不安を抱えやすく周囲から理解されづらいパステルキッズが、いざという時少しでも安心して過ごすせるようになる、先輩たちの実体験に基づく防災対策
発達障害は目に見えない障害とも言われます。
一見障害を抱えているようには見えないことから、周囲から理解を得られなかったり、
わがままや親のしつけが悪いと言われたりしてしまうケースが多々あります。
さらに災害時には、誰もが辛い状況で普通の精神状態ではいられないこともあるかと思います。
普段から不安を抱えやすく、周囲から理解されづらい発達障害の子たち。
メディア等で、障害を持たれている方などの、避難所での辛い体験や悲しい話を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
編集部でもそれぞれの震災体験を振り返るとともに、何かできることはないかと考えました。
そして、改めて発達障害・発達障害グレーゾーンの子のための防災対策をお伝えすることで、保護者の方々はもちろん、周囲の方々に理解と備えについて考えるきっかけにしてもらえるのでは?と思い体験談を基にした防災特集を組むことにしました。
大災害が起きた時に、少しでも安心して行動できるように見通しを立てて、今から備えられることはあるのか?
まず、何に気を付けるべきなのか、どんなことが起こりうるのかをシミュレートするために、3.11を経験した、保護者、先生にアンケートにご協力頂きました。
*お忙しい中、アンケートにご協力頂き、貴重な体験談をお聞かせくださった、先生方、保護者の皆様、誠にありがとうございました。
アンケートからは、発達グレーゾーンの子どもの保護者の方は、子どもの特性に合わせた、モノ・心構え・子どもへの説明といった備えをすること大事であるということが分かりました。
そして、発達科学コミュニケーショントレーナー・リサーチャーにも、3.11を経験したママがいます。体験者ならではの視点、発達障害グレーゾーンの子ならではの防災への備えについてまとめました。
この特集をお読みいただくことで、時間が経って忘れてしまっていた備えや、子どもの成長に伴う備えができていないことに気がつく方もいらっしゃるかもしれません。
10年の節目に、ぜひご家族で、改めて我が子にあった防災対策を考えるきっかけとして頂けると幸いです。
また、周囲の方々にお読みいただくことで、少しでも発達障害グレーゾーンの子の困りごとを知り、対応を知っていただく機会になればと思っております。
【特集内容】 3.11から10年、経験者から学ぶ、発達障害グレーゾーンの子のための防災特集
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