しつけを卒業したい発達障害・グレーゾーンキッズママのガイドブック~スモールステップ編~

もうすぐ入園なのにできないことだらけ。そんな発達障害・グレーゾーンキッズにイライラしていませんか?でもいくら叱ったところでできるようにはなりません。その秘訣は、しつけをやめること。褒めのシャワーでたくさんの自信をプレゼントしましょう。
 

【目次】

 

1.何度教えてもできない発達障害・グレーゾーンキッズにイライラしていませんか?

 
 
もうすぐ入園だというのに、うちの子、できないことだらけ。 そして何度教えても全然できるようにならない。そんな発達障害・グレーゾーンの子どもの姿を見て心配したり、不安になったり。
 
 
そんな気持ちからイライラしてしまうことってありませんか?
 
 
親からすると、なんでこれができないの?と思うようなことばっかりかもしれません。だから、なんとかできるようになって欲しいと思って、つい、しつけようとしてしまいますよね。
 
 
実は、私もやっちゃってたんです。当時は私も一生懸命だったので良かれと思って言ってたことが逆効果だったなんて思いもしませんでした。
 
 
我が家の息子は年長さん。発達に凸凹のあるタイプです。得意なことは、外で走ったり、公園で元気に遊ぶこと。でも反対に手先は不器用で、数年前は靴を履くのにも苦労しました。
 
 
「靴の右と左、逆になってる!」
「足をぐっと入れて」
「もっと押し込まないと」
「マジックが止まってないよ」
「あーもう!急ぐからママがやるね」
 
 
こんなふうに私がしつけようとすればするほど、子どもがやる気をなくしていき、最終的にはどうなるかというと
 
 
「だから、できないんだってば!」
 
 
と怒りが爆発。そんな息子の様子に私のイライラが爆発するというパターンを繰り返していました。
 
 
 
 
でも、発達障害・グレーゾーンキッズの困りごとの理由を理解して、スモールステップで対応すると、子どものやる気を引き出すことができるんですよ。次の章で解説しますね。
 
 
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2.その声かけ、お子さんをさらに追い詰めているかもしれません。

 
 
発達障害・グレーゾーンキッズの中には、手先が不器用な子どもがいます。
 
 
今、あなたの身近に手袋軍手はありますか?ためしに2枚重ねてはめてみてください。この状態が子どもの手の状態です。これで素早く靴を履くことができるでしょうか?
 
 
そして…彼らは複数のことを同時にこなすのも苦手です。 優先順位がわからなくなってしまったり、はじめに言われたことを忘れてしまったりするんですね。
 
 
先ほどの会話を深堀りしてみると良くわかるのですが…そう、短時間の間に、指示の連発になっています。そうなると発達障害・グレーゾーンの子どもは
 
 
「一度に言われるとわからないんだよ」
「何を一番にやるの?」
 
 
パニックになってしまいます。さらに、最後に、私からの「あーもう!」というような、吐き捨てるような言葉。
 
 
しつけなきゃ!と焦る気持ちがこんなふうに口に出ることがあります。しかし子どもからするとこのセリフは「あなたはダメな子」という烙印です。
 
 
大人でも同じことがあると思うのですが、たとえば職場の上司から次々に仕事を言い渡されると、プチパニックになることってありませんか? いわゆるキャパオーバーってやつですね。
 
 
 
 
そう考えると子どもが反発してくるのは当然の結果です。では、どうしたらよいのでしょうか?
 
 
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3.しつけをやめて、こまめに褒める。たくさんの自信をプレゼントしましょう!

 
 
何度言ってもお子さんができるようにならないと思うなら、振り返ってみてください。もしかしたら教える側の声かけに工夫ができないか?と…。
 
 
先ほどの、靴が履けなくて親子でイライラしているシーン。しつけを手放すとどうなるかというと…
 
 
「靴を右と左で並べてごらん?」
「そうだね♪じゃあ、ママが靴をもっているから、ぎゅっと入れてみて」
「上手!そしたら、マジック止めてみよう」
 
 
どうでしょうか?とても同一人物とは思えませんよね。
 
 
こんなふうに目標をスモールステップにすることで、褒めながら進められるようになります。我が家の場合はこの結果、息子自身のやる気がUPし、苦手だなと感じていることも成功率が上がりました。
 
 
 
 
ちなみにちょっとご注意。褒めた後に、余計な一言を加えるのは絶対にNGです。お子さんのやる気が一気に失せてしまいます。
 
 
「このくらいはできて当たり前だよね」
「いつもこんな感じでやってくれるといいんだけど」
 
 
 
など…大人は奮起させようと言ったつもりでも、この余計な一言でやる気メーターは一気に急降下。
 
 
ですから、褒めたら、褒めっぱなしで終わること。「えらいね!ちゃんと靴履けたね」これだけでOKです。
 
 
こんなふうにママの声かけがお子さんのやる気メーターをONにできるかどうかのカギを握っています。こちらの記事もぜひ参考になさってください。
 
 
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いかがでしたか?自分の子となると、つい理想が先立ってしまうため、できないことに対してイライラしてしまいますが、お子さんの立場でサポートをしてあげることが大事です。
 
 
小さな成功の積み重ねがやがて大きな自信となってお子さんの自立へと導いてくれますよ。
 
 
春からの新生活のスタートを笑顔で迎えられるように祈っています!
 
 
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執筆者:須藤ゆかり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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