だった

 
 
子どもとのコミュニケーションを学ぶ前、娘が幼稚園生だった時は
 
「早く寝ないとおばけくるよ!」
「いう事きかないと鬼くるよ!」
 
と言って、恐怖をイメージさせて指示に従わせる毎日を送っていました。
 
 
娘が小学生になった時もこのやり方を続けていて、
 
「宿題しないと、テレビはダメだよ!」
「宿題終わらないとおやつ食べれないよ!」
 
と言って、宿題をなんとかさせようと頑張っていました。
 
 
宿題しないと先生に子ども達が怒られる、勉強について行けなくなる、私自身も先生からきちんとした親に見られたいと必死だったのです。
 
 
それでも宿題をしてくれない娘に悩んでいた私は、インターネット検索でどんな対応をすればいいのか検索していました。
 
その中で、「宿題しないと〇〇できないよ! 」という交渉ではなく「宿題したら●●していいよ♪」という交渉に変えると子どもが成長しやすい環境になる!という情報をGET!
 
 
さっそく取り入れて娘に実践してみたところ…
 
 
娘は「宿題したら〇〇していいよ!」と言っても癇癪!
 
 
宿題という言葉を聞くだけでも癇癪を起こしたり、なんで宿題なの!いやだ!と交渉が全然上手くいかなかったんです。
 
 
 
 
これは、私が完全に宿題に対するマイナスイメージを植え付けてしまっていたから。宿題と聞いて、癇癪を起こすレベル。交渉してしてくれる段階ではありませんでした。
 
 
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4.宿題に対する癇癪をなくす2ステップ

 
 
これは完全にまずいと思い、 宿題に対するマイナスのイメージを払拭することから始めました。
 
 
やったことは、2つです。
 
 

◆①宿題のレベルを娘の学習レベルに合わせる

 
 
学校から出される宿題は、未熟児の子にとってレベルが全く合っていませんでした。まずは、できた!を経験することがなによりも大切です。
 
 
担任の先生に子どもの特性を伝えて、宿題をこちらで 用意させて頂くよう交渉しました。
 
 
具体的には当時小学1年生でしたが、ひらがなを自分で書ける段階ではなかったので、私が薄く書いて娘はなぞるというなぞり書きにしました。
 
 
そして小学1年生の問題にこだわらず、幼児教材を使って運筆する力を高めたり、点つなぎで目と手の協応を高めたりして、毎日飽きないように様々な教材を用意していました。
 
 

◆②できたところをとにかく褒める!

 
 
宿題=できた!楽しい!にすることが大切です。宿題を取り組むことで、成功体験が記憶に残るように、 できてないところは一旦置いといてとにかくできたところを褒めました。
 
 
例えば、あいうえおと書く練習の時に「あ」は難しくて上手く書けていなかったとしても、「あ」には触れずに上手くかけている「い」に注目して、「い」が上手に書けている部分を解説し褒めていました。
 
 
 
 
まずは3か月で、 私が宿題という言葉を言っても 癇癪は0になりました!!
 
 
娘は自分がやりたい宿題を見つけて今日はこれがやりたいと交渉してきたり、私が提案した宿題にもノリノリで取り組むようになりました。
 
 
学習障害で勉強が苦手でも自信をつけることで、癇癪を起こさず宿題に取り組んでくれるようになります。ぜひ2ステップをチャレンジしてみてください。
 
 
 
 
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執筆者:なす けいこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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