体育の着替えを嫌がる発達障害の子が教えてくれた”自分を守る力”とは?

手先が不器用で、着替えをめんどうに感じてしまい、体育の着替えを嫌がる発達障害グレーゾーンの子もいるかもしれません。しかし、我が子の嫌がる理由は違いました。発達障害の有無に関係なく子どもに伝えたいことを我が子のエピソードを交えてお伝えします!
 

【目次】

 

1.体育の着替えを嫌がる発達障害グレーゾーンの我が子の理由

 
 
発達障害グレーゾーンの子どもは、特性によるさまざまな苦手さを持っている場合が多いですよね。
 
 
例えば、見通しの立たない事や、こだわりの強さ、感覚の過敏さ、コミュニケーションが独特などです。
 
 
ですから、発達障害グレーゾーンの小学生の子どもは体育の時間に、着替えることを嫌がることもあります。
 
 
これだけ聞くと、感覚の過敏さが影響してる?と思われがちです。
 
 
発達障害グレーゾーンの特性は、自分の努力や根性では克服することができません。
 
 
体育の着替えを嫌がる発達障害グレーゾーンの我が子も、学校の先生からも「着替えることをお家でもめんどうがりますか?」と聞かれたことがありました。
 
 
めんどうがることはあってもできないわけではないため、私自身、それほど気にしたこともなく、何が理由なのかよくわからない状態でした
 
 
そんなある日、付き添いで登校していた日に体育の授業がありました。
 
 
今日は着替えている様子を見ることができるなーと思っていながら体育の時間の前の休憩時間となりました。
 
 
 
 
 
なんと、低学年とはいえ、全員が下着のシャツまで脱ぎ、上半身は裸になってパンツ一丁で着替えているのです。
 
 
男の子と女の子は当然ごちゃまぜで1つの教室で着替えをしている状態。
 
 
私自身もその光景にとても衝撃を受けました。
 
 
その様子を見ながら、発達障害グレーゾーンの息子は一言、「はずかしい」と言っていました。
 
 
私は着替えを嫌がる理由がただめんどうという理由だけではないことを知り、とても嬉しく思いました。
 
 
それはなぜか?次でお伝えしていきます。  
 
 
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2.障害の有無なしに知っておきたい「プライベートゾーン」ってなに?

 
 
みなさんは「プライベートゾーン」という言葉を知っていますか?
 
 
水着で隠れる身体の部分と口(くち)を合わせてプライベートゾーンと呼びます。
 
 
体のうち、性に関わるとても大切な場所のことです。
 
 
プライベートゾーンを教えるおすすめのタイミングは、子どもが異性や自分の体に興味を持ったときと言われています。
 
 
お父さんやお母さんの体の違いや、成長していく自分の体の変化について、強い関心を示すことがありますよね。
 
 
子どもが自分の体について興味を持ったら、
 
 
・自分の体にはプライベートゾーンがあること
 
・プライベートゾーンはとても大切な場所であること
 
 
を繰り返し伝えるとだんだん理解していきます。
 
 
我が家では4歳頃からこのプライベートゾーンについて伝えてきました。
 
 
水着で隠れている身体部分を誰かに見せたり、触らせたりするのはいけないこと」といった感じにです。
 
 
そのため、発達障害グレーゾーンの小学生の子どもは、「着替えましょう」と言われて、何の抵抗もなく裸になって着替えているクラスメイトを目の当たりにして戸惑っていたという事がわかりました。
 
 
 
 
 
そしてそのことを先生にお伝えして、別の場所で着替えるか?シャツは着たままで着替えてもよいという対応をしていただけることになりました。
 
 
私自身はというと、発達障害グレーゾーンの特性がある子どもでも十分にプライベートゾーンを理解しているということがわかり、動じずにダメな事なのでやりたくないと拒否できたと知りとても嬉しかったです。
 
 
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3.自分の身を守るために親から伝えられる知識のお守り

 
 
プライベートゾーンのことをきちんと理解できるようになると、発達障害グレーゾーンの子どもだけでなく、どんな子どもも不審者や性犯罪者から自分で自分の身を守ることができるようになりますよ!
 
 

◆繰り返し繰り返し伝える

 
 
小さなお子さんであれば親子で一緒にお風呂に入るタイミングなどを利用して、毎日、自然な流れでプライベートゾーンについて伝えることができますよ。
 
 
また、プライベートゾーンについて楽しく学んでもらうため、プライベートゾーンがテーマの絵本を読み聞かせに活用する方法も効果的です!
 
 

◆防犯力が身につく

 
 
プライベートゾーンを知っていると、自分で自分を守る力」がついてきます
 
 
残念なことに子どもは性犯罪の被害に遭っていてもそれがわかっていない場合も多いです。
 
 
発達障害グレーゾーンの子どもでもプライベートゾーンを知っていれば、その違和感に気付くことができるようになります
 
 
 
 
 
もし、発達障害グレーゾーンの不安が強めなお子さんで、怖いと感じる方が大きい場合には
 
 
「〇〇ちゃんが大好きで大切だから怖いけど、とっても大事な話をしていたんだよ!
 
知っていればお守りになって〇〇ちゃんを守る力になるよ。」
 
 
こんな風にプラスの声掛けで終わってあげることがとても大切です。
 
 
忘れずに声をかけてあげてくださいね!
 
 

◆お友だちとの距離の取り方が上手になる

 
 
・相手がどんな気持ちになるのか、察することが苦手
 
・人懐っこすぎてすぐに手を繋いでしまう
 
・「好き」になってしまうと距離の取り方が難しい
 
 
発達障害グレーゾーンの子どもによくあるお友だちトラブルではないでしょうか?
 
 
プライベートゾーンがわかっているとむやみやたらに身体に触れたり、引っ付いたりすることが少なくなってきます
 
 
徐々にお友だちとの距離の取り方も上手になってきますよ!
 
 
自分で自分の身を守るための知識のお守りとして自分の身体の大切な場所(プライベートゾーン)のお話をする習慣をぜひ取り入れてみてくださいね!
 
 
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執筆者:池乃希子 

(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

 
 
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