小学生 発達障害

子どもの転校!不安の強い発達障害の子が前向きに小学校に通うために親がする3つの工夫

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家族の転勤に伴い子どもが転校することになったお母さん必見です!発達障害・グレーゾーンの子どもは転校に不安がいっぱいです。その子どもが新しい小学校に「行きたい!」思えるためにお母さんが家でする3つの工夫をお伝えします。
 

【目次】

 

1.旦那の転勤!子どもの転校!さぁどうする!?

 
 
3〜4月は入学式・進学の季節ですが、転勤・転校の季節でもありますね。 
 
 
様々な理由での引っ越しがありますが、子どものいらっしゃるご家庭は学校の転校問題に頭を悩ませているお母さんも多いことでしょう。
 
 
転勤となるとまず頭に浮かぶのが、単身赴任するのか家族で引っ越しをするのかと言うことですね。
 
 
どのような選択肢を選んでも正解かどうか分かりませんし、逆にいうとご家庭の数だけ正解があると考えています。 
 
 
それぞれのご家庭で話し合いながら選んでいく道が、最良の道となるのだと思います。
 
 
実は、我が家も昨年の春に旦那の転勤がありました。 
 
 
私も、単身赴任するのか?家族が一緒にいられるように引っ越しをするのか?ずいぶん悩みました。 
 
 
そして、家族で引っ越しをする決意をしました。 
 
 
ですが、決めたものの…
 
 
・子どもはスムーズに学校にいけるのか 
・新しい場所でお友達はできるのか
・いじめられないか
 
 
このようなことが浮かび、親としては子どものことが心配でたまりませんでした。 
 
 
 
 
大人でさえ心配になるのですから、先の見通しが立てにくい子どもにとっては不安で仕方がないだろうなと想像できますよね。
 
 
今回は家族での引っ越しに伴いお子さんが転校するお母さんの参考になればと思い、記事を書いています。 
 
 
我が家の経験も含めて、子どもが小学校にスムーズにいくためにどのような工夫をすればいいのかをお伝えしたいと思います。
 
 

2.息子が転校を決めるまで〜我が家の場合〜

 
 
小学校低学年の息子は、不安が強く環境の変化に弱いタイプです。 
 
 
ですから、転勤で小学校を変わることが、本当に息子にとっていい選択なのかずいぶん悩みました。 
 
 
転勤先に一緒に行くのか残るのか、私はその選択を息子に聞いてみました。 
 
 
「友達と離れるのが嫌だ〜〜!」 
 
 
と、息子はまず最初に叫びました。 
 
 
この反応は想定内でした。 
 
 
ですが、その3時間後…
 
 
「僕ね、決めた!パパと一緒のところに行く!だって、友達は新しくできるけどパパの代わりはいないから!」 
 
 
と言う答えが返ってきました。
 
 
私は心の中で号泣です。
 
 
息子は今まで答えを出すことが苦手でした。ですが、たった3時間できちんと考え自分で答えを出しました。
 
 
この成長に感動しました。 
 
 
しかも、息子は不安が強く新しい環境が苦手なのに自分で飛び込む決断をしたのです!
 
 
この決断は、実はとっても大事なことなのです。
 
 
大袈裟に言えば、発達障害・グレーゾーンの子どもの新天地での小学校生活が、ポジティブなものとなるのかネガティブなものとなるのかを左右すると言っても過言ではありません。
 
 
息子のように、自分で答えをだし自分で行動をしていくということは転校をポジティブに捉えることができたということです。
 
 
第1のハードルクリアです!
 
 
だから私も決めました。前向きに家族で引っ越しをすることを受け入れました。 
 
 
引っ越しをすることに決め、転校することにしました。
 
 
ですが、やはり子どもです。 
 
 
「やっぱり行きたくない」 
「引っ越し嫌だな」
 
 
と言い出すこともありました。 
 
 

 
 
これが引っ越しに伴い転校を決めるまでの我が家の息子の気持ちの変化です。
 
 
この転校を決めていく過程で、いくつか判ったことがあります。 
 
 
まず最初に「不安」な気持ちが出てくること。 
 
 
次に「ポジティブに捉え自分で決めること」がカギになるということです。
 
 
それから、不安な気持ちはずっとどこかにあるということでした。
 
 

3.発達障害・グレーゾーンの子どもは不安でいっぱい

 
 
一般的に、子どもの転校には「不安」な気持ちと新しい環境への「期待」とが入り混じると言われます。
 
 
「友達できるかな」
「勉強についていけるかな」
「学校に馴染めるかな」
「嫌な奴がいないかな」
 
 
新しい環境に飛び込むときは、このような不安な気持ちは必ず出てきます。
 
 
息子が開口一番「転校は嫌だ!」と言ったのも、この不安な気持ちからです。 
 
 
一方で 
 
 
「新しい友達ができるかも」 
「面白い先生だといいな」 
 
 
このような期待をする気持ちもあります。
 
 
特に、不登校やいじめを受けて転校した場合は「今度こそ!」「意地悪なあの子はいない!」という気持ちがあるでしょう。 
 
 
この「期待」と「不安」、どちらが強いかというと「不安」の方が圧倒的に強いと言われています。
 
 
どんなに社交的な子どもでもどんなに友達を作るのが上手な子どもであっても、絶対的に「不安」の方が強いのです。
 
 
加えて、発達障害・グレーゾーンの子どもは環境変化に弱く、ネガティブな記憶が残りやすいと言う特性があります。 
 
 
不安要素がたくさんあればあるほど、不安は助長されていきますよね。 
 
 
我が家の息子の場合も、自分の意思で引っ越すことを決めましたが、不安も強く環境変化にも弱いタイプです。
 
 
ですので、一度は自分の意思で決めた息子が
 
 
「やっぱり転校したくないな」
「引っ越しやめよ〜」
 
 
と言い出したのは、不安要素が拭えなかったからだとすぐに想像できました。
 
 
親の私でさえ、引っ越しを受け入れたものの不安なことはたくさんありましたから、子どもならあって当然ですよね。
 
 

 
 
では、引っ越しや転校をネガティブなものと捉えず、ポジティブなものにするためにはどうすればいいのでしょうか?
 
 
具体的にご説明していきますね。
 
 

4.前向きに小学校に通うために親がする3つの工夫!

 
 
では、転校するまでの不安な気持ちを子どもがどのように前向きに捉え新しい小学校へ「行きたい!」という気持ちになっていくようになるのかをお伝えします。  
 
 

♦︎ポジティブなイメージを持たせる

 
 
1つ目は、不安を払拭するほどのポジティブなイメージを子どもに持たせてあげることです! 
 
 
親である私たちが意識をして、引っ越しに関してポジティブな情報を子どもに入れることが大切です。
 
 
あなたにとって、引っ越しすることでメリットがたくさんあるのよ! というメッセージを送ってあげることがとても大切です。
 
 
例えば
 
・学校が近くなる
・苦手な制服がなくなり私服になる
・家が広くなる 
 
など、子どもにとって嬉しい情報をたくさん子どもに届けることです。
 
 
脳はポジティブに情報が大好きなのです。 ポジティブな考え方が子どもたちのスタートをスムーズにしてくれます。
 
 

♦︎環境に早く慣れる

 
 
2つ目は、環境に早く慣れさせてあげることです。 
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもは環境の変化に弱いので、新しい環境に早くなれるような工夫をしましょう。
 
 
具体的な行動としては、まず、転校前に新天地に一緒に行って、新居や学校や周辺の街の様子を散歩しながらチェックしておくといいですね。
 
 
初めて見たり行ったりする場所は非常に緊張が高くなりますが、2度目以降はだんだん緊張度は下がっていきます。
 
 
子どもにとって2回目以降の方が、負荷が軽減されるということです。
 
 
もし、事前にいくのが難しければ、親が行った際に写真をたくさん撮っておいて、それを見せてあげるだけでも安心します。グーグルアースなどを使うのも手ですね。
 
 
その際に
 
・家の周りに大好きな博物館がある
・大好きなお菓子が売っている店が近くにある
・広い公園がある 
 
このように子どもが好きなことが引っ越し先にはたくさんあることをインプットしておきましょう。
 
 
ここでも、子どもが引っ越すことでメリットがあると思えるように心がけましょう。
 
 
こうすることで子どもの頭の中には「転校は楽しいものだ」というイメージが持てるようになっていきます。
 
 

 
 

♦︎子どもが主体的に決めたと思わせる

 
 
3つ目は、子どもが主体的に転校を決めたと思わせることです。 
 
 
子どもにポジティブなイメージをたくさん入れてあげることで「転校したらいいことがありそう!」と思えるようなると
 
 
「お友達できるかな」
「新しい学校はどんなところだろうな〜」
「いつから新しい学校に行くの?」
 
 
という思考に変わっていきます。そしてそれを声に出すようになれば
 
 
「新しい小学校どんなところか楽しみだね」
「自分で転校を決めたのね」 
 
 
自分で決めたことをしっかり認めてあげましょう。
 
 
自分で決めたという経験は、自信につながります。
 
 
転校をポジティブに捉えることができたことになりますので、これから先の行動がしやすくなっていきます。
 
 

5.転校してから家でできる子どものケア

 
 
引っ越して、ポジティブイメージをたくさんインプットしていても転校初日はやはり緊張と不安が出てきてドキドキするものです。 
 
 
子どもが不安がっている様子があれば、
 
「初めはドキドキするよね。実はお母さんもドキドキしているのよ」
 
と、共感してあげましょう。子どもの気持ちが和らぎます。 
 
 
いざ学校生活が始まっても、発達障害・グレーゾーンの子どもは環境変化が特に苦手。最初は学校に行くだけで心も体も疲れてしまうと思います。
 
 
転校してしばらくは、癇癪や暴言などの好ましくない行動が出てきたり、泣いたりぐずったり精神的に不安定になったりするかもしれません。気になる行動が出てくるかもしれません。
 
 
それは子どもからのSOSのサインです。
 
 
ご家庭でしっかり受け止めてあげ、ストレスを回避させてあげてくださいね。
 
 
大人はストレスの回避の仕方も分かりますが、子どもは自分ではストレスを取り除くことは大変です。
 
 
「学校で頑張ってるんだな!」と思い、ぜひ家庭ではリラックスできる雰囲気を作り、家庭が子どもたちの安全基地であるよう心がけてあげましょう。
 
 
そして、お母さんが聞きたい学校のことは一旦聞くのをやめて、子どもが話したいことをひたすら聞いてあげることです。
 
 
加えて、どんな小さなことでもいいので褒めたり認めたりしてあげてください。
 
 
だんだんやる気が上がり前向きに捉えやすくなっていきます。
 
 
 
 
このようにしていくと子どもの気持ちが安定し、新しい小学校へもスムーズに馴染むことができると思います。
 
 
転校を前向きに捉え前向きに新しい小学校での生活がスムーズに送れたら、子どもにとっては大きな成功体験となり、きっと大きく成長していることでしょう。
 
 
ご家族が、毎日笑顔で過ごせることをお祈りしています。
 
 
 
 
発達障害の子どもが転校!不安を乗り越え前向きに小学校へ通うためにお母さんがする工夫をお伝えしています!
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執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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