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発達障害・グレーゾーンの子どもの特性に合った対応を園や学校でしてほしい!園や学校側が協力しやすくなるポイントは?

更新日:

発達障害・グレーゾーンの子どもの特性に合った対応をしてほしいとき、どのようにお願いすると園や学校の協力を得られやすいのでしょうか?そのポイントを教職経験のあるママに聞いてみました。
 

【目次】

 
・調査期間:2019年3月30日〜4月7日
・回答者 :発達科学コミュニケーショントレーナーまたはリサーチャー
      教職経験のある者9名
・調査方法:インターネット調査
 

 

1.88.9%が園や学校側が協力しやすいお願いの仕方はあると回答!

 
 
Q 園や学校側が協力しやすいお願いの仕方はありますか?
 
 
 
 
“ある”と答えたママが88.9%!園や学校側が協力しやすいお願いの仕方があるという結果になりました。
 
 

 

2.園や学校側が協力しやすくなるポイントは4つ!

 
 
アンケートに寄せられたメッセージから、園や学校が協力しやすくなるポイントが見えてきました。
 
 
ポイントは4つ!
 
①お子さんの特性をよく理解して家庭でも対応している
②お子さんの特性、それに合った対応を書面にまとめて伝える
③日頃から園や学校、先生との信頼関係を築いておく
④先生と相談、協力しながら取り組む姿勢を示す
 
 
①お子さんの特性をよく理解して家庭でも対応している
 
“ママがお子さんの特性を理解して自分も対応していること。その上で学校で配慮して欲しいことを伝えてほしい。 (教職経験 幼稚園児のママ)
 
 
“家でやってないことを園や学校だけにさせている方が多くいました。”(元幼稚園教諭 / 元保育士 中1、小5、小1のママ)
 
 
家庭内で成功したことを話して欲しい。〇〇が気になるから〇〇に気をつけて対応していますと伝える。”(元スクールカウンセラー / 元学生相談員 中3、小4のママ)
 
 
まずはお子さんの特性をしっかり理解しておくこと。その上で、家庭でも特性に合わせた対応をしていることが大切です。
 
 
家庭でどのような対応をしているのかが園や学校での対応の基本となり、お子さんの特性に合った対応への協力が得られやすくなります。
 
 
②お子さんの特性、それに合った対応を書面にまとめて伝える
 
”家でしている関わり方をお願いするときは、起こりそうなことを資料にしてもらうとわかりやすいです。”(元幼稚園教諭 / 元保育士 中1、小5、小1のママ)
 
 
”要望を明確に書いて欲しい。完璧を望まず歩み寄りを含んで考えていく姿勢を持ってくださると対応できることが多くなります。完璧を要求されると断らなくてはならないケースも。”(教職経験 中学生のママ)
 
 
”特性に関する相談が多いので書面にして特性や苦手なこと、配慮して欲しいこと、トラブルが起こった場合(誰がキーパーソンになるのか等)の対処法を伝えてもらうと手厚く対応できます。”(大学勤務経験 年中児、1歳児のママ)
 
 
お子さんの特性、それに合った対応書面にまとめて伝えることで園や学校側にしっかりと伝わります。お子さんについて具体的でわかりやすく、いつでも確認できる形の情報があると園や学校の先生も理解しやすく、対策を立てやすくなります。
 
 
書面で伝えるツールとしてサポートブック(またはサポートノート)もお薦めです。行政機関などでも配布されていますので、ニーズに合ったタイプを利用されるといいでしょう。
 
 

 
 
③日頃から園や学校、先生との信頼関係を築いておく
 
”要求ばかりせず、学校側の意見もある程度聞く姿勢があると好印象で動きやすい。学校行事に参加したり、PTA役員などで教員とのやりとりをして信頼関係が築けていることも必要”(特別支援学校勤務 未就園児のママ)
 
 
“担任やコーディネーターを飛ばして、校長や教育委員会に直談判に行くと担任たちは動かざるを得ないが印象はあまりよくない。” (特別支援学校勤務 未就園児のママ)
 
 
“学校のシステム、先生の性格を変えることはとても大変です。学校や先生を褒めつつ相談をしてどのようにできるかを一緒に考えてもらうスタイルが良いと思います。”(元スクールカウンセラー / 元学生相談員 中3、小4のママ)
 
 
やはり人と人との関わりは信頼関係が大切!
 
 
園や学校の行事に参加したり、先生との挨拶や会話の機会を持って信頼関係を築いていきましょう。その際に園や学校、先生への労いや感謝を伝えることは信頼関係を築く上で大きなポイントになります。
 
 
担任の先生を飛ばして園長先生や校長先生、教育委員会に直接お願いするのは控えたほうが良さそうです。園や学校の体制や事情を考慮することも忘れずに。
 
 
④先生と相談、協力しながら取り組む姿勢を示す
 
”他の園児とのバランスや教員の人数により限界があるので『こうしてください』より 『こうして欲しいのですが、可能ですか?』程度にして決定権は園側に委ねた方が協力を得られやすいと思います。”(元幼稚園教諭 大1、小6のママ)
 
 
”うまくいかないことや困ったことがあったら相談してコミュニケーションを密に取るといいと思います。”(元スクールカウンセラー / 元学生相談員 中3、小4のママ)
 
 
”どのような支援が必要か年度初めに話し合う。もしくは前年度にお母さんから話を聞いておくとクラス分けなども配慮できるので助かる。” (小学校教諭 年少児のママ)
 
 
“トラブルが起きたとき、診断のあるなしに関わらず些細なことでも伝えるのが大切です。学校側の対応のしやすさが歴然です。 ”(大学勤務経験 年中児、1歳児のママ)
 
 
普段からお子さんのことについて先生に連絡、相談する機会を持つようにしましょう。
 
 
また、先生は多くの子ども達を受け持っていらっしゃいます。先生にお願いがある場合は相談し、話し合いながら一緒に対応策を考えていく形が良さそうです。
 
 
「〇〇は可能ですか?」と提案する形で相談すると協力を得やすいということもわかりました。
 
 

 
 

3.今日からお母さんができること〜発達障害の子どもの特性に合った対応を得るために

 
 
発達障害・グレーゾーンのお子さんが元気に楽しく集団生活を送るには、お母さんと園や学校側の連携がやはり大事なのですね。
 
 
お母さんが先生と一緒に取り組もうとする姿勢を見せることで、園や学校側でもお子さんの特性に合った対応をしやすいという意見が寄せられました。
 
 

 
 
今日からお母さんができることをまとめると、
 
・お子さんをよく観察する(得意なこと、苦手なことなどお子さんの特性を把握する)
 
・家庭での特性に合わせた対応を記録する(成功した対応例、様々な場面での対応方法など)
 
・お子さんの特性、それに合った対応を書面にまとめる
 
・先生とのコミュニケーションの機会を増やす
 
・先生へは「〇〇は可能ですか?」と提案するスタイルでお願いをする
 
 
と言うことが挙げられます。
 
 
いかがでしたか?お子さんのことで園や学校にお願いしたいことがあったときに参考にしてみてくださいね。
 
 
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執筆者:島田莉々子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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