知的障害児の我が子に入学前にあれもこれも身につけさせないと!と焦っていませんか?この時期に負のスパイラルに陥り、逆効果のコミュニケーションになっていたら要注意!お母さんの接し方で、お子さんが身に付けられることが増え、親子関係も良くなったママのお話を紹介します!
【目次】
1.逆効果なコミュニケーションをしていませんか?「不安な気持ち・負のスパイラル」
知的障害児の我が子が就学を迎えるにあたって「入学までに何とかしないと」と焦っていませんか?
我が家には小1の知的障害のあるダウン症の男の子がいます。
昨年の今頃は、必死に入学準備をしていました。
入学説明会などで先生から、「自分で着がえができるようにしてきてくださいね」
「幼稚園や保育園と違って、全部手伝うことはできませんからね」
などと言われて、自分の子はまだ手伝わないとできない!これはまずい!とかなり焦りました。
だけど、何度教えても、やらせようとしても、お子さんが「いやだ‼」と言う反応だったり、癇癪をおこしたりすると、焦りとイライラでママが爆発してしまう!
みなさんもこんな対応になっていませんか?
特に就学をむかえる年長さんがいらっしゃるお母さんは、心配なお気持ちが大きいのではないでしょうか?
・環境の変化に対応できるかな?
・いい先生に巡り合えるかな?
・お友達と仲よくなれるかな?
なんて考えだしたら止まらないですよね。
あれもこれも身につけさせないと!と焦ってしまう。私もそうでした。
そんな時は、負のスパイラルに陥ってしまいがち。
お子さんができないことを、入学前に何とかしないと!と、やらせようとする
↓
お子さんはやだ!と言って反発したり、癇癪を起こす
↓
ママはイライラ。1日に何度もこういう事が起きるとイライラが限界に、焦りも発生
↓
すると何とか子どもにやらせないと!と強制的にやらせようとする
↓
さらに子どもが嫌がったり、癇癪を起こしたり、できないことにイライラしてしまう
↓
教えることで子どもは「できない」を積み重ね、自信をなくすとさらにやりたくなくなる
↓
やらせようとするお母さんと拒否する子どもの関係が悪化する。
といった、望まない負のスパイラルに陥ってしまう危険があります。
頑張っているからこそ起きてしまうことですが、ママの頑張りが親子バトルになってしまったら報われないですよね。
だから、その頑張りが報われる、就学までに知的障害児ができることが増える、ママの新しい入学準備についてお伝えします!
2.就学を控えなんとかしなければ!行動を起こしたKさんのお話
私の受講生で、年長男の子で知的障害のあるダウン症のお子さんがいらっしゃる、Kさんのお話をお伝えしますね。
Kさんはお子さんの発達のためになんでもやりたいというママ!
遠方の専門医に会いに行ったり、お子さんに運動療育をとりいれたり、たくさんの人と会う機会作ったりされていました。
これだけやっているのに、お子さんの発達が進まない、翌年度の小学校入学を前に私に会いに来てくれました。
それまでKさんの息子さんは、身の回りのこともママほとんどやってあげている状態。
自我が強くなってきて、思い通りにいかないと、次の行動に移せないことが多く、一回嫌になってしまうと泣いてしまう。
抱っこ抱っこと言ってくることも増えていました。
Kさんは、小学校に上がって大丈夫かと不安になり、今までとはやり方を変えなければ!と思い立ったのです。
Kさん親子の関係を変化させた、ママの関わり方とは?
3.徹底してやる!そう決めたママが受講開始1ヶ月で起こしたお子さんの大きな変化
私のサポートで、Kさんが徹底してやったことは
・とにかく笑顔
・して欲しくないことは怒らず、見て見ぬふり
・良いことは、ものすごく褒める
この3つだけ!
「松下さんの元で、肯定する目的と具体的な方法を教えてもらって、実践したら子どもが変化してきたのです。」と言うKさん。
その変化は発達科学コミュニケーション(発コミュ)を始めてすぐに現れました。特に大きく変化を感じたのは、1ヶ月が経った頃。
さらに今では、トイレに自分から行く回数が増えたり、発語が2語文、3語文が出るようになったのです。
自信がつい付いてきたからか、「嫌」「したくない」「したい」がはっきりしてきました。
また、なんでもチャレンジしてみようという姿勢が見えるよう。と言う、なんとも嬉しい変化がありました。
私の講座ではゲーム形式の専用アクションチャートを使って、【行動を学ぶ力】をつけます。
やる気が育ったお子さんにこの専用アクションチャートを使ったことで、たった一週間でできることがぐーんと増え、日々の生活が大きく変わりました!
お子さんは何をしたらいいのかがわかり、行動できるようになる。
そのおかげで、ママは嫌がるお子さんを強制的にやらせることがなくなり、親子関係も良くなりました。
今、焦っているママも大丈夫。
お母さんの接し方で、脳を変化成長させる正しい方法を知れば、知的障害児が自ら行動できるようになります!
お子さんが自信をつけて、できることを増やし、入学進級を迎える、そんなあたらしい入学準備をはじめてみませんか?
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執筆者:松下かよ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)