熱中体験は人生を大きく変えます!子どもを伸ばすための「親力」とは?

親野智可等先生の著書『「親力」で決まる!子供を伸ばすために親のできること』の中には、明るく楽しい気持ちで子育てができるようなヒントがたくさんあります。その中から、子どもの頃の熱中体験がとても大切!ということについてお伝えします。
 

【目次】

1.好きなことや興味あることが偏っているお子さんを心配していませんか?
2.ひとつのものにこだわることこそ、熱中体験!
3.子どもの頃の熱中体験がとても大切な理由
①好きなことに熱中する楽しさを味わうことができる
②一つのことに熱中し、それを究めると自信が生まれる
4.「親力」で子どもの好きを応援しよう!

 

1.好きなことや興味あることが偏っているお子さんを心配していませんか?

 
 
学校も夏休みに入りましたが、お子さんはどんな風に毎日を過ごしていますか?長期休暇は、自分の好きなことや興味あることにじっくり取り組める絶好の機会です。
 
 
でも、
 
・恐竜が好きで、恐竜の本しか読まない。恐竜の絵しか描かない。
 
・電車が好きで、電車の本ばっかり読んでいる。電車の絵しか描かない。
 
など、お子さんの好きなことや興味のあることが偏っていて心配しているお母さんも多いのではないでしょうか。
 
 
かつての私もそうでした。私の息子は、小さい頃は電車にしか興味のない子で、描くのは電車の絵ばっかり、読む本も電車関係ばかり。
 
 
このような、好きなことや興味のあることが偏っている子どもについての悩み。
 
 
これを分かりやすく解説しているのが、親野智可等先生の著書『「親力」で決まる!子供を伸ばすために親のできること』(宝島社)です。
 
 
親野先生は、『ドラゴン桜』でおなじみの教育界№1メルマガ「親力で決まる子供の将来」発行人でもあり、パステル総研でお招きして講演会をしていただいたこともあります。
 
 
 
 
 
 
今回は、親野先生の著書から「ウルトラマンの本ばっかり読んでもらいたがる子供について」という質問を参考にお伝えしていきます。
 
 
質問に出てくるお子さんは4歳で、ウルトラマンやゴジラの本が大好き。読み聞かせの本には見向きもしないそうです。
 
 
お母さんは、ウルトラマンの怪獣図鑑を読んであげたりしているのですが、本当は道徳的な本を読んであげたいそう。
 
 
こんな風に同じものばかりにしか興味を示さないと、なんだか気になってしまいますよね。
 
「なんで、同じものばかりにしか興味ないんだろう…」
「こんなに興味が偏って大丈夫なのかな?」
「他のものにも興味を示して欲しい」
 
と心配になる気持ち、とてもわかります。
 
 
では、親野先生は、それについてどのように言っておられるのでしょうか?そして、子どもを伸ばす「親力」とはどんな力なのでしょうか?
 
 
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2.ひとつのものにこだわることこそ、熱中体験!

 
 
好きなことにしか興味をもたないお子さんって、実は案外見かけませんか?
 
 
自動車の本しか見ないとか、昆虫の本しか見ないとか…とくに男の子の場合はそれほど珍しくありません。
 
 
発達障害あるなしに関係なく、このようなお子さんは結構いるのです。
 
 
 
 
親野智可等先生は著書で、このようにおっしゃっています。
 

ウルトラマンやゴジラの本が好きなら、まずそれをたっぷり読んであげるといいと思います。これは、子どもの好奇心の芽を摘むことなく、満たしてあげるということだと考えます。

 
親野智可等著『「親力」で決まる!子供を伸ばすために親のできること』より
 
 
そして、この自分の好きなことに熱中しているときこそが熱中体験なのです。
 
 

3.子どもの頃の熱中体験がとても大切な理由

 
 
熱中できるものがある子どもは、私たち親の声かけ、つまり「親力」次第でそれを究めさせることができます。
 
 
究めさせたらよいことが二つあると親野智可等先生は著書で次のように述べています。
 
 

①好きなことに熱中する楽しさを味わうことができる

 
 
この熱中体験は、人が主体的に生きていく上でとても大切です。
 
 
熱中体験が豊富な人は、自分でやりたいことを見つけることができます。そして、自分であれこれ工夫して楽しみを深めていけます。
 
 
子どもの頃のウルトラマンの熱中体験で、そのノウハウを身に着けているのです。
 
 
 
 

②一つのことに熱中しそれを究めると、自信が生まれる

 
 
この質問の場合なら、「自分はウルトラマンについては誰にも負けない」という自信がつきます。
 
 
子どものときにこのような自信を持つことはとても大切です。これが、自分への自信につながるからです。
 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんは特に、叱られたり怒られたりしがちで自信を無くしてしまっていることが多いです。
 
 
自信がなくなるとやる気もなくなるし、行動できなくなってしまいます。
 
 
これからの時代は、大人から見たら価値があると思えないようなどうでもいいことや、誰も注目していないようなことに価値が生まれる時代になっていくかもしれません。
 
 
決して大人から見たら価値があると思えないことでも、否定しないでくださいね。否定することでいいことは一つもないのです。これも「親力」の一つだと思います。
 
 
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4.「親力」で子どもの好きを応援しよう!

 
 
では、どのようにして子どもに好きなことを究めさせたらいいのでしょうか?
 
 
質問のお子さんに関して親野智可等先生は、
 
・ウルトラマンショーに連れて行く
・ウルトラマンの着ぐるみをプレゼントする
・ウルトラマンのビデオを全部見せる
・ウルトラマンの本を書かせる
・ウルトラマンに関するクイズを作らせる
 
などがいいと言っておられます。
 
 
私たちも、子どもが恐竜が好きで絵を描いていたとしたら、
 
「何を描いてるの?細かいところまでよく描けているね!」
「今にも動き出しそうな恐竜だけど、なんて恐竜なの?教えて!」
 
などと声をかけています。
 
 
好きなことをしているときの子どもの集中力ってすごいですよね!集中しているときのまなざし、イキイキとして楽しそうな感じ…。
 
 
子どもはもともと好奇心旺盛です。その好奇心を見逃さずに、いかに伸ばしていくかが大切だと思います。
 
 
恐竜が好きなら、恐竜関係の展示をしている博物館に行ったり、発掘体験をしたり、一緒に図鑑を見たりするのもいいですよね!
 
 
子どもの熱中できることや好きなことに、親も興味関心をもち一緒に楽しむ。
 
 
私たち親が一緒に楽しむことで、子どももより興味関心をもち、追究していくと思います。
 
 
そうなるかならないかは、私たちの「親力」次第なのです。
 
 
 
 
いかがですか?
 
 
このように、子どもの頃に自分の好きなことや興味関心のあることを追求した体験や経験は脳にしっかりと刻まれ、生きていく上でとてもプラスになっていきます。
 
 
私たち親にできることは、子どもの好奇心の芽を摘むことなく、子どもの熱中できることや好きなことを応援していくことだと思います。
 
 
脳科学的には、脳は好きなことや楽しいことをしているときに発達することが分かっています。
 
 
この夏休みという長期休暇は、お子さんの好きなことに思いきり熱中させてあげられるチャンス。
 
 
私たちも「親力」を発揮して一緒に楽しみ、お子さんの明るい未来を応援していきましょう!
 
 
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執筆者:愛川まいこ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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