子どもが不登校になって、どうにかしないと!と焦っていろいろな対応をしようとしていませんか?親の負担は増えてストレスは溜まるばかり、さらには親子関係の悪化や二次障害を引き起こしてしまうことも。実は「親がやらなくていいこと」があります!
【目次】
1.不登校の子どものことで悩んでいませんか?
2.対応にエネルギーを注ぎすぎると逆効果になることも!
3.子どもの不登校を経験して分かったNG対応
4.不登校の子どもの親がやらなくていいこと
5.お母さんの自分優先の時間のつくりかた
1.不登校の子どものことで悩んでいませんか?
「学校行きたくない」
「もう学校に行かない!」
「学校に行きたいけど、頭が痛くなって行けない」
お子さんが不登校になったら、とても戸惑いますよね。
「何で?どうして?」
「どう対応したらいいの?」
「どこかに相談しないと!」
「勉強について行けないと困る!」
とても不安に思ったり、心配したり、焦ってイライラしたり、ネガティブな感情ばかり渦巻いてしまいます。
ネガティブな感情から、ついやってしまうことがあります。
「何かあったの?理由を教えて」
「学校はみんな行くところよ」
「将来困っちゃうよ」
焦って理由を細かく聞こうとする、説得する、無理に行かせようとすることは、不登校の根本的な解決には繋がりません。
お母さんのエネルギーも使いますし、子どもの気持ちもさらに疲れ果ててしまいます。
親子関係が悪くなったり、二次障害の症状が出てしまうこともあります。
そして、不登校が続くと、毎日寝ても覚めても、どうしたらいいの?と考え続けてしまいますよね。
「進路はどうしたらいいの」
「ひきこもりにならないか」
「育て方が良くなかったのか」
「周りにわかってもらえない」
心休まるときがありませんね。どんどん気持ちもしんどくなってしまいます。
実は、お母さんも子どもも余計なエネルギーを使わなくて済む、「やらなくていいこと」があるんです。
2.不登校の対応にエネルギーを注ぎすぎると逆効果になることも!
子どもが不登校になると、お母さんは焦って、できる限りのことはしようと必死になることも多いと思います。
・学校の先生、スクールカウンセラー、病院などに相談する
・不登校関係の本を読み漁る、ネットサーフィンして調べる
・フリースクールなど学校以外の居場所を探す
・学習や家での活動などのサポート
など、子どもが不登校になると、親が時間を使うこと、労力を使うことがとても増えます。
問題なのは、お母さんが子どものために、自分の時間も削って、一生懸命になりすぎてしまうことです。
それを続けると、だんだんストレスがたまって、気持ちが落ち込んできてしまいます。
笑顔がなくなり、体調も悪くなり、言葉もトゲトゲしてしまいます。
子どもは、親の態度や表情にとても敏感です。
そんなお母さんを見て、子どもも苦しくなってしまいます。
学校に行かない理由を聞いたり、説得したり、お母さんが頑張れば頑張るほど、子どもは辛くなってしまいます。
もちろん必要なこともあると思いますが、いろいろな対応を全力でしようとすると、逆効果になることもあるんです。
3.子どもの不登校を経験して分かったNG対応
私の子どもは小学校2年生のときに、不登校になりました。
落ち着かないクラスになり、「学校に行きたくない、なんで学校に行かないといけないの?」と言い始めました。
何とかなだめたりして登校させていましたが、ある日限界がきて「学校に行かない宣言」をしました。
当時の私は、学校に行かないことをなかなか受け入れられなかったので、子どもは家でも休めず、さらに精神不安定になってしまいました。
どうしたらいいのか分からず、学校の先生やスクールカウンセラー、相談機関などに手当たり次第相談しました。
ひたすらネットで調べたり、本を読んだり、必死に手探りする日々でした。
子どものことを最優先、自分のことは後回しにして、相談しても調べても、目の前の子どもの状態はなかなか良くならない。
そればかりか、私も体調も悪くなり、気持ちはどん底、落ち込むばかりでした。
これではいけない!と思って、少しずつ対応を変えて行きました。
今は、子どもは自分の調子を自分で判断して登校したり、調整できるようになりました。
親子関係は良くなり、家で落ち着いて過ごせるようになりました。
子どもの不登校時期を経験してきたからこそ分かった、親が必死になって「やらなくていいこと」があります!
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4.親がやらなくていいこと
やらなくていいことは、「子ども最優先の生活を送ること」です!
罪悪感を感じられることもあるかもしれませんが、きっと十分すぎるほど、お子さんのことばかり考えて優先して過ごしていると思います。
自分の人生をそっちのけにして、子どものことを常にいちばんに優先し続けなくてもいいんです。
・早起きして一人でゆっくりコーヒーを飲む
・ヨガやマッサージする
・お母さんの好きな食べ物を選ぶ
・一人でお出かけする
・興味のあること楽しむ
お母さんが、ちょっとした時間、小さなことでも、子どもから離れて自分優先の時間をつくることは、お母さんにも子どもにも良い効果があります。
お母さんも、息抜きしてみると、落ち着いて考えられる余裕ができ、ご機嫌でいられる時間が増えます。
子どもも、注目を向けられ続けて息苦しい思いをしなくてよくなります。
お母さんも子どもも、余計なエネルギーを使わなくて済みます。
すると、行動するエネルギーが貯まっていきます。
5.お母さんの自分優先の時間のつくりかた
そうは言われても自分優先の時間なんてないよ…と思うかもしれません。
私も付添登校、登校しぶり、不登校の子どもたちのサポートに追われ、自分優先の時間なんてない!と以前は思っていました。
意識して自分優先の時間を確保してみたら、自分にも家族にもとても良かったです。
私は、自分優先の1日をつくることを家族に宣言して、出かけてみました。
「この日は、ママ一人でお出かけしてくるよ!」と、笑顔で子どもたちに事前に伝えておきました。
せっかくの貴重な一日、「心が動くモノと会話に出会う」とテーマを決めて、事前に興味のある場所を調べてスケジュールを立ててでかけました。
・現代アートの美術館/気になっていた企画展を観る
・ミュージアムショップ/ワクワクするモノを探す
・和菓子のセレクトショップ/家族で楽しめるモノをお土産に選ぶ
・友人の作品展/作品を前におしゃべりする
・カフェ/古い銭湯をリノベーションした建築と丁寧に作られたメニュー、器も楽しむ
さらに、美味しい創作料理をいただきながら、久しぶりに会った友人たちとおしゃべりを楽しみ、ご機嫌な1日になりました。
テーマを決めてスケジュールを考えたことで、予想以上に「心が動くモノと会話に出会う」ことができました。
家族にもその感動を写真と言葉で伝えました。
これが良かったよ!ステキだったよ!面白かったよ!友達はこんなことしてるんだって!ありがとうね!
私がご機嫌なことで、家族もご機嫌な時間が増えると感じました。
感動する時間を大切に楽しむ姿を見せていきたいと思いました。
「子ども最優先の生活を送ること」をやめてみると、お母さんの負担は減る上に、親子関係も良くなり、穏やかな時間を過ごせるようになりますよ。
不登校の親子が前向きになれる関わり方をお伝えしています!
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♡小冊子のご感想
子どもの行き渋りにどう対応するのが正解か分からず困っていました。こちらの本を読んで、行き渋りが悪化する対応をしていたことに気付き、はやめに知れて良かったと思いました。また、どう対応したらいいのか、具体的な対応と声かけが書かれていたので、ありがたいです。今日から取り組んでみます。
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執筆者:中村友香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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