グレーゾーン 発達障害

スマホ中毒から子どもを守るお母さんの2つの対応~発達障害の新子育て術~

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子どもにスマホを持たせるのが不安というお母さんにぜひ知ってほしい、現代のスマホ事情について解説します。スマホは発達障害の困りごとを解決できる便利ツールでもあります。お母さんが2つのポイントを意識すれば、スマホ中毒も防げますよ!
 

【目次】

 

1.現代ママの必須知識!子どものスマホ活用について切り込みます!

 
 
現代の子育てで避けて通れないもの。それはインターネット、スマホ・タブレットですよね。
 
 
あなたのお子さんはもうスマホを持っていますか?
 
 
お子さんにいつからスマホを持たせるのか? は、現代ママにとってとても気になる問題ですよね。
 
 
周りの子が自分専用のスマホを持ち始めると、「わが家もそろそろ…」と思いますよね。
 
 
スマホを持たせないと友達同士のかかわりで壁になりそう…
でも、ゲームばかりして、スマホ中毒になったらどうしよう…
 
 
スマホを持たせることに、何となくネガティブな考えの方もたくさんおられると思います。
 
 
 
 
スマホ中毒になるのが怖い。だからなるべく持たせる年齢を遅らせたい、という方もおられるかもしれません。
 
 
でも、年齢を遅らせれば問題がすべて解決するわけではありませんよね。
 
 
今日は、子どものスマホ事情について、お母さんに知っておいていただきたいことをまとめてお届けします!
 
 
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2.スマホはちょっと…なんて言ってられない現代事情

 
 
「我が子にはなるべくスマホを持たせたくない」と思っていても、時代は確実に子どもが専用のスマホを持つ流れになっています。
 
 
ここではまず、どれぐらいの子どもたちがスマホを持っているのか、数値をご紹介します。
 
 
今の社会を正確に把握して、我が子をどう育てるか考えるヒントにしていきましょう!
 
 

◆①知ってる?小学生の●%がスマホを持っている!

 
 
一体どれぐらいの子どもたちがスマホを持っているのか?については、毎年内閣府が「青少年のインターネット利用環境実態調査」という調査を実施しています。
 
 
2019年度と2018年度の調査で、スマホの専用率を比較してみました。
 
 
 
 
このように、小学生に関しては1年で5%もアップしていることが分かりますし、中学生で8割、高校生はほぼ100%と所有率は非常に高くなっています。
 
 
このデータからも、子どもが自分専用のスマホを持つことが一般的になっていることがうかがえます。
 
 
 
 
小学校4、5年生まではタブレットなど家族との共有機器を使用するケースが多く、小学校5、6年生になると、過半数以上の子どもが自分専用の機器を使用していることも分かりました。
 
 
どんなに親が「スマホ中毒が怖いから、スマホを持たせる時期を少しでも遅らせたい!」と思っていたとしても、「○○君は自分のスマホを持ってるんだって。僕にも買って!」とねだられる日は小学校4~5年生あたりから始まっているということ。
 
 
そのとき、「よそはよそ、うちはうち」で乗り切れるでしょうか?
 
 
極端な話ですが、自分以外のクラスメイト全員がスマホを持っている状況で、親から明確な理由も示されずに買ってもらえない…となると、子どもは親への不信感を募らせてしまうものです。
 
 
スマホを持たせないと決めたとしても、持たせない理由を明確に、子どもが納得するように説明できるようにしておくことがとても大事になります。
 
 

◆②学校もスマホOKの流れは止まらない!

 
 
ご家庭でスマホを持たせないと決めたとしても、思わぬ場所でスマホが解禁される可能性があることも知っておきましょう!
 
 
その思わぬ場所とは…学校です!
 
 
学校といえば、スマホを持たせるとゲームにハマり、勉強の妨げになる!とスマホ所有は反対の立場だったはず。どうして学校でスマホが解禁される流れになっているのでしょうか?
 
 
きっかけは2018年6月に発生した大阪北部地震です。地震発生時刻は朝7時58分。ちょうど朝の通勤・通学の時間帯でした。
 
 
子どもが通学中に地震に巻き込まれ、スマホを所持していなかったために連絡が取れなかったケースや、スマホを所持していても学校側が把握していなかったために、生徒さんの安否確認が遅れてしまった、というケースがあったそうです。
 
 
このことをきっかけに、保護者側から子どもの安否確認のツールとして、学校にスマホを持って行かせたいという要望が出てきました。
 
 
学校側としても、生徒の安全や保護者の安心には変えられない、ということで、関西圏を中心に学校へのスマホの持ち込みを全面的に許可したり、校内での使用規則が緩和されたり、学校側が一括してスマホを支給したり、という動きが出てきています。
 
 
この動きは私立校だけではありません。2019年4月には大阪府は公立の小中学校へのスマホ持ち込みを許可!
 
 
このように、社会として子どもにスマホを持たせる流れがあるんです。
 
 

3.毛嫌いしないで!積極的に発達障害の子どもにスマホを活用したいワケ

 
 
子どもにスマホを持たせる、と考えたとき、どうしても「スマホ中毒」というネガティブなイメージがついて回ります。
 
 
でも、実際この記事を読んでくださっているあなたは、スマホを持っていらっしゃいますよね?スマホが急速に普及したことを考えても、スマホってすごく便利で、楽しいんですよね。
 
 
スマホのポジティブな面に注目することは、子どもがしっかりスマホを「活用する」目的で使用することにつながります。
 
 
スマホのネガティブな面ばかりに注目していると、ルールを作るときも、あれはダメ、これはダメ、と禁止項目のオンパレードになってしまうはず。「スマホを使ったらどんなことができるのか」を考えない限り、創造的な使い方はできないのです。
 
 
そもそも、これからの時代、
 
「パソコン、全然できません!」
「スマホ?アプリ?分からないです!」
 
という子どもたちが、社会で活躍するのか?と言われたら疑問ですよね。
 
 
すでにITスキルが必須の時代。苦手意識を持たせない程度に適度に触れていくことは、将来の選択肢を増やす上でとても重要なことなんです!
 
 
特に、発達障害・グレーゾーンの子どもたちは、スマホを積極的に使いこなして、苦手なことから解放してあげることも必要です。
 
 
多機能でインターネット接続ができるスマホは、まさに発達障害の子どもの苦手を補うのに最適な道具です。
 
 
ワーキングメモリが弱くてなかなか記憶できなくても、
 
 
・メモ帳に入力する
・ボイスレコーダーに録音する
・写真や動画で保存する
 
 
といった方法で、情報を記録することは簡単にできます。
 
 
過集中しやすいなら、ストップウォッチ機能や目覚まし機能で、アラームをセットしておくこともできます。方向感覚に自信がないなら、乗換案内を検索したり、GPS機能で自分がどこにいるのかチェックしたりできます。
 
 
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもの苦手さは、脳の特性によるもの。努力しても思ったように改善しないケースが多々あります。
 
 
できないことに対して、「できるまで頑張ろう!」と努力させ続けるのか。
 
道具を駆使して苦手なことにかかわる労力を減らし、得意なことに時間を使うのか。
 
 
現代ママには、後者を選び取る勇気が必要ですよね!
 
 
発達障害の子どもたちが生きづらさを解消し、将来自立していくためにはスマホの存在は大きいはず。「はまったらどうしよう…」と心配するのではなく、どうやったらうまく使いこなせるかという視点で考えてみませんか?
 
 
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4.これがOKなら子どもにスマホを渡しても間違いない!

 
 
ちょっと想像してみてください。
 
 
今お子さんに専用のスマホをプレゼントしたとして、お母さんが思うように使用してくれるでしょうか?
 
 
絶対にゲームばっかりして勉強がおろそかになる!
1日中スマホを手放せなくなってしまう!
 
 
こんな風に断言する方が多いのではないでしょうか?
 
 
ここで2つのポイントがあります。
 
 
1つは、お母さんはお子さんにスマホをどう使ってほしいのか、きちんと伝えているのか?
 
もう1つは、お子さんと良好な親子関係が作れているのか?
 
 
ということです。
 
 

◆①スマホの活用法を伝える

 
 
お母さんがお子さんにスマホをどう使ってほしいのか語らずにスマホを渡しているのであれば、当然お子さんは自分の好きなことにしか使わないはず。
 
 
お母さんが「ゲームで何時間も費やしてほしくない」と思っているのであれば、ゲームの代わりにスマホでどんなことができるのかを伝えてあげる必要があります。
 
 
スマホはとにかく多機能で、無数のアプリがあり、いろいろな使い方ができます。その中から「ゲーム以外のことを自分で見つけなさい」と言ってもなかなか難しいはず。
 
 
だからこそ、お母さんがスマホの活用法を常にアップデートして、子どもに伝えていくことが大切です!
 
 
 
 

◆②良好な親子関係を作る

 
 
お子さんのスマホ問題に悩んでいるお母さんの多くは、
 
やめなさいと言ってもやめない…
ルールを作ってもどうせ守らない…
 
ということにお悩みではないでしょうか?
 
 
これを解決する方法はたったひとつ。
 
 
「お母さんに言われたから、やめなくちゃダメだな!」
 
「お母さんがここまで言うんだから、ちゃんとルールを守らなくちゃダメだな!」
 
 
と子どもが思えるかどうか。親子の信頼関係ができているかどうかにかかっているんです!
 
 
想像してみてください。嫌いな上司に正論を言われても「ハイハイ、そんなの分かってるし!」と聞き流してしまいませんか?反対に、信頼している上司に同じことを言われたら、真剣に聞きますよね。
 
 
普段から親子関係をスムーズにしておくと、子どもはお母さんの話を真剣に聞いて、ルールを守ってくれるのです。
 
 
 
 
 
いかがでしたか?
 
 
小学生がスマホを持つ流れは今後もどんどん加速していくことが予想されます。
 
 
スマホを持たせない場合も、持たせる場合も、必要なのは
 
 
・お母さんがスマホについて学び、子どもに教えてあげること
 
・親子関係を良好にしておくこと
 
 
この2つです。
 
 
お母さんがスマホについて学んで、たくさんの情報を持っていれば、お子さんにより創造的な使い方を教えてあげることができます。また、スマホを持たせないと決めたとしても、お子さんが納得のいく理由を説明することもできるでしょう。
 
 
そして、そんなお母さんのお話をしっかり聞いてくれるかどうかは、親子関係が良好かどうかにかかっています!
 
 
スマホを持たせようか悩んでいる方だけでなく、今スマホ問題で悩んでいらっしゃる方も、この2つのポイントをぜひ参考してくださいね。
 
 
 
 
 
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執筆者: 丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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