不安の強い子どもが修学旅行を楽しめる!行事前後のサポート術

 

不安が強い子どもの学校行事の対応に悩んでいませんか?修学旅行や運動会などに行きたくないと嫌がる、参加しなかった、参加したけどネガティブなことがあった…ということもあるかもしれません。成功体験にするための行事前後のサポート術をお伝えします。
 

【目次】

1.不安が強い子どもの学校行事に悩んでいませんか?
2.なぜ不安・緊張を感じやすいの?
3.修学旅行に参加した息子と、参加しなかった娘
4.学校行事を成功体験にするための3つのポイント
◆肯定とホームカウンセリング
◆サポート側の余裕のある心構え
◆ビルディングメモリー

 

1.不安が強い子どもの学校行事に悩んでいませんか?

 
 
不安が強い子どもの修学旅行や校外学習、運動会などの学校行事の対応に悩んでいませんか?
 
 
・子どもが行きたくないと嫌がる
 
・楽しい思い出になるだろうか
 
・行かないと寂しい思い出になってしまうのでは…
 
・参加したけどぐったり帰ってきた、嫌なことがあった
 
 
 
せっかくの学校行事、できれば楽しい思い出にしてあげたいですし、成長する機会にできたらいいですよね。
 
 
実は、参加しても参加しなくても、楽しめても楽しめてなさそうでも、成功体験にできる行事前後のサポート術があります!
 
 
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2.なぜ不安・緊張を感じやすいの?

 
 
そもそも、なぜ学校行事に不安や緊張を感じやすいのでしょうか?
 
 
大きな理由は次の2つです。
 
 

◆①感覚過敏や繊細さがあること

 
 
いつもと違う状況の刺激を多く感じ取ってしまったり、苦手な感覚があったりします。
 
 
学校行事では、不安や緊張が高まり脳に負荷がかかります。
 
 
 

◆②ネガティブな記憶が残りやすいこと

 
 
本来動物は危険な状態を記憶しておくことで身の安全を確保します。
 
 
不安を感じやすい子は、ネガティブな記憶が脳に特に残りやすい傾向があり、余計に心配になったり、チャレンジしにくくなったりします。
 
 

 
 
このような理由から、子どもの不安やネガティブな感情を減らし、前向きに動けるエネルギーを蓄えるサポートができれば、より楽しい成功体験に近づけてあげることができます。
 
 
 

3.修学旅行に参加した息子と、参加しなかった娘

 
 
我が家には、修学旅行に参加した中学生の息子と、参加しなかった小学生の娘がいます。
 
 
不安や緊張を感じやすいタイプでしたが、きょうだいで修学旅行に違うかたちでの『参加』をして、どちらも成功体験にできた例を紹介します。
 
 
息子の場合は中2の後半、ほぼ不登校状態でした。
 
 
「新学年になる区切りで教室復帰して5月の修学旅行に参加したい」との話をしていました。
 
 
実際に目標に向けて生活リズムを整えたりしている姿を見て、不安も大きいけれど修学旅行に行きたい気持ちは強いのだと感じました。
 
 
私は、不安や負担を小さくするサポートに集中しました。
 
 
その結果、余計なストレスを減らし気持ちを安定させて、数年ぶりの宿泊行事にチャレンジすることができました。
 
 
参加後は疲れが大きくネガティブな言葉も出ましたが、土産話からポジティブな記憶を作っていくことで、「楽しかった、また行きたい!」という思い出にできました。
 
 
 
 
一方、ほぼ不登校の娘は修学旅行へは行かず、修学旅行のしおりの絵を描く選択をしました。
 
 
HSC傾向が強めの娘は参加をとても迷ったので、気持ちをよく聞き、行く不安と行かない不安をなるべく小さくする選択肢をいくつか提案して何度も相談しました。
 
 
その結果、修学旅行のしおりに使われる名所の絵を、毎日コツコツ一生懸命描きました。
 
 
そして、「しおりの絵をみんなと一緒に連れて行ってもらう!」と自分で納得できる方法を決めることができました。
 
 
次に、成功体験にするためにどんなサポートをしたのか、3つのポイントを具体的にご紹介します。
 
 
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4.学校行事を成功体験にするための3つのポイント

 
 
意識したことは、行事の参加前と参加後に、とにかく脳の負荷を減らすことです。
 
 
そうすると、余計なストレスを減らし、気持ちを安定させられて、前向きになれるエネルギーを蓄えることができます。
 
 
 

◆肯定とホームカウンセリング

 
『実況中継』と『感謝』を自然な笑顔で肯定の声かけをします。
 
 
『実況中継』は、子どものやっていることをそのまま独り言のように言うだけです。
 
 
「けっこうご飯食べたね」
 
 
「準備先に済ませたんだね」
 
 
『感謝』は、小さなことでも子どもがやっていることに、ありがとうの気持ちをさらっと伝えるだけです。
 
 
「(お皿を下げたら)どーもー、助かるよ」
 
 
「(ゴミ出し)ありがとう!よろしくねー」
 
 
ホームカウンセリングは、子どもの様子をよく伺い、ありのままを受け入れて、理解を示します。
 
 
「そうかー、微妙なんだね」
 
 
「うんうん、嫌だよね〜」
 
 
ネガティブな気持ちをアウトプットさせてあげます。
 
 
こちらが何かアドバイスをしようと思わなくていいので、リラックスして話を聞いて、子どもの言葉をおうむ返しに言ったり、あいづちするだけです。
 
 
 

◆サポート側の余裕のある心構え

 
ついつい、子どもの一大行事があると、そればかりに注目してしまいますよね。
 
 
サポートする親も知らぬ間に疲れが溜まります!
 
 
まず自分優先で過ごしてメンタルケアしておくことで、子どもをそのまま受け入れたり、ポジティブな話を楽しく話したり、トラブルにも慌てない余裕ができます。
 
 
 

◆ビルディングメモリー

 
 
行事の後も、1週間後でも1ヶ月後でも、小さな「できた!」「良かった!」を見つけたら、ポジティブな記憶作りを続けます。
 
 
「あの時よくやったよね」
 
 
写真を見て、「これ楽しそうだったよね」「いい笑顔だね」
 
 
「あの選んでくれたお土産、美味しかったね」
 
 
すると、楽しい記憶として残っていきます。
 
 
 

 
 
つまり脳の負荷が減ると、明らかにストレスがかかる状況でも、親子ともに不安やイライラが少なくて済むようになります。
 
 
良い記憶へと置き換えるビルディングメモリーができると、ポジティブに考えられたり、行動しやすかったりして、自信がついて好循環になっていきます。
 
 
学校行事に参加してもしなくても、楽しめても楽しめなくても、サポート術で『良い思い出』にすることができますよ。
 
 
 
 
 
 
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執筆者:中村友香
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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