ADHDの子どもが宿題に取りかかれないときに効くマル秘対応

 

子どもが宿題をやろうとしない…と悩むママは多いですよね。子どもの学習意欲が下がっている時は、ちょっとしたコツが必要なんです。今回はADHDなど発達障害・グレーゾーンの子どもが宿題に取りかかれないときに効く、マル秘対処法をお伝えします。
 

【目次】

 
 

1.ADHDなど発達障害・グレーゾーンの子どもは、学習意欲が下がりやすい

 
 
子どもたちは、日々の学校生活で私たちの想像以上にがんばってすごしていますよね。
 
 
特に、注意欠陥性多動障害(ADHD)や自閉スペクトラム症(ASD)など発達障害・グレーゾーンの子どもは、その特性上、学校や日常生活の中で大人に小言や怒られる場面が多くなる分、ストレスが溜まりがちです。
 
 
静かな場所で衝動的につい興奮してしまい、「いいかげん静かにしなさい!」と怒られる。
 
 
遊びに夢中になりすぎて、「まだ宿題していないの?」と小言を言われる。
 
 
大人が子どもに何気なくかけているこのような言葉は、積み重なっていくうちに、子どもの自信を奪ってしまう場合があります。
 
 
また、進級・進学やクラス替え、春休みなどの長期休暇の前後など、いつもの環境が異なったりすると、さらに、子どもたちに負荷がかかります。
 
 
そうなると子どもたちも、人間関係のトラブルや、学習のつまずき、お母さんに反抗的な態度をとる、生活リズムが整えられないなどの変化が見られます。
 
 
 
 
おうちでは、そんなお子さんの変化に寄りそった対応が必要です。
 
 
その中でも、お子さんにストレスがたまって学習意欲が下がり、宿題に取りかかれない、出された宿題が全部できない。といった状況での対応についてお話します。
 
 
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2.なぜ宿題に取りかかれない場合があるの?

 
 
そもそも、なぜ子どもは宿題に取りかかれないのでしょうか? お子さんの発達の特性によってさまざまな理由が考えられます。
 
 
ADHDタイプのお子さんは、好奇心旺盛です。
 
 
また、脳の特性の1つとして不注意傾向があり、ひとつの事に集中する時間が短い場合があります。
 
 
そのため、「宿題をやろう」と思ったとしても、すぐ別のことに興味が湧いてしまう。
 
 
自分の興味関心のあることが気になって仕方ない。
 
 
自分の興味関心に気を取られている間に、肝心の宿題は一向に進まなく、結局、親や先生に怒られる…。
 
 
そうなってくると、子どもにとって、宿題は「嫌なもの」というイメージが記憶に残るようになります。
 
 
やらなければないのはわかっていても、嫌なものは後回しにするようなる場合があります。
 
 
さらには、夜遅くなっても、宿題に取りかからないまま寝落ちし、プリントやノートが真っ白のままで朝をむかえてしまうこともあります。
 
 
 
 
こだわりの強いASDタイプのお子さんは、「0か?100か?」といった考え方をになる場合があります。
 
 
そのため子ども自身が「宿題を全部しなければならない」という気持ちが重くのしかかり、宿題に取りかかれない時があります。
 
 
また、LD(学習障害)タイプのお子さんは、ひらがなやカタカナ、漢字が正しく書けない。計算の繰り上がり・繰り下がりが理解できないなどで宿題がこなせず、自己肯定感が下がっているケースもあります。
 
 
もし、お子さんの学習意欲が下がって宿題に取りかかれない状態であれば、担任の先生と相談し、お子さんの状況を理解してもらったうえで、宿題の工夫をしてもらえるように、ママが調整していくことも必要です。
 
 
なぜなら、なにもやってない状態が1日でもあると、そのまま2日…3日と増えていき、ますます学習意欲が下がる…といった悪循環に陥るからです。
 
 
そうなる前に、少しでも宿題をやることで「できた!」という気持ちを保ち続けたいところですね。
 
 
そんなときにぜひ、やってみていただきたいのが「ひとまず1つ作戦」です。
 
 
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3. 宿題に困った時の「ひとまず1つ作戦」

 
 
「ひとまず1つ作戦」は、文字通り“ひとまず1つだけやってみる”ことです。まずはお子さんに「ひとまず1つだけ、やってみようか」と声をかけてみましょう。
 
 
お子さんの得意なことに合わせて
・計算ドリル1問
・漢字1文字
・鍵盤ハーモニカあるいはリコーダー1小節
・音読1行
 
 
など、1つでもできれば「漢字が書けてるね!」「問題できてるね!」肯定し、褒めてあげてください。
 
 
ほめてあげて、お子さんの気分が乗ったら、それを足がかりに宿題を進めることができます。
 
 
全部できるかどうかはさておいて、できた分に注目して褒めてあげましょう。
 
 
ご褒美をあげるのも有効です。1問できるごとに小粒チョコ1個、2問できたらもう1個…といった感じです。
 
 
お子さんの好きなものをご褒美としてあげてください。
 
 
 
 
 
お子さんの状態によっては、1つしかやらない状態が続くかもしれません。
 
 
根気が必要ですが、それを足がかりに次第に2つ…3つ…と増えていくようになります。
 
 
宿題として、計算ドリル20問出ているのに、1問しかやらせないと先生になんて言われるか…と思うお母さんもいらっしゃるかもしれません。
 
 
その場合は、事前に連絡帳や面談などを通じて、担任の先生と連絡する機会を作り、事情を説明しコミュニケーションをとった上で、取り組みはじめましょう。
 
 
お子さんの意欲、行動力が下がっているときは、お母さんの目線も下げてあげてください。
 
 
「以前はできていたのに、こんなことで褒められない…」
 
 
というお気持ちは、とってもわかります! しかし、お子さんの意欲や行動力が下がっているときは、相当疲れているときです。
 
 
時にはペースをゆるめたり、ハードルを下げてあげることが必要です。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもたちは、発達の凸凹がありながらも、毎日の生活の中で成長し、脳の発達も進みます。
 
 
学習意欲が低下して行動力が下がっている時でも、「ひとまず1つ作戦」と、お母さんの肯定的な声かけで、お子さんの成長する力を蓄えることができるのです。
 
 
自信をつけていった子どもは、次第に自分から考動しはじめるようになりますよ。
 
 
 
 
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執筆者:渡辺みゆき
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
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