グレーゾーン 発達障害

片づけ下手な思春期パステルっ子と取り組む!「言葉の力」で脳を育てる秘策大公開

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発達障害・グレーゾーンの思春期の子どもに多い片づけられない問題に困っていませんか?学校でも困り事が増え、家でも叱られていては気持ちの行き場がなくなってしまいますね。楽しく脳の「言葉で考える力」を伸ばして、物の管理に繋げる秘策を公開します。
 

【目次】

 

1.片づけができないことで自信を失い、学校嫌いに!?

 
 
発達障害・グレーゾーンで片づけが苦手なお子さんと一緒に問題を解決したいけれど、どうやったらいいか困ってはいませんか?
 
 
物に埋もれていると、ストレスが増えて家族の喧嘩も増えますね。
 
 
片づけは大事。どうにかしたいとは思う。
 
 
だけど、わかっているのにできない…。
 
 
我が家の息子が中学校に入り、真っ先にぶつかった壁。それは持ち物が多すぎてどこに何をしまったか訳がわからなくなったことです。
 
 
教科書、授業用ノート、自己学習ノート、ファイル、ワーク…。
 
 
ロッカー・机の引き出しなど、収納する場所は少ないのに、あっという間にバラバラになって把握できなくなってしまいました。
 
 
プリントはノートに貼るべき学習のものと、おうちの人に渡して提出が必要なものなど多岐にわたります。学校から「まだ提出されてません」と期限を過ぎてから言われることも多くなりました。
 
 
片づけができないことで学校生活に支障が出てしまったのです。
 
 
もう中学校に行きたくない。
 
めんどくさい。
 
人にとやかく言われたくもない。
 
 
友だちの助け舟さえはねのけるほど、自尊心が傷ついていった息子。
 
 
 
 
今回は、片づけは苦手だけれど、言葉で表現をすることは得意な子どもが取り組める遊びのアイデアをお伝えします。
 
 
 
 
 
親子で一緒に取り組んで脳の発達を促し、親子で暮らしやすいおうちにして、学校生活の不安を吹き飛ばしましょう。
 
 
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2.片づけは脳の発達から〜言葉で考える力を鍛える

 
 
片づけができるようになるにはいくつも段階があります。
 
 
物を認識して分類すること。
場所を決めること。
場所を覚えること。
不要かどうかを即座に判断すること…。
 
 
すぐに得意になることは難しいですが、ひとつひとつクリアしていけば、結果はついてきます。
 
 
そのために、子どもの得意分野と苦手分野を把握することは重要なとっかかりになります。
 
 
見ること、
聴くこと、
考えること、
伝えること、
人の気持ちを想像すること、
体を動かすこと…
 
 
ざっくりお子さんのタイプを捉えることで、おうちで楽しく発達支援がしやすくなります。
 
 
脳は各部位にそれぞれ働きがあり、複雑にやりとりをしています。
 
 
 
 
そしてその発達は、得意分野を積極的に伸ばしていく方が早いです。結果として苦手分野が引っ張られて克服していく過程をたどるのです。
 
 
息子は言語理解能力、つまり言葉を理解してアウトプットすることが比較的得意なようです。そのため、まずはここから手を入れることにしました。
 
 
片づけとはひとつひとつの物がそれぞれ何なのか、何の分類に入るのかを判別し、あるべき住所におさめる行為ですね。
 
 
そこに「言葉」が関わってきます。
 
 
今はたくさんのものが一度に目に入ってどさってあると感じるだけ。それぞれを個々には識別できない状態です。
 
 
探し物があっても、荷物の山の数々を前にフリーズ状態…。
 
 
だから、ひとつひとつの物を言語つまり「ものの名前」で認識することが鍵になります。
 
 
どさっと置いてあるものそれぞれを名前で識別できるようになれば、分類ができ、あるべき場所に返すことができる。必要なときに取り出すことができる。
 
 
整理整頓が得意な人のマネをしなくてもいいのです。
 
 
床に散乱していたり、ロッカーや引き出しがごちゃごちゃでわからない、この状態から抜け出すことを目指します。
 
 
ハードルを思いっきり低く設定するところから始めましょう。無理せず暮らしやすくなることを目的に少しずつステップアップします。
 
 
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3.家族で盛り上がろう!脳を発達させる言葉遊び3選

 
 
家族がスムーズに生活でき、学校生活も困らない程度に身の回りを整えられるようになったらもっと楽しく過ごせますね。
 
 
脳の発達を促すために親子で取り組める言葉遊びを紹介します。
 
 

◆本を開いてお題の言葉を見つけるゲーム

 
 
好きな本を開きます。その中から一つ言葉を決めましょう
 
 
たとえば「車」に決めたらよーいドン!で「車」の言葉を探します。何個もあるときはあるだけ全部に指さしをします。
 
 
ひとりでじっくり取り組んでも、慣れてきたら家族で競争してもゲーム性があり楽しいです。
 
 
「今、好きな本ないわ」と言うご家庭は、以前好きだった絵本や趣味の本や雑誌はありませんか。
 
 
特定の言葉に対するアンテナの感度が格段にアップすることが期待できます。
 
 

◆替え歌選手権

 
 
お子さんがよく口ずさむ歌で、言葉を入れ替え自分の言いたいフレーズをつくって替え歌にするゲームをしてみましょう。サビ部分だけでよいです。
 
 
日頃の思いを整理してアウトプットするいい機会になりますね。
 
 
また、言葉の文字数制限がかかると、脳の考えるエリアが鍛えられます
 
 
息子は愚痴をメロディにのせて歌ってきます。なぜか軽快な曲調で歌われると聞いてる方もつい吹き出してしまいます。
 
 
内容は母へのからかいや、学校が嫌い〜など、これを口ずさむことで気持ちを調整しているようにも感じます。
 
 

◆今日のいいことランキング トップ3を発表!

 
 
毎晩、今日のテーマを決めてランキング3位まで発表してもらいます。家族は質問する側にまわります。
 
 
なぜそれが片づけに繋がるのかというと。
 
 
これは一日の記憶を言葉で整理するトレーニングです。
 
 
その日にあった出来事を言葉で整理してアウトプットすることが、物を一つ一つ名前で捉えて認識することに繋がるのです。
 
 
お堅い訓練にならないように、質問をする人はマイクを持つ演技をして名インタビュアーになりきってくださいね。
 
 
たとえば
 
今日おもしろかったこと トップ3
今日のイケてた場面 トップ3
今日の部活でつかんだワザ トップ3
 
 
ときには今日1日に限定せず、
好きな給食メニュー
好きなYouTube動画トップ3
などはいかがですか。
 
 
気分が乗らない日はナンバー1だけでも、お休みしてもOK。
 
 
おすすめは3位から順に発表してもらうこと。短期的に覚える力も同時にアップします。
 
 
午前中ぼーっとしている様子が見られるお子さんについては、低覚醒といって脳が半分寝ているような状態であることもあります。
 
 
一日を思い返す遊びは記憶力アップや目覚めを促すことにも繋がります。目覚めがよくなることはさっと動ける力にもなりますね。
 
 
息子がこのランキング発表をするようになってから成長したなと思うことがあります。
 
 
私が問いかけたり頼み事をしたときのレスポンスが格段に早くなりました。すぐに返答したり、「あ、そっか、オッケー」とサクッと動きタスクをこなしたり…。
 
 
「めんどくさい」が口癖の思春期男子がサッと動けるようになってきたのです。
 
 
 
 
脳の発達は本人のやる気が上がったらぐーんと加速するタイミングが必ず来ます。苦手をつつくより、得意を伸ばして、じっと待つ。
 
 
少しでも行動によい変化が見られたらフィードバックをする事が褒めることになります。
 
 
思春期にさしかかるとなかなか対応が難しいこともあるかもしれません。しかし、小さくてもできたことの数々に気づくことができれば子育ては格段に楽になり、成長を喜べるでしょう。
 
 
ゆっくり待つこと簡単にできる事を組み合わせてお母さんも楽しんで取り組みましょう。
 
 
片づけが苦手な理由とノリノリで取り組める秘訣はこちら
 
 
 
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執筆者:西野みのり
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 

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