発達障害の子どもが声が小さくなるときの理由と2つの改善法

 

我が子が声が小さくて何を言っているのかよく聞こえない。こんな様子では、友達に嫌われない?自分の意見もハッキリ言えなくて将来やっていけるのかと心配になりますよね。声が小さくなってしまう理由と声が張れるようになる改善策についてお伝えします。
 

【目次】

1.声が小さくて心配、だけど改善策がわからない
2.トラブルを抱えている時に声が小さくなっていた娘
3.声が小さくなる理由
4.声が張れるようになる2つの改善策

 
 

1.声が小さくて心配、だけど改善策がわからない

 
 
子どもの声が小さくて気になる、改善策がわからない、そんなお悩みはありませんか?
 
 
・他の子どもたちはもっと大きな声を出すのに
 
・あいさつが聞こえなかったら失礼になるかも
 
・どうしてこんなに元気がないのかな
 
 
 
 
子どもの声が小さいと、 「もっと元気よく!」「はっきり言って」「聞こえないよ」 とつい言いたくなってしまいますよね。
 
 
友達や先生には自分の意見を言えているの?こんな状態で将来大丈夫なのか、心配になります。
 
 
なぜ小さな声しか出せないのか、どうしたら声が張れるようになるのか改善策をお伝えします。
 
 
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2.トラブルを抱えている時に声が小さくなっていた娘

 
 
私の子どもは小6の女の子。
 
 
一時期、声が小さくて何を言っているのかよく聞こえないことがありました。
 
 
義理の母も一緒に家族で買い物に行っ時のことです。
 
 
娘のペンケースを買ってくれるという話になりましたが、 義理の母が「これとこれ、どっちにする?」と聞いても 「〇△□…」と、何を言っているのか聞こえない。
 
 
「こっち!」とたった一言いうだけなのに、全然聞こえないんです。
 
 
 
 
たまにしか会わない義母なので、遠慮しているのかな?と思ったのですが、その後も話しかけてもうなずいたり、ぼそぼそと一言つぶやいたりするだけでした。
 
 
その時は、お出かけ自体が気に入らないのかな?とも思いましたが、ハッキリ言わない娘に「たった一言、返事するだけなのに」とイライラする気持ちもありました。
 
 
ですが、表情も暗いのが気になっていたんです。
 
 

3.声が小さくなる理由

 
 
では、なぜ声が小さくなってしまうのでしょうか?
 
 
その原因には、単に風邪をひいているなどの体調面以外に、子どもの自信のなさが関係しているのです。
 
 
・自分の意思、意見を伝えることに躊躇がある
 
 
・緊張や不安がある
 
 
・初対面やたまにしか会わない人、大勢の人の前では緊張度が高い
 
 
このような気持ちの面の原因がからんでいます。
 
 
特に発達障害グレーゾーンの子どもは、学校の集団生活で自信を失っていることが多いのです。
 
 
 
 
それは、脳の未熟な部分があることが原因で、周りの子ども達よりうまく出来ないと思っていることや環境が合わないということがあるからです。
 
 
例えば、
 
 
・学習面で周りと同じくらいのペースで理解をすることが難しい
 
 
・友達とのコミュニケーションにズレが生じてしまう
 
 
・感覚に過敏さがあり沢山の人がいる集団生活で嫌なことが多い
 
 
子ども本人はいたって真面目に学習や学校生活に取り組んでいるのに、なんだかうまくいかないということが、「自分って他の子とは違うのかも」という自信喪失に繋がっていきます。
 
 
さらに、うまくいかないことを親や先生、友達から指摘されることも自信を失うことに拍車をかけます。
 
 
わたしは、義理の母の手前もあって、娘には「もっとハッキリ話さないと聞こえないよ!」などと注意をしていました。
 
 
あとから振り返ると、この頃娘は、友達トラブルや学習面でみんなに追いつけないなど困難を抱えていた時期でした。
 
 
そうです! 自信をなくしていたんです。
 
 
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4.声が張れるようになる2つの改善策

 
 
では、声が小さくて自分の意見が言えない繊細な子には、どうやって自信の回復をしていけばいいのでしょうか?
 
 
やってほしいことは2つあります。
 
 

◆指摘をしない

 
 
できていないことに注目すると、どうしても注意したり叱りたくなってしまいますよね。
 
 
そこをグッとこらえて、まずは声が小さいことを指摘するのはやめましょう。
 
 
自信が回復して来たら、また以前のように声も張れるようになってきます。
 
 
どうしても 「え?!」「なに⁉」と聞き返したくなりますが その語調だけで威圧感を感じる子どももいます。
 
 
「ごめんね、いまちょっと聞こえなかったけど〇〇ってことかな」などと、会話を誘導してあげてください。
 
 
 
 

◆選択するだけでいい簡単な会話にする

 
 
自信を失っている子は、自分の意見を言ったとしても否定されることを恐れています。
 
 
また、自分の意見をいうことさえもためらってしまう子もいます。
 
 
ですが、日常生活では本人の意思確認が必要なこともありますよね?
 
 
そういう時は選択すればいいだけの質問にしてください。
 
 
「これとこれ、どっちにする?」 そして、お子さんが選択をできた場合には「こっちなんだね、わかったよ」と 認める声掛けもしてあげてください。
 
 
こういった小さな積み重ねで、自信が回復してきます。
 
 
声が小さくなったのは一時的なもの、自信を積み重ねていけば、必ず以前のように 張った声が出せるようになります。
 
 
少しずつ自信が回復してきた兆しがあれば、たくさん会話を重ねて、自分の気持ちを 話せるように質問してみてください。
 
 
わたしも意識をして娘と会話をする時間をふやしました。
 
 
YESかNOかで答えられるような質問から始め、徐々に会話の量を増やすことで、友達トラブルで悩んでいたことがわかりました。
 
 
声が小さくなるなど、今までのお子さんの様子と何か違うな、という違和感があったら、コミュニケーションを増やしてみてください。
 
 
自分の気持ちを聞いてくれる人がいるということが、何よりも自信回復ができる早道です。
 
 
 
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執筆者:北川明希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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