運動嫌いの発達障害の子どもが運動会の嫌な記憶を乗り越えられた!ママの1年間の奮闘記

 

発達障害で体育・ダンスが嫌いな低学年のお子さんにとって運動会は参加したくない辛い行事かもしれません。親の考え方と対応を変えたことで、1年後自信を持って運動会に参加し、大成功を収めることができた記録をご紹介します。
 

【目次】

1.運動会嫌い!小学校初めての運動会はまともに参加できなかった思い出
2.なぜ発達障害の子は運動・体育・ダンスへの苦手意識を持ちやすいのか?
3.運動会は出るもの?の常識を捨てたら楽になる!親の心構え
4.運動が苦手な発達障害・低学年の子どもの自信を育てる2つの方法
①毎日の生活の中で肯定できることを沢山言語化する
②スモールステップで体を動かす機会を増やす

 
 

1.運動会嫌い!小学校初めての運動会はまともに参加できなかった思い出

 
 
小学校に入って初めての運動会。
 
 
子ども本人のドキドキはもちろん、小学生になった子どものどんな姿が見られるのか期待する気持ち、心配する気持ちなど親もドキドキの学校行事ですよね。
 
 
特に発達障害の特性を持つお子さんの場合は、悩み困りごとが出やすい行事なのではないでしょうか。
 
 
我が家の発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)傾向の息子は、幼稚園の頃より運動に対して苦手意識を持っており、運動全般に対して消極的なタイプでした。
 
 
それに加えて、幼稚園年長の運動会で組み体操が上手くできなかった、模倣動作が苦手でダンスができないという思い出を強く引きずっていました。
 
 
 
 
5月半ばに開催される小学校初めての運動会。
 
 
最初から運動会の練習はやりたくない、やらない、と学校での練習は全く参加せず。
 
 
このままでは全く何も分からない状態のまま当日を迎えてしまうと焦った私は、先生にお願いをしてダンスの練習動画を早めに入手しました。
 
 
息子はダンスの練習は家では取り組みましたが、学校での練習は変わらず参加しないまま。
 
 
全体の隊形移動などの動きが把握できていない状態でした。
 
 
迎えた運動会当日、列に並ぶも不安で落ち着かない様子。逃げ出そうとするので先生がすぐ側について何とかその場にはいるような状態。
 
 
ダンスは練習のおかげか何となくは動いているものの、隊形移動が分からず先生に助けてもらう。
 
 
かけっこは途中で走るのをやめてしまう、など見ているこちらもハラハラしっぱなし。終始不安げな様子で終了となりました。
 
 
「参加できたね!」など肯定の言葉かけも息子には響いておらず、写真も見たがらない状態。本人としても、上手くできなかった、まともに参加できなかったという印象が強く残ってしまったことが分かりました。
 
 
実際に、「僕は運動が苦手だから…」というネガティブ発言が出るなど、自信をなくしてしまったんです。この状態をどうにかしたい!と思いました。
 
 
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2.なぜ発達障害の子は運動・体育・ダンスへの苦手意識を持ちやすいのか?

 
 
発達障害の特性がある子どもは、ネガティブな記憶を溜めやすいという傾向が強いです。
 
 
過去にあった嫌なことや怖かったことを覚えていて、その記憶が頭の中で鮮明に繰り返され、同じような場面で記憶がフラッシュバックしたり拒否反応が出てしまったり、そもそも挑戦することすらしない、という状態に陥りがちです。
 
 
息子の場合は幼稚園時代の運動会の経験から、「できなかった自分」の記憶が強く残り、自分は運動・ダンスが苦手なんだ、と思い込んで運動への意欲が湧いていない状態でした。
 
 
また、発達障害の子どもには体全体や手先の使い方が不器用という特性を併せ持つ子もいます。 この不器用さは注意欠陥多動性障害、自閉症スペクトラム、学習障害と高い確率で併発すると言われています。
 
 
 
 
不器用さがあるために、やろうとしても体が思ったように動かない、そもそもどうやって動かしたらいいのか分からないことで、できなかったという失敗体験として記憶されてしまいます。
 
 
そしてその失敗した記憶を強く残しているため、
 
 
できなかった
苦手意識を持つ
やりたくない
できないまま
さらにやらなくなる
 
 
という負のループにはまりがちです。
 
 
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3.運動会は出るもの?の常識を捨てたら楽になる!親の心構え

 
 

そもそも運動会をする意味って何だろう?と私は考えました。

 
 
文部科学省の小学校学習指導要領には健康安全・体育的行事について、このような記載があります。
 

 

文部科学省【特別活動編】小学校学習指導要領(平成29年告示)解説

「心身の健全な発達や健康の保持増進などについての関心を高め、安全な行動や規律ある集団行動の体得、運動に親しむ態度の育成、責任感や連帯感の涵(かん)養、体力の向上などに資するような活動を行うこと。」

 
 
確かに運動会に向けてクラスメイトと一緒に練習をしたり、かけっこで1位になるという目標を立てて頑張ったりすることはとても素晴らしいことです。
 
 
また運動会というスペシャルな場でできた!を体験したら、本人にとっても周りから見ても分かりやすい大きな成功体験になりますよね。
 
 
親も先生も、当然ながら運動会は参加してほしいと思う人が大半なのではないでしょうか。
 
 
私も、できれば運動会は出てほしい、出たことだけでも成功だ!と思っていました。
 
 
 
 
しかし、小学1年生の運動会を振り返ってみて、とても辛そうだった息子の様子を思い出すと、本当に出ることが重要なのか、と思い返しました。
 
 
学校行事は運動会の他にも合唱などの発表会もありますし、クラスメイトとの連携は授業のグループワークなどでも築くことができるでしょう。
 
 
そもそも運動会当日に病欠する子もいるわけで…と、行事に無理に参加して心に傷を負わせるくらいなら運動会は出ても出なくてもいいじゃん!と思うようになりました。
 
 
こう思うようになると、
 
 
運動会に出れるようにするにはどうしたらいいだろう?
練習のために家でもかけっこをさせなきゃ!
ダンス練習は早めに、毎日家でも練習させよう!
 
 
などという気負いのようなものはなくなり、私自身の気が楽になったのです。
 
 

4.運動が苦手な発達障害・低学年の子どもの自信を育てる2つの方法

 
 

それ以降、私は日々の小さなことに注目して褒めることで自信を取り戻し、運動に対する「自分はできない」という苦手意識を和らげることに意識を向けました。

 
 

◆①毎日の生活の中で肯定できることを沢山言葉にして伝える

 
 
特に学校での出来事を話してくれたときには、クラスメイトや先生との繋がりを感じるような言葉掛けをするように意識しました。
 
 
またあまり良くないことがあったときには、ネガティブな印象を和らげるような言葉掛けをしていきました。
 
 
例えば、
 
「今日は〇〇君と一緒に給食当番をした」 
→ 「クラスメイトと一緒にやるんだね。一緒にできると嬉しいね!」
 
 
「音読発表で自分のグループが一番をとった」 
→ 「すごいじゃん!これまでみんなで練習してきたもんね。お母さんも嬉しいわ。報告ありがとうね。」
 
 
(図工で作った粘土作品を批判されてしまった)「恐竜に見えないって言われた」
→ 「そうだったんだね。話してくれてありがとう。この色なんかお母さんはすごくいいと思うわ!」
 
 
など、学校であったことを話してくれたら、必ず最後には肯定の反応で締めくくるようにしていました。
 
 

◆➁スモールステップで体を動かす機会を増やす

 
 
運動への苦手意識を軽減するために、難しいことにいきなり挑戦させるのではなく本人ができそうと思うことから取り掛かり、取り掛かったことを褒める、さらにできたら褒める、を日常で繰り返しました。
 
 
ただ歩くだけの散歩を徐々に自然の中を歩くハイキングにしたり、近所の公園から大きな遊具のある公園へ、と少しずつ動きが大きくなるような場所へ一緒に行きました。
 
 
そして前回はここまでだっけど、今回はここもできたね!と以前の自分よりも出来るようになっていることを伝えました。
 
 
こうして、2年生を迎え、また早々と運動会練習が始まろうとする時期に。
 
 
1年生の運動会の記憶が残っており、「あの時はダンスが難しかった」などネガティブなコメントが出てきました。
 
 
ここで私は、運動会出場はどちらでもいいと思っていたので、出たくないと言われたらその気持ちを尊重しようと思っていました。
 
 
そして「そう思っていたんだね」と発言をさえぎらずに最後まで聞き役に徹しました。
 
 
すると「でも2年生は頑張りたい!」という前向きな発言が!
 
 
 
 
その言葉通り、2年生では学校での練習は1度も休まずに参加、自宅でもダンス練習を毎日行い苦手ながらも頑張ろうとする姿を見せてくれました。
 
 
そして当日は全く不安な様子を見せることなく、ダンスの動きも隊形移動も完璧、かけっこは最後まで走り切ると、最後までしっかりとやり切ることができました!
 
 
息子の大成功に繋がったのは、運動会に出る出ないにフォーカスするのではなく、日常の中で肯定を繰り返し、運動に対して少しずつ苦手意識を和らげていくことで、自分はできる!という自信が育まれたからだと思います。
 
 
日々の肯定の積み重ねが、子どもの大きな成功体験に繋がりますよ!
 
 
 
 
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執筆者:菅美結
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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