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【お悩み相談室】何度注意しても息子の宿題が終わりません。発達障害・ADHD傾向の息子がスムーズに宿題を終わらせる方法があるでしょうか?

更新日:

発達障害・ADHD傾向の小学2年生の息子がいます。学校の宿題がなかなか終わりません。やり始めるのはいいのですが、ダラダラしたりキョロキョロしたりして進みません。声を掛けても全く聞いておらずイライラしてきます。どうしたらスムーズに終わらせることができるのでしょうか?

 

7歳・男の子のママ

発達障害・ADHD傾向の子どもは宿題がなかなか進まないですよね。いくら注意しても聞いてなくて、見ているこちらはイライラしちゃいます。そんな悩みを解消できた、私の宿題問題の解決法をお伝えしますね。

 

発達科学コミュニケーショントレーナー 石井花保里

 

【目次】

 

1.あるある!発達障害・ADHD傾向の子どもと親の宿題バトル!

 
 
新型コロナウィルス感染症拡大防止による休校も終わり、小学校が再開しましたね。
 
 
遅れた授業のために、学校からは以前よりたくさんの宿題が出されて、お母さんも大変だと思います。
 
 
特に発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向のお子さんは宿題をしていても、キョロキョロしたり、鉛筆で遊んだり、落書きを始めたりと、なかなか進みませんよね
 
 
親が声を掛けても全く聞く耳もたずで、イライラすることも多いと思います。
 
 
我が家の息子は発達障害・ADHDグレーゾーンの小学2年生です。
 
 
学校の宿題が進まず、注意してもそしらぬ顔
 
 
「あと少しでしょ」
 
「ボーッとしないでやってよ」
 
「どこ見ているの」
 
「何度言ったらやるの?」
 
 
だんだんこちらがイライラしてしまい、ついつい怒ってしまうことが多かったです。けれど、何度言っても、宿題は先には進みません。
 
 
結局、怒られて、泣きながら無理やり終わらせることも何度もありました。
 
 
ですから、相談者さんのお気持ちはよくわかります。
 
 
けれど、お母さんがちょっとした声掛けの工夫をすると、スムーズに宿題ができるようになるのです。
 
 
今回は、宿題が進まないお子さんを持つお母さんにお勧めの声掛けの方法をお伝えします。
 
 
 
 

2.発達障害・ADHD傾向の子どもの宿題が進まない理由とは?

 
 
そもそも、どうして発達障害・ADHD傾向の子どもはお母さんがいくら声を掛けても宿題が進まないのでしょうか?
 
 
それはお子さんの脳の発達に原因があります。
 
 
宿題中にボーッとしていて、いくらお母さんが「進んでないよ」「さっさと済ませなさい」と声を掛けても全く聞いていないのは、脳の聴覚系がまだ育っていないからかもしれません。
 
 
聴覚系というのは、耳から入る言語を聞き取る力です。
 
 
聴覚系が未熟な場合は、普通のことばで言って聞かせても効果が薄いです。
 
 
・キョロキョロと視線を動かす
 
・あちこちよそ見をする
 
 
このような状態のときは、脳は宿題ではなく、他のおもしろいことを探している状態です。
 
 
耳(聴覚)より目(視覚)が活発に働いています。
 
 
だから、お母さんがいくら子どもにガミガミと声を掛けても、耳は働いておらず、聞いていない状態ですのでほとんど意味がないということなのです。
 
 
つまり、発達障害・ADHD傾向の子どもに声を掛けるときは
 
 
・耳に入るよう声掛けをする
 
・短いことばでタイミングよく声掛けをする
 
 
ことが大事になります。
 
 
まずは、お母さんの声が耳に届くような声掛けをして、耳(聴覚)の集中力を高めることが大切です。
 
 
 
 

3.スムーズに宿題ができるお母さんの声掛けの2つのポイント

 
 
息子を変えようと怒ってばかりの私でしたが、声掛けを変えただけで息子スムーズに宿題ができるようになったので、ご紹介しますね。
 
 
子どもが宿題をやり始めようとおとなしく座っていられたら、まずは、短いことばでやさしく肯定的な声掛けをします。
 
 
「ちゃんと座れているね」
 
 
座れているだけで、褒めるの?と思いますが、宿題をする姿勢になっただけでもすごいことです。座ったタイミングを逃さずに素早く褒めましょう。
 
 
そうすることで、聞くことへの集中につながります。
 
 
さらに、
 
 
・やり始めたら、「もうやってるの」
 
・1問解いたら、「1問できたね」
 
・1ページできたら、「もう1ページ終わったね」
 
・「あと少しだね」
 
 
と途中でこまめに褒めていきます。
 
 
たいていのお母さんは、すべてやり終えたから最後に褒めることが多いと思います。
 
 
それだと褒めるチャンスが減ってしまいます。
 
 
座れた、取り組み始めた、少しできた、半分できた…とこまめに褒めることで、成功体験が積み上がっていき、集中が途切れずに最後まで宿題を継続させることができます。
 
 
この方法で息子はぼんやりして注意がそれたり、キョロキョロすることがなくなりました。
 
 
また、宿題の最中に楽しい刺激があって注意が奪われそうになっても、すぐに戻れるようになりました。
 
 
そして、放っておくと1時間ダラダラしてしまい、決まった時間までに終えることができなかった宿題が、20分程度で終わらせることができるようになりました。
 
 
今では、自分で達成時間を決めて、積極的に宿題に取り組むことができるようになりました。
 
 
 
 
いかがでしたか?
 
 
休校中のたくさんの宿題をスムーズに済ませるためのポイントは
 
 
・宿題の姿勢になったことをまず褒めて、お母さんの声が耳に届くようにする
 
・最後までできるように、できるだけこまめに褒める
 
 
の2つです。
 
 
宿題はさっさと済ませて、親子で笑顔で過ごしてくださいね。
 
 
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執筆者:石井花保里
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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