勉強嫌い宿題嫌いの我が家のADHD傾向の長男。英語だけは極めたくて英検にチャレンジしましたが準備不足のため失敗!しかし、発コミュでならった母の声かけと共感で立ち直ることができました。
【目次】
1.英検3級にチャレンジ!しかしライティングで失敗
2.余計な一言をふりかえる「自分との会話」
3.まずは子どもに共感すること
1.英検3級にチャレンジ!しかしライティングで失敗
私には中学2年生の注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向の長男がいます。
宿題嫌い、勉強嫌いの長男ですが、幼少のころから英会話へ通っていたこともあり、英語だけは自信があるようでした。
英語の宿題や定期テストだけはきちんと取り組んでいます。そこで、今年の夏休みに10月に予定されている英検3級にチャレンジすることにしました。
本屋さんへ行き英検の教材を一緒に買い、夏休みから勉強する予定だったのですが、三日坊主ならずまさかの一日坊主。
習い事までの時間でアプリで学習はしていたものの、購入した教材は一切手つかず!英検受験日の2カ月前から勉強する決意をしていたのに、どんどん時間が経っていきました。
迎えた英語検定試験当日。試験が終わり、戻ってきた長男の第一声が「ライティングを書くことを忘れて白紙で出しちゃったけど大丈夫だよね?」と。
「えー白紙で出しちゃったの?どうだろう?」と返答し、お互いにスマホでググってみました。
「…ライティングできていないと不合格かもね。」とつい余計なことを言ってしまい、長男の怒りをかってしまったかもと自責の念に駆られました。
つい正しい情報を長男へ教えようと余計な一言を言ってしまっている自分に気づきました。
しばらく電車内で沈黙を貫き、長男の立場になって考えてみたのです。
・休日なのに英検を受けるために友達の遊びの誘いを断っていた
・本人なりには勉強しアプリの英単語は終了していた
・当日体調崩さず受験できた
・試験当日は朝早く起きて勉強していた
もし私が息子の立場だったら…どう声をかけてほしいか?
長男はスマホで自分でも調べながら、「あーダメか。」と一瞬落胆しました。
私は、即座に「悔しいね。がんばったのにね。ママも悔しいよ。」と声をかけました。
すると機嫌悪くはならずに「でも、また次あるでしょ?」と切り替えてくれたのです!
「そうだね。次は1月にあるよ。試験を会場で受けられたことだけでもすごいよ。慣れない環境で緊張するでしょ?高校受験の練習になるからね。」
「ママもたしか3級は1回で合格していないんだよね(嘘か本当か忘れましたが)しかも3級受けたのは中学3年生だったからね。」
すると長男は笑顔になり、「そうなんだ。ママも落ちてるんだね。俺は2級や1級を目指していくから。」と自宅へ着くころには完全に吹っ切れたようでした。
「勉強をしっかりコツコツやらないからだよ。」
「問題しっかり読んだの?」
「次はもっと勉強しなさい。」
と声をかけていたでしょう。そしてますます長男は機嫌が悪くなり、親子関係もギスギスしていく一方だったと思います。
発コミュを習っていたおかげで、思春期の発達凸凹中学生の対応ができるようになっていました!
余計な一言を言ってしまったけど、沈黙を守りそれ以上余計な言葉を言わなくてよかったなと思います。
まずは息子の立場になって共感できたことが私自信への花丸です。私自身の失敗談を話すことで長男の気持ちも癒えたようです。
そして、英検という名目で反抗期の長男とデートできたんだ(試験前に大好きなスタバでカフェをしたので)と思うことで、素敵な1日になりました。
また、失敗を次へ生かそうと切り替えた長男の発言にも嬉しく思います。(できるかどうかは別として)次は来年1月にチャレンジ予定です。
みなさんも発コミュから子どもへの共感力を身につけませんか?きっと失敗体験も楽しい育児へ変わりますよ。