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【お悩み相談室】発達障害傾向のある子どもの読解力が心配です。どうしたら身につけることができますか?

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娘は現在、小学校1年生です。発達障害傾向があります。小学校では学習が始まりましたが、国語の読解力に心配があります。どうしたら良いでしょうか?

 

6歳・女の子のママ

読解力は他の学習でも必要な力ですよね。急に身につけようとしてもなかなか育たない力でもあります。日々の繰り返しが重要なんですよ。

 

発達科学コミュニケーションリサーチャー みずおち梨絵

 

【目次】

 

1.読解力は全ての学習に精通する大切な力

 
 
最近では「読解力」「国語力」という言葉をよく耳にするようになりましたね。メジャーなキャラクターを使用した読解力の本、携帯アプリ、親向けの書籍なども目にする機会も増えた気がします。
 
 
子どもが小学生ともなると、国語の授業なども始まり本格的に我が子の読解力が気になることもあると思います。
 
 
ましてや、発達障害傾向にあるお子さんは読解が苦手ということもよく耳にすることがあります。余計に親御さんは神経質になってしまいますよね。
 
 
読解力とは、読んで字の如く、「文章を読んで、読み解いていく力」のことです。
 
 
例えば、
 
・国語の教科書を読み、内容を理解する
・算数の文章題を読み、何を答えればいいのかを理解する
 
ここが苦手になってしまうと、どうしてもテストなどで点数が取れなくなってしまう原因にもなってしまいます。
 
 
やがては教科書が理解ができなくなり勉強自体を嫌がってしまう傾向にもなりかねないのです。
 
 
たとえ、国語の授業で音読が上手だったとしても、何が書かれているのかわからなければ、あっという間につまらないものになります。
 
 
大人でも、自分が読みたくて買った本であったとしても内容が理解できなければ、せっかくの読書もつまらない時間になってしまいますよね。
 
 
読解力を身につけることが大切なのは何も子どもの時期だけではないのです。生きていく上でとても大切な力です。
 
 
お子さんの読解力に心配がある場合には、今からでも大丈夫です!と先にお伝えしておきたいと思います。
 
 
 
 
お子さんとの時間の過ごし方を少し丁寧に過ごすだけで、お子さんの読解力を身につけてあげることができます。
 
 
我が家で継続している実例を挙げ、効果を実感しているものを今回はお伝えします。ぜひ最後までお付き合いくださいね。
 
 
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2.発達障害傾向のある子が身につけた読み取る力

 
 
ここで我が家の話をさせていただきます。
 
 
私には小学1年生の娘がいるのですが、幼少期から毎日就寝前に読み聞かせをする時間を作っています。基本的には娘が読みたい本を自分で選んでもらっています。
 
 
それは、絵本や図鑑、漫画、間違い探しの本であっても娘が選んだものであれば何でも良いことにしています。
 
 
大切なのはそのときに娘が読みたい!と思える本だということだけです!
 
 
しかし幼稚園時代は、全部読み終わり感想や内容を聞いてみても、的を得ない回答ばかりの子でした。
 
 
むしろ、「私、今、読んだ時間無駄にしたんじゃ?」と思うこともしばしば。静かに聞いてくれてはいるけれども、おそらく内容は全く届いていなかったのではないでしょうか。
 
 
それでも毎日、お互い順番に読み合ったり、途中で感想を付け加えてみたりをして変化を持たせながら飽きないように読み聞かせをしていました。
 
 
例えば、
 
・すっごい怖い顔しているよね。どんな気持ちかな?
・今の言い方は少し意地悪に感じちゃうよね。
 
などと絵本から読み取れる情景を付け加えながら、イメージが膨らむようにしています。これをずっと繰り返していくうちにイメージを掴みやすくなるのです。
 
 
実際、娘は読んでいる本のイメージを掴むことができるようになっていきました。しかし、全体のお話しの内容を理解するまでにはもう少し時間を要する感じでした。
 
 
読解力に大切なことは全体の内容を掴むことですよね。それがわからないと、イメージだけ膨らんでも理解ができたことにはなりません。
 
 
そこで理解する力、読解力を身につけるのに加速させたのが、より丁寧な読み聞かせの方法だったのです。
 
 
 
 
次項で説明していきますね。
 
 
自分の育児に不安があるお母さんはぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね!
 
 
 

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3.時間もお金もかからない!効果的に国語力を伸ばす方法

 
 
これから説明する方法で子どもの読解力は加速します!
 
 
読み聞かせが終わったら、まずお母さんがその本の全体の内容を要約して子どもに話すことです。
 
 
例えば、「鶴の恩返し」ならば、
 
 
「おじいさんが怪我した鶴を助けたよね。
 
ある日、美しい女の人がやってきて、おじいさんとおばあさんと一緒に住み始めたの。
 
毎日反物をおり続けたけど、折っている姿は見ない約束だったんだ。でも見ちゃったんだよね。
 
そうしたら美しい女の人は実はおじいさんが助けた鶴だったんだよね。約束を破ったからもう一緒に暮らせなくなったんだよ」
 
 
などというように要約します。ここでポイントなのは簡潔に要約することです。
 
 
絵本の物語が存在するときには必ずおこないます。もし可能でしたら、同じ本を日を分けて2回読むと要点を掴みやすくなりますよ。
 
 
これをどの本でも繰り返してあげることで、子ども自身が内容を理解しようという気持ちにつながってきます。
 
 
初めは、お母さんの要約に対し、「へぇ〜」など薄いリアクションでも構いません。繰り返すうちにだんだんと踏み込んで内容を理解していきます。
 
 
お母さんが伝えてしまったら、自分で理解する力が育たないのでは?と言いたくなることもあるでしょうが、実は反対です。このお母さんの丁寧な読み聞かせが子どもの読解力を育てていくのです。
 
 
ある雑誌には、日本人の読み聞かせでは子どもの思考力や理解力は育たないと言われています。それは、親子のやりとりが少ないからだそうです。同じ時間を使うのであれば、もっとプラスになる時間にしたいですよね。
 
 
我が家の娘は勉強があまり得意ではありますが、国語の授業は大好きな科目の一つです。実際に、新しい教科書の内容になっても割と早い段階で書かれていることを理解しています。
 
 
お金もかからない!お子さんと過ごすほんの数分間を丁寧に接することでお子さんの好きが一つ増えるのです。
 
 
 
 
よかったら今日から試してみてくださいね。毎回、1冊を丁寧に読めば十分です!数ではなく、質を重視してください。
 
 
我が家も外出して遅くなってしまったり、疲れていたりしたら読まない日も多々あります。くれぐれも無理のないよう、焦らず継続が大切です。
 
 
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執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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