小学生 発達障害

今日から始める!発達障害児の宿題がサクッと終わる3つの秘策

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発達障害の子どもが宿題に集中できないことはよくありますよね。宿題がなかなか進まなくて、イライラしてしまうことはありませんか?宿題をサクサク進めるために、お母さんにできることが工夫次第であるんです!今すぐ試せる3つの秘策をご紹介します。
 

【目次】

 

1.脱線が多くて進まない!自閉症スペクトラムの息子の宿題事情

 
 
発達障害やグレーゾーンの子どもの宿題問題!困っているお母さんはたくさんいらっしゃると思います。
 
 
毎日宿題があるという学校だと、お母さんは宿題が進まない子どもを見て毎日イライラしていませんか?
 
 
実は、私もその一人でした。
 
 
息子は小学校1年生。発達障害・自閉症スペクトラムの診断がありますが、知的発達の遅れはないため、通常級で頑張っています。
 
 
うちの学校は、毎日必ず宿題が出ます。
 
 
内容はプリント2枚と音読。まだ1年生ということもあり、ひらがなの練習や数の概念を問う超簡単な内容です。
 
 
私からすれば「10分もあればできるはず!」と思うのですが、息子はなかなか集中できません。
 
 
1問解いては全く関係ないことを話し出したり、丸付けの丸の形にこだわりだしたり…
 
 
振り返ってみると、宿題を解いている時間よりも脱線している時間の方が明らかに長い状況でした。
 
 
息子の場合、宿題をやらないわけではないし、内容が理解できていないわけでもない。 でも脱線が多すぎる!というのが私の悩みでした。
 
 
私に限らず、子どもがやっと宿題をやり始めた!とほっと一息…と思ったら、
 
 
名前だけ書いて止まっている!
ぼーっとしている!
消しゴムで遊んでる・・
 
 
ということはありませんか?
 
 
 
 
どうして全部終わっていないのに、手が止まってしまうのでしょうか?実は、発達障害の子どもたちが、宿題に集中できない理由はたくさんあるんです。
 
 
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2.発達障害の子どもの宿題あるあるーだから集中できません!

 
 
発達障害の子どもが宿題に集中できない理由はたくさんあります。 宿題を始めたはずなのに、途中で手が止まってしまうのは、脳のエネルギー不足が原因かもしれません。
 
 
人が行動を起こすとき、脳は大きなエネルギーが必要です。
 
 
特に「宿題」という嫌なイメージのあるものに取り組むとき、さらに大きなエネルギーが必要なんです。
 
 
そのエネルギーは、その行動が終わるまでずっと同じ量が必要ではありません。
 
 
車のエンジンのように、行動を始めるときにだけたくさんのエネルギーが必要になるのですが、1人ではなかなかエネルギーを持続することが難しいのです。
 
 
そのほかにも、
 
 
・いつになったら宿題が終わるのか、見通しが立たなくて不安
 
・宿題がつまらなくて、ついつい別のものに興味が移る
 
・宿題が難しすぎて分からない
 
・量が多くて途中で疲れてしまう
 
 
など、様々な理由があります。
 
 
 
 
それでは、サクサクと宿題が進めるようにするには、どうすればいいのでしょうか。
 
 

3.発達障害の子どもが宿題をサクサク進められるお母さんの声かけ

 
 
2~3問だけ解いて子どもの手が止まってしまった!そんなとき、お母さんはついつい、
 
 
「まだいっぱい残っているよ!」
「まだ2問しかできてないじゃない!」
 
 
と声をかけていませんか?
 
 
宿題の序盤は、まだまだエンジンがかかり切っていない状態。脳はエネルギーを欲しています。そんなときにネガティブな声をかけると、子どもは一気にやる気と自信をなくしてしまいます。
 
 
宿題に集中できない子どもをネガティブな言葉でけしかけるのではなく、エネルギー不足を補うような対応をすれば、子どももスムーズに宿題に取り組めるはずです。
 
 
子どものエネルギーになるもの。それはお母さんの注目と肯定的な声かけです!
 
 

◆エネルギー注入①お母さんからの注目

 
 
自分が「宿題」という嫌なものを頑張っているときに、お母さんが全然こちらを見てくれない...ということで、やる気がなくなってしまう子どももいます。
 
 
お母さんもお忙しいので、ずっと子どもの隣にいてあげることは難しいかもしれませんが、
 
 
「宿題始めたのね」
「がんばってるね」
 
 
と注目してあげましょう。
 
 
お母さんが自分の行動に気づいてくれていることで、やる気がでてきます。「ファ~イトッ!」など明るい口調で励ましてあげるのも効果的ですよ。
 
 

◆エネルギー注入②終わっていることに着目

 
 
お母さんが、
 
 
「おっ!もう1問終わったんだね」
「もうここまで進んだね!」
 
 
終わっていることに着目して肯定的な声かけをしてあげましょう。
 
 
 
 
「1問終わった」と言われたら次は2問目だと分かりますよね。こんな風に声をかけると、子どもは次の問題に目を向けやすくなります。
 
 
「もう半分終わったね!」
「もう1ページ終わったね!」
 
 
と子どもの様子を見ながら、宿題の進み具合に応じて声をかけてあげてくださいね。
 
 
まだ問題が解けていなくても大丈夫!
 
 
「椅子に座れたね」
「鉛筆、準備したんだ」
 
 
と声をかけてあげてください。
 
 
子どもが宿題を始めたら、お母さんは終わったことに注目して肯定的な声かけをこまめに行うことで、子どもの手が止まらず、宿題をサクサク進めることができます!
 
 
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4.発達障害の子どものやる気をアップさせる「ご褒美」の使い方

 
 
宿題に対するイヤなイメージを、払拭することは難しいことです。お母さんだって、大人になったからといって宿題が大好き!というわけではないですよね。
 
 
宿題に対するネガティブなイメージって、相当根深いものだと考えた方がよさそうです。
 
 
宿題嫌いになる原因は、
 
 
・宿題を忘れて先生に怒られてしまった
・誤答を友だちに指摘されて恥ずかしかった
・宿題のせいで遊ぶ時間が減る
 
 
など、いくつかの理由が考えられます。
 
 
嫌なものをスムーズに進めるために必要なもの、それはご褒美です!
 
 
「宿題が終わったらおやつにしようか!」
「宿題が終わったらゲームしていいよ!」
 
 
こんな風にご褒美を用意することで、子どもが宿題にさっと取り組めるようにするのは有効です。
 
 
ご褒美を用意すると、宿題の途中での声かけも、バリエーションが増えますよね。「もう半分終わったよ!あと半分でおやつだから頑張って!」と子どもを励ますことができます。
 
 
また宿題が多いときや、子どもが疲れやすいタイプだったりするときは、途中でご褒美を用意するのもアリです。
 
 
途中でご褒美タイムを設ける場合、短い時間で子どもが満足するご褒美を考えましょう。
 
 
ゲームやテレビは時間がある程度必要ですし、残りの宿題をやりたがらなくなってしまうおそれがあります 。
 
 
「ここまで終わったら、チョコ1個食べる?アメちゃん1個食べる?それともお母さんがマッサージしてあげようか?」
 
 
こんな風に小さなご褒美をいくつか準備して、子どもに選ばせると満足度が高くなります。
 
 
宿題をしながらおやつは食べちゃダメ!という考えは捨てて、お子さんに合ったやり方を実践することが大切。
 
 
子どもがやる気になりそうなご褒美を用意して、肯定的な声かけをこまめに行いましょう!息子はこの2つの方法で、宿題がサクっと終わるようになり、パステル総研のオリジナル教材や通信教材まで手が伸びるようになりました。
 
 
 
 

5.宿題の難易度が高すぎる/量が多すぎる場合

 
 
①肯定的な声かけを絶えず行う
②ご褒美を用意する。宿題の途中でもOK!
 
 
この2つの方法を使っても宿題が進まないケースが2つあります。
 
 
それは、
 
・宿題が難しすぎる
・宿題の量が多すぎる
 
という場合です。
 
 
そもそも、学習の理解度は個人差がありますし、子どもの体力や家庭の事情もそれぞれです。 それなのに、クラス全員一律で同じ宿題に取り組む必要はどこにあるのでしょうか?
 
 
まず、お母さんが「宿題って何のためにやるんだろう?」と考えなければいけないと思います。 宿題が子どもにとってプラスになるようにしていきましょう!
 
 

◆①宿題が難しすぎる場合

 
 
宿題をすると、ひどい癇癪を起こしたり、時間がかかりすぎたりする場合は、学習の習得度に大きな遅れがないか学校と相談することも必要です。
 
 
本来宿題は、授業で扱ったことの復習として出されます。適正な時間で終われないなら、授業の内容が分かっていないという可能性が高いです。
 
 
学習に遅れがある場合は、
 
 
・先生に宿題の内容を変えてもらう
・家庭で子どもの学習レベルにあったものに取り組み、それを宿題として扱ってもらう
 
 
などの対応をとりましょう。
 
 
宿題が「子どもの学習の理解を高めるもの」だとしたら、子どもに合ったものを取り組まないと意味がないですよね。
 
 

◆②宿題の量が多すぎる場合

 
 
日本の教育は反復学習が大好きです。漢字を何度も書いて練習したり、同じようなドリル問題を繰り返したり。
 
 
分かっているのに繰り返す必要ってあるのでしょうか?
 
 
数をこなすよりも、理解しているかどうかの方を大事!量が多すぎる場合は、先生に量を減らしてもらうようにお願いしてOKです。
 
 
まずは子どもがサクッと終わらせられる量まで減らして、宿題や勉強への抵抗をなくしていくのがいいと思います。
 
 
 
 
私も、自分の子ども時代は「宿題は絶対にしないといけないもの」と思っていました。忘れてしまったときは親にも先生にも叱られましたし、この世の終わりレベルで落ち込みました。
 
 
でも、発達科学ラボのトレーナー・リサーチャーたちに話を聞くと、宿題の内容も量も、子どもの特性や理解度に合わせてアレンジしている人ばかり!私の宿題に対する考え方を柔軟にしてくれました。
 
 
子ども一人一人が、無理なく学習への理解を深められる形にアレンジしていい。小学校入学前からこれを知っていたので、1年生がスタートしたばかりですが、すでにアレンジしています。
 
 
先述した通り、私の息子の場合、宿題が難しい・量が多い、というわけではありません。でも、療育に行く日は、どうしても時間的に宿題をする余裕がありません。学校からそのまま療育に行き、帰宅すると夜8時前になります。
 
 
そこで、担任の先生には「療育の日の宿題は、その週の金曜日までに出させてください」とお伝えして了承をいただいています。
 
 
療育から帰宅すると、夜ごはん・お風呂・明日の準備とバタバタですが、宿題は明日でいい!というだけで、私も息子も気持ちに余裕が生まれています(結局宿題まで手が回ることも!)。
 
 
小学校に入学すると、宿題がつきもの。サクッと終わらせたいなら、
 
 
①子どもの理解度に合った宿題を適切な量取り組む
②肯定的な声かけを絶えず行う 
③ご褒美でやる気をアップさせる
 
 
という3つのポイントをぜひ試してみてくださいね。
 
 
宿題については、こちらでも解説しています。ぜひチェックしてくださいね!
 
 
 
 
 
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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