お子さんが、ママにはわがままばかり!ママの言うことだけ聞かない!と困っていませんか。パパの言うことは聞くのに、なんで?!それは反抗期に親子関係が悪化するリスクがあるかもしれません。ママにだけわがままな子が素直に育つ2つの対応をお伝えします。
【目次】
1.ママにだけわがままな子?!
2.パパの言うことは聞いていたのは小さい頃だけだった
3.子どもがママにだけわがままを言う理由
4.ママにだけわがままな子が素直に育つ2つの対応
1.ママにだけわがままな子?!
お子さんが、ママにはわがままばかり!ママの言うことだけ聞かない!と困っていませんか。
パパの言うことは聞くのに…
お世話しているのは私なのに、パパはいいとこ取り…
学校ではいい子なのに、お家では荒れ放題…
ママは悲しくなってしまいますよね。

ママだけ子どもに舐められている、と感じる人もいると思います。
過去の私もそうでした。
それは、そもそも子どもをコントロールするという上下関係で見てしまっています。
「人や命に危険があること」と「法や道徳に触れること」の許しがたい行動は、毅然とした態度で、叱る必要があります。
対して、誰も傷つかないけれど、ママがイライラするだけの子どもの行動は、コントロールしようと思わないのが大事です。
ママが安全地帯になり、子どもが信頼感と安心感が感じられれば、素直に動ける力が育ちますよ。
2.パパの言うことは聞いていたのは小さい頃だけだった
実は私もずっと、子どもにわがままばかり言われる、言うことを聞いてもらえないママでした。
子どもは、パパの言うこと・ばあばの言うことは聞いている状態でした。
夫には、「ママは子どもになめられている」
姑には、「ママは甘いんだよ」
と言われ、大人にもバカにされた気分。自己肯定感は下がる一方でした。

ところが、反抗期になった子どもたちは、私よりも夫や姑に対して激しくぶつかりました。
怖いから言うことを聞く、それが通用するのは小さいうちだけだったのです。
今パパにはわがままを言わない、言うことを聞いているからと言って、いつまでもそうとは限りません。
パパの態度によっては、思春期反抗期になって親子関係が悪化するケースがあります。
時期がくれば、反抗的な態度になります。
私が軸をもって子どもを受け入れる対応をしていくと、息子たちは自分で納得ができること・決断したことは自らやる子に育ちました。
3.子どもがママにだけわがままを言う理由
そもそもなぜ子どもはママにだけわがままを言うのでしょうか?3つの理由があります。
◆①人間の本能
ママだけに甘える。これは、人間の本能が関係しています。
ママには安心して受け入れてもらえるから、甘えることができ、わがままも言えるのです。
子どもは相手によって対応を本能的に使い分けているんです。
赤ちゃんは、いつもお世話をしてくれる人、そうでない人を見分け、知らない人への不安を感じ、自分を守ってくれる相手かどうか認識し、見分けていると言われています。
◆②外では「いい子」、信頼できるママにだけ発散する
学校や外ではできていることが、おうちに帰った途端できなくなる子もいます。
それはおうち以外で、頑張りすぎている証拠。よその人の前では「いい子」の状態は、子どもなりにすごく頑張っているのです。
その緊張感が解ける相手、一番信頼できる相手がママであり、子どもはそれまでの緊張感を発散しているのです。
◆③安心の確認
ママだけにわがままを言う=ママが安心できる存在であることの確認
どんなにわがままを言っても、包み込んでくれる、受け止めてくれる存在なんだということを子どもは理解しているんです。
絶対的な安心感があるからわがままが言えるんです。

子どもがわがまま放題だとママはイライラしますが、甘えられる相手として信頼されている証拠と思ってください。
なんだかんだ言って子どもはママのことが大好きなんです。
ママにだけわがままな子、言うことをきかない子が、素直に育っていく2つの対応がありますよ。
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4.ママにだけわがままな子が素直に育つ2つの対応
わがままを言う、言うことをきかない子にこそやってほしいことがあります。
◆①5分でもいいからしっかり話を聞いたり、遊んだりする
忙しい時間帯に限って「聞いて聞いて〜」「ママあれやろう〜」ってなるので、ママも「ちょっと待って」となりますよね。
それが続くと、子どももだんだん不機嫌になるものです。
ほんのちょっと手を止めて、5分でもいいから話を聞いたり、遊んだりすることが、その後のお子さんの気持ちを安定させることにつながります。
また、時間を取れるときには、トランプやオセロ、UNOや人生ゲームなどワイワイ楽しめるボードゲームがお勧めです。
アナログな遊びがお勧めですが、ゲーム好きな子は一緒にゲームをするのも良いでしょう。
ポイントはママも心から楽しんでしまうことです!
◆②さりげないスキンシップ
ハイタッチ、肩ポン、マッサージもおすすめです。
一緒にゲームをしたり、テレビを見たり、YouTubeを見ながらのスキンシップもいいです。
ちょっとしたことをこまめに入れるだけで効果絶大です。
信頼感と安心感が感じられると、子どもの気持ちも安定します。
それが積み重なると、今はわがままを言っていても、言うことを聞かなくても、きっと素直に育っていきますよ!
反抗期を悪化させない親子の関わり方をお伝えしています!
執筆者:宮田かなこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)