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【お悩み相談室】発達障害の息子は毎日ゲーム三昧!叱ってもやめなくて困っています。

更新日:

発達障害・自閉症スペクトラムの息子は夏休みに入ってから毎日ゲーム三昧です。起きたらすぐにゲーム、ご飯を食べ終わったらゲーム、ずっとゲームをしています。一応宿題はやってるのですが、もっと活動的に夏休みを過ごしてほしくて…何度叱ってもやめられないので困っています。

 

小1・男の子のママ

夏休みに入って時間ができると、ここぞとばかりにゲームにハマるお子さんはたくさんいます。特に発達障害のお子さんのなかには、ゲームに弱い脳を持っている場合があります。ゲームの実態を知って、付き合い方を見直していきましょう!

 

発達科学コミュニケーションリサーチャー 丸山香緒里

 

【目次】

 

1.ゲームにドはまり中!発達障害の息子を育てる私の失敗

 
 
夏休みも終わりに近づいていますが、お子さんの様子はいかがですか?
 
 
発達障害の子どもたちは、学校で頑張っている反動か、おうちではリラックスモードになりがち。
 
 
毎日ゲームにどっぷり浸かっている…というお子さんも多いですよね。
 
 
私の息子もその一人。息子は発達障害・自閉症スペクトラムの診断があり、今年小学校に入学しました。
 
 
入学を機に、きょうだい共用のスマホを持たせたことを機に、一気にゲームにはまってしまいました。
 
 
これは私のやり方がよくなかったので、反省しかありません。
 
 
最初はルールとして「お父さんと一緒のときだけね」と伝えていました。実際のところ、最初の2週間ぐらいは無理なくルールを守れていました。「パパとの時間が増えてよかった!」と思っていたぐらいです。
 
 
ところが、小学校に入学し、慣れない学校生活に疲れてくると、帰宅するなりすぐにスマホに手が伸びるように。
 
 
 
 
ここで「お父さんと一緒のときだけだよね?」とルールを念押しすればよかったのですが、そうしなかったのが最大の失敗!
 
 
「学校で疲れてるんだよね…」
「ゲームで元気になるならいいか…」
 
とスルーしてしまったんです。
 
 
結局、ズルズルゲームの時間は伸び、いつの間にか家にいる時間はずっとゲームをしている状態に…
 
 
ごはんの時間、お風呂の時間、宿題の時間はそれぞれきっちりやるのですが、それ以外の時間はずーっとゲームをしているレベルでドはまり!
 
 
息子の場合、今はまだ「ちょっとゲームやりすぎじゃない?」という小言でやめてくれますが、大きくなったら通用しないな、と危機感を感じるようになりました。
 
 
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2.発達障害の子どもがゲームにドはまりしてしまう理由

 
 
ゲームにハマってしまって長時間やりっぱなし!という子どもをゲームから引き離すのは大変です。
 
 
相談者さんのように、何度叱ってもダメ、と苦労されている方はとても多いのではないでしょうか?
 
 
実は、私は自分がゲームをした経験がほどんとなかったので、「ゲームなんて時間の無駄!なんでやめられないんだろう?」と不思議で仕方ありませんでした。
 
 
特に発達障害の子どもたちは、ゲームにハマりやすいといわれています。ゲームをやっていると、ボスを倒したり、ポイントやコインをゲットできたり、強い仲間が得られたりしますよね。
 
 
小さな特典も絶えず与えられます。発達障害、特に注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプの子どもたちは、この特典システムにハマりやすいと言われています。
 
 
発達障害の子どもは、ゲームにどっぷりはまってしまう脳の仕組みをしていると考えてください。
 
 
 
 
私はこの事実を知って、「ゲームはやめられなくて当たり前」と思うようになりました。
 
 
もともとの脳の仕組みにプラスして、莫大は開発費をかけてプロたちが「ハマる」ゲームを作っているのです。
 
 
7歳の子どもが太刀打ちできなくて当たり前、と思うと、気持ちが楽になりました。
 
 
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3.お母さんも一緒にゲームしてみよう!

 
 
ゲームにハマりやすいのは、ゲーム以上に刺激的で楽しいものが見つからないから、という理由もあります。
 
 
ここで、お母さんが無理やりゲームを取り上げてしまうと、お母さんに対する反抗心が生まれてしまい、親子関係が悪化してしまいます
 
 
発達障害の子どもからゲームを取り上げるのではなく、他に楽しめる活動を準備したり、ゲームを通じて親子関係を良好にしたり、という風に考えてみてはどうでしょうか?そのためには、まずお母さんがゲームを知ってください!
 
 
 
 
お母さんはゲームをやりますか?お子さんがゲームをやっている様子を見て「何やってるだろう…」「何がそんなに楽しいの?」と思っているのなら、ぜひゲームをやってほしいんです!
 
 
お母さんがお子さんと一緒にゲームをやるメリットは3つあります。
 
 

◆①ゲームの面白さが分かる

 
 
お母さんがゲームの面白さを知るメリットはたくさんあります。
 
 
やめられない子どもの気持ちが分かるようになり、頭ごなしに「やめなさい!」と言わなくて済むようになります。
 
 
「面白いのは分かるけど、次は○○する時間だからね」と言われた方が、気持ちよくやめられますよね。
 
 

◆②ゲームを辞め時が分かる

 
 
ゲームは楽しいので、終わりにするタイミングが難しいですよね。お母さんがゲームを分かっていれば、今はいいところだから無理だな…と分かりますね。
 
 
スムーズにやめられるタイミングを見計らって、声をかけられるようになるかもしれません。また、一緒にゲームをする楽しさを子どもが分かってくれるようになったら、「お母さんそろそろおしまいにするけど、どうする?」と声をかけることができますよね。
 
 
「いい加減にゲームやめなさい!」と叱ってやめさせるよりも、ずっとスムーズだと思いませんか?
 
 

◆③子どもとの共通の話題ができ、親子の会話量を増える

 
 
親子で一緒にゲームをやれば、ステージをクリアするために、一緒に計画したり協力したりすることを学べます。
 
 
「わぁ~!すごいね、どうやったの?」
「クリアしたね、やったね!さすが!」
 
 
と、お母さんが肯定的に声をかければ、子どももお母さんの話に耳を傾けてくれるようになるはずです。
 
 
今、子どもがゲームにどっぷりハマっていて、「やめさせたい!」と思っているのなら、叱って無理やり引き離すよりも「子どもと一緒にゲームをする」という方法を試してみてください。
 
 

4.こうすればうまくいった!息子とゲームのお付き合い

 
 
この夏休み、私は息子とゲームのお付き合いの仕方を見直すことにしました。
 
 
まず、「ハマるのは仕方ない」と、無理に取り上げたり、小言を言ったりするのをやめました。
 
 
反対に、息子がごはん・お風呂・宿題と、やることが決まっている時間になると、スムーズにゲームをやめられる点に着目!
 
 
ルーティンが得意な息子の特性を生かして、手持ち無沙汰にならないような時間の使い方をしようと決めました。
 
 
手持ち無沙汰で暇になると、どうしてもゲームに手が伸びると分かったので、1日全体の時間の使い方を見直して、活動的に過ごそう!と思ったのです。
 
 
事前にやりたいことを聞いてピックアップしておき、時間割のように当てはめて過ごすようにしてみました。
 
 
 
 
そうすると、日中はゲームをしなくても毎日楽しく過ごせるようになり、宿題もサクサク進めることができました。
 
 
ある程度生活リズムが整うと、ゲームをやっていても気にならなくなります。
 
 
さらに、1人でゲームする時間、私とゲームする時間、主人とゲームする時間、と3種類のゲーム時間を設けたことで、トータルのゲーム時間は少なくなっているのにもかかわらず、息子の満足度はアップしたようです。
 
 
「ご飯できたよ」「買い物行くよ」と次の行動を促す声かけをすると、「ゲームやめなさい!」と言わなくてもやめられるようになりました。
 
 
相談者さんのお子さんも、ゲームにハマりながらも宿題ができているところを見ると、手持ち無沙汰でゲームをやっている可能性もあります。
 
 
ゲーム、やめなさーい!と叱るのではなく、
 
・一緒にゲームを楽しむ
・1日の時間の使い方を見直す
・次の行動を促す声かけをする
 
という3点を試してみてください!
 
 
 ゲームのお悩みについてはこちらでも解説しています。
 
 
 
パステルキッズとゲームのお付き合いについて解説しています
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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