「高校生なのに自立できないの?」と不安になる親へ。忘れ物・依存・甘えに見える行動の本当の意味と、つまずいても動き直せる力の育て方を、実体験から具体的に解説します。
【目次】
1.高校生なのに自立できあにように見えるのは、なぜ?
2.高校生の「自立」って、何ができていればいいの?
3.依存しているように見える行動は、本当に問題?
4.「自立できていないかも」という不安から抜け出す視点
1.高校生なのに自立できないように見えるのは、なぜ?
高校生になっても、生活の細かいところ(忘れ物・準備・甘え)が目につきやすく、動き直している場面が見えにくいからです。
●準備が遅い
●忘れ物が多い
●すぐ人に聞く
そんな場面ばかり見ていると、親としては自立できないのではないかと不安になりませんか?
けれど、毎日の中には必ず、
●立て直した場面
●やり直した瞬間
●自分で動き直した行動
が、ちゃんと存在しています。
我が家の高1の長男も朝から、
「俺の服どこ?」
「ヘアーバンドどこ?」
「水くれ」「箸は?」
こんな言葉が日常的に飛んでくると、正直胸の奥がザワッとします。
―― この子、本当に一人でやっていけるのかな。
―― 私がやりすぎて、自分で動く力を奪っているのでは?
―― 甘やかしているだけになっていないかな。
準備が遅い、忘れ物が多い、人にすぐ聞く。
こうした“目に見える行動”は、どうしても強く印象に残ります。

一方で、やり直した場面、気持ちを切り替えた瞬間、また動き出した行動は、静かで目立ちません。
でも、その「静かな動き直し」に目を向けてみると、子どもの見え方が、少しずつ変わってくることがあります。
私自身は、その変化が、結果的に自立の土台につながっていったと感じています。
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2.高校生の「自立」って、何ができていればいいの?
自立とは、できないことがゼロになることではありません。できなかったあとに、自分で動き直せる「戻り方」が育っていれば、それで十分なのです。
たとえば、
●忘れ物をしても、あとから取りに行けるか
●休んでも、また学校へ戻れるか
●イライラしても、気持ちを切り替えて動き直せるか
●誰かに頼りながらでも、最後は自分でやれるか
●休んでも、また学校へ戻れるか
●イライラしても、気持ちを切り替えて動き直せるか
●誰かに頼りながらでも、最後は自分でやれるか
こうした「日常の戻り方」が育っているかどうかが、本当の意味での自立の土台です。
準備の早さや、段取りの上手さだけで、子どもの成長を判断しなくていいのです。

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3.依存しているように見える行動は、本当に問題?
まず人に聞くクセや忘れ物は、性格よりも段取りや切り替えの弱さが影響していることが多いです。
うちの子は、小学生のころから、学校に行きづらくなる時期がありました。それでも、1年を通してみると、休むのは数日程度で、連続欠席にはなりませんでした。
「しんどくなったら、迎えに行くから先生に言ってね」
そう伝えておくだけで、本人は学校に向かうことができていました。
高校生になってから順風満帆だったのに、2学期の終わりに体調と気持ちのバランスを崩し、初めて2日続けて休みました。それでも、そのあとまた自分で学校に戻りました。
提出物も、学校に居残りして放課後までには提出をしたり、先生に「忘れていたので明日出します。」など交渉をしています。
最近では、
●学校用タブレットを、自分で充電する
●誰にも言われずに、予定を思い出して動く
●イライラした言葉が減り、「ありがとう」が増える
●朝起きてからの動きがスムーズになる
そんな変化も見えてきました。
一見「頼っている」「自分でできていない」ように見える行動の裏で、実は“動き直す力”は着実に育っています。

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4.「自立できていないかも」という不安から抜け出す視点
私の場合は、「できない場面」だけを見るのをやめて、「動き直した場面」に目を向けるようにしたことで、気持ちがずいぶん楽になりました。
次の3つを意識してみてください。
① うまくいかなかった場面より、動き直した場面を見る
忘れ物やだらだらした態度だけでなく、やり直した瞬間、自分で動いた行動にも目を向けます。
② 準備の上手さと、動き直せる力は別もの
段取りの上手さだけで、成長を判断しなくて大丈夫です。
③ 今日どこまで親がサポートしたかより、最後に誰が動いたかを見る
最終的に本人が動けている場面が増えているなら、少なくとも、力を奪ってしまっている状態ではないと感じています。
高1のわが子も「水くれ」「箸は?」そんな声が飛んできます。私はなるべく代わりにやらず、「水はここにあるよ」「箸はそこから出してね」と伝えます。
本人は「ちゃんとやれよ!」と文句を言いながらも、結局は自分で取りに行きます。思春期の男子には暴言を吐きながらも、行動するってことは多々見られます。
ただ、口調が激しく荒れているときには、場の空気をこれ以上荒らしたくなくて、つい私が箸を出してしまうこともあります。
そのたびに、「これって甘やかし?」と自分を責めそうになります。
だけど、普段はちゃんと本人に戻っている。落ち着けば、自分でやれている。
一時的に支えても、日常の中で「自分で動く流れ」が保たれていれば、力は奪われていません。
私たち親は、どうしても「子どものできていないところ」に目が向きがちです。でも見方を少し変えるだけで、すでに育っている力に気づけることがあります。
失敗しない子を育てるよりも、つまずいても、また自分で動き直せる子を育てる。
その視点で日常を見ると、親の不安の質は、少しずつ変わっていきますよ。

私は、完璧に管理できる子を育てたいわけではありません。忘れ物をしない子、段取りのいい子、ミスのない子。そういう“優等生的な自立”よりも、失敗しても、また立ち上がれる力を育てたいと思います。
実際、息子は忘れ物も多いし、探し物も苦手!それでも、気持ちが落ちたときに立て直す力は、以前の息子に比べたら、確実に育っている。
学校を休んでも戻れる。遅れても取り戻そうとする。責任から逃げず、自分なりに向き合う。
そう考えると、私が本当に守りたかったのは「失敗させないこと」ではなく、「失敗しても戻ってこれる力」だったのだと思うのです。
5.「高校生なのに自立できない子」によくある質問(FAQ)
Q1.自立できない高校生って、本当に問題なんでしょうか?
A.「忘れ物が多い」「準備が遅い」「親に頼ることが多い」だけで、すぐに問題とは言えません。大切なのは、うまくいかなかったあとに、また学校へ行けるか、やり直そうとするか、気持ちを切り替えられるかという“日常の戻り方”です。完璧にできることより、動き直せる力が育っていれば、自立の土台は十分に育っていま
Q2.高校生なのに親を頼りすぎているのは、甘やかしでしょうか?
A.頼ること自体が悪いわけではありません。段取りや切り替えが苦手な子ほど、「まず聞く」「誰かに頼る」行動が出やすいことがあります。ポイントは、最終的に本人が動いているかどうか。場所を伝える、ヒントを出すなどの関わりで、行動が本人に戻っていれば、力を奪っているわけではありません。
Q3.忘れ物や生活管理ができないのは、将来大丈夫なのでしょうか?
A.忘れ物や段取りの弱さは、成長とともに少しずつ整っていくことも多いです。
それ以上に大切なのは、忘れたあとに取り戻そうとする姿勢や、失敗から立て直す経験が積めているかどうかです。「失敗しないこと」よりも、「失敗しても戻れること」を積み重ねていくことが、将来の安定につながります。
それ以上に大切なのは、忘れたあとに取り戻そうとする姿勢や、失敗から立て直す経験が積めているかどうかです。「失敗しないこと」よりも、「失敗しても戻れること」を積み重ねていくことが、将来の安定につながります。
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発達凸凹中高生の子育でのヒントをお伝えしています!
執筆者:神田久美子
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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