親の「べき思考」を手放して子どもの自己肯定感をUPさせる3ステップ思考

 

将来のためにちゃんとやるべき!そのお母さんの「べき思考」が子どもの自己肯定感が低い要因になっているかも…自己肯定感が低いと今後の人生で生きづらさを感じる可能性も。お母さんが「べき思考」を手放してお子さんの自己肯定感をアップさせましょう。
 

【目次】

 
 

1.私が「やるべき」にこだわりすぎて息子が委縮してしまった

 
 
何回言ってもやるべきことを後回しにするお子さんに困っていませんか?
 
 
言ってもやってくれないし、やり始めたと思ってもすぐに違う事を始めて何も進んでないなんてことありますよね。
 
 
うちの息子がまさにそんな感じでした。
 
 
・自立のためには自分でできることを増やさないと
 
・やるべきことはがまんしてでもやらないと
 
・つまんないからやだなんてただのわがまま
 
・やりたいことだけやってても生きていけない
 
 
以前の私はこんな風に思って息子を叱りながら無理やり、やるべきことをやらせていました。
 
 
 
 
うちの息子はごはんを全然食べませんでした。遊び食べをしたり、好き嫌いがあったり。
 
 
私は「ごはんはバランスよく食べるべき」「出されたごはんは残さず食べるべき」という考えに固執して、いつもお説教して食べさせていました。
 
 
目の前の息子がどう思っているのか、どうしたいのかを無視していました。
 
 
その結果、食に興味がなくなり食卓にもつきたがらなくなりました。
 
 
ごはんの時間以外にも私が少し語気を強めるとすぐ「ごめんなさい」というようになってしまいました。
 
 
ある時、私ももう疲れてしまい、食べたくないなら食べなくてもいいかと思って「ごはんを食べなさい」と言わないようにしました。
 
 
実際、残さず食べなくても大きくなっていったし、成長するにつれて食べるようにもなってきました。
 
 
私は諦めちゃった結果いい方向に進んでいきましたが、もしずっと「食べるべき」にとらわれていたらと思うとぞっとします。
 
 
子どもの自己肯定感は親の言動に影響を受けます。
 
 
ごはんを食べるのが遅いと言われ怒られ続けた子は、「ぼくはごはんを食べるのが遅くてだめな子」と思い続けます。
 
 
・みんなやってるから「やるべき」
 
・〇歳だから「できるべき」
 
・一般的に「こうするべき」
 
・将来のために「やるべき」
 
 
このような親の勝手な価値観を押し付けていると、子どもは自分自身を否定されていると受け取ってしまいます。
 
 
それによって自己肯定感が低くなってしまいます。
 
 
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2.子どもの自己肯定感が低いとどうなる

 
 
自己肯定感とは、「ありのままの自分でいいんだ」と自分の存在を認める感覚です。
 
 
この自己肯定感が低い子どもは自分に自信が持てません。
 
 
自己肯定感は心の土台の部分です。土台がしっかりしていないと様々な弊害が起きてしまいます。
 
 
・自分を責めてしまう
 
・成功を素直に喜べない
 
・周囲の目を過度に気にする
 
・自分と他人を比較してしまう
 
・失敗を恐れてチャレンジしない
 
 
 
 
自信が持てなくなってしまうのは、幼少期は特に親がどのように接してきたかが関わってきます。
 
 
禁止事項や制限が多くいつも「ダメでしょ」と言われている子は自分をダメな人間だと思ってしまいます。
 
 
何事もネガティブに考え小さなつまずきで落ち込んでしまったり、人間関係が難しくなってしまったり、傷つきやすく生きづらさを感じてしまいます。
 
 
この自己肯定感を低くする禁止事項や制限を多くしてしまっているのが「べき思考」です。
 
 
お母さんが「べき思考」を手放せば子どもの自己肯定感を高められるだけじゃなく、お母さん自身もイライラが減り楽になりますよ。
 
 
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3.「べき思考」を捨てるための3ステップ

 
 
○○するべきという思考が子どもの自己肯定感を低くし、お母さん自身が苦しくなっている原因でもあります。
 
 
この不必要な「べき思考」は捨ててしまいましょう。
 
 
と言っても「べき思考」は過去の成功体験や失敗体験がベースになっていたり、一般論に振り回されていたりすることが多いです。
 
 
そして根底に不安や恐怖があるので、簡単に捨てられるものではありません。
 
 
そこで3ステップで「べき思考」とバイバイできる方法を紹介します。
 
 

◆➀気付く

 
 
まずはなんと言っても、自分が「べき思考」になっているなと気付くことが大切です。
 
 
私も言っちゃってるかもと思って、この記事を読んでくれているのでステップ1はOKです。
 
 
そして、もう少し深掘りして「べき思考」になっている恐怖にも目を向けてみましょう。
 
 
・学校には行くべき
→学校に行かないと将来ニートになるかも
 
・時間は守るべき
→遅れていって怒られたらどうしよう
 
・人には親切にするべき
→親切にした時はほめられたから、親切にしないとダメな人だと思われる
 
 
あなたが○○するべきと思っていることにこのような感情が潜んでいませんか?
 
 
これに気付けたらステップ2に進みましょう。
 
 

◆➁それ本当?絶対?

 
 
ちょっと考えてみてください。
 
 
○○するべきに潜んでいる感情、それ本当ですか?絶対に起こりうる未来ですか?
 
 
 
 
・学校に行かないと将来ニートになるかも
不登校だったけど活躍している人もいる
 
 
・遅れていって怒られたらどうしよう
→怒られたことはあるけど、正当な理由があるときは怒られてない
 
 
・親切にした時はほめられたから、親切にしないとダメな人だと思われる
→わざとひどいことをするとかじゃない限り、他人は気にしていない
 
 
「べき思考」は今までの人生経験の中から生まれます。
 
 
過去ではそうだったかもしれないけど、未来で同じことが起こるとは限りません。
 
 

◆➂できるときはやればいい

 
 
○○するべきというのは絶対しなきゃいけないという強迫観念が入ってしまっています。
 
 
もちろんやって損はないならできるときはやればいいと思います。
 
 
しかし、できないときもあって当たり前なんです。
 
 
・学校には行くべき
→大人だって有給休暇があるし、少しくらい行かなくても平気でしょ
 
 
・時間は守るべき
→守った方がいいけど、電車だって遅れるししょうがない時もある
 
 
・人には親切にするべき
→疲れてたり余裕のないときは無理しなくてもいいんじゃない
 
 
○○するべきと思って、子どもに押し付けてしまいそうになる時もあります。
 
 
そんなときは、本当にするべき?今できる?と自分に問いかけてみてくださいね。  
 
 
 
 
まだまだ自己肯定感を上げる方法がいっぱい!

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執筆者:いぐち ゆか
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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