小学校入学が迫ってきたこの時期、お母さんの不安も大きくなりがちですよね。そこで今回は発達障害グレーゾーンの小学校入学直前にやるべきことについてお母さんたちに聞いてみました。これで入学準備はバッチリですよ! |
【目次】
1.これで入学準備は完璧!発達障害・グレーゾーンの小学校入学直前にやるべきことは?
2.小学校入学直前にやるべきことはコレでした!
3.小学校入学直前にやるべきこと5位〜1位を一挙公開!
5位:早寝・早起き
4位:通学路を一緒に歩く
3位:学校が楽しいと教える
2位:自信をつける
1位:親子のコミュニケーションの円滑化
4.まとめ
【アンケート概要】
・調査期間:2020年2月6日〜2月12日
・調査方法:インターネット調査
・対象 :発達科学コミュニケーショントレーナーまたはリサーチャー 計74名
・調査期間:2020年2月6日〜2月12日
・調査方法:インターネット調査
・対象 :発達科学コミュニケーショントレーナーまたはリサーチャー 計74名
1.これで入学準備は完璧!発達障害・グレーゾーンの小学校入学直前にやるべきことは?
いよいよ入学の時期が迫ってきました。入学直前のこの時期、「うちの子はあれもできない!これもまだできない!」と不安になったり焦ったりしていませんか?
そこで今回は、発達障害・グレーゾーンの小学校入学直前にやっておいてよかったことについてアンケート調査をしてみました。
今回アンケートをしたお子さんの発達の特性と学年についてお聞きしています。
Q. お子さんの発達の特性について教えてください。
Q. お子さんの学年を教えてください。
Q. 新小学2年生以上のお子さんをお持ちの方にお聞きします。小学校入学前の今の時期(2月)にやっておいてよかったこと・やっておいたらよかったことを3つお答えください。
小学校入学直前にやっておいてよかったことを3つ回答していただき、ランキングを出してみました。
⒉ 小学校入学直前にやるべきことはコレでした!
⒊ 小学校入学直前にやるべきこと5位〜1位を一挙公開!
今回は小学校入学直前にやるべきことのランキング5位〜1位を公開して、解説していきます。
”登校時間が園より早いので生活リズムを整えることは必須”
“生活習慣は急に変えるのは難しいので徐々に慣らしておいたほうがいい”
“寝不足だと不注意傾向が強くなったり、癇癪を起こしやすくなったりする”
小学校に入学すると登校時間が早くなるため、起床時間も早くなることが多いですよね。
さらに発達障害の子どもは睡眠不足だとコンデションが崩れやすいという傾向もあります。
心身ともに疲れやすい小学校生活でトラブルを防止するためにも、生活リズムはしっかり整えてあげたいですね。
スマホも活用できます!
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“どこに危険があるか分からないから”
“通学路を事前に歩くことで入学後の生活の見通しがつき、不安解消になった”
“2月頃から毎週末、ランドセルを背負って親子で歩いた”
発達障害・グレーゾーンの子どもは不注意傾向があったり、見通しが立たないことに不安を強く感じる特性があります。
そのために、事前に通学路を一緒に歩くことは安全の確保や子どもの不安解消を考える上でもとても大事なんです。
お子さんと楽しく歩きながら、通学の練習をしてくださいね。
子どもを交通事故から守るコミュニケーションを紹介します
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“不安が強いタイプなので、図書館や飼育されている動物など子どもの好きな物の情報をたくさん与えるようにした”
“教室や体育館を見学させてもらうことで不安が減った”
“楽しいと思えることが学校生活では何より大事”
発達障害の子どもは新しい環境が苦手だったり、ネガティブな記憶が残りやすいという特性を持っています。
そのため「小学校は楽しいところ」というイメージを入学前から持たせてあげることは、不安を解消したり登校しぶりを防ぐためにもとても大切なんです。
学校見学などのイベントはもう終わっていますが、入学直前の今でもできることはまだまだありますよ!
子どもに「小学校って楽しそう!」と思わせるコツを紹介!
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“小学校では自信を失う機会が増えるから”
“自信をつけて何事にもチャレンジできるようにしておくことが大事”
“自信があれば大抵のことは乗り越えられる”
発達障害・グレーゾーンの子どもは脳の発達が未熟なために、苦手なことやできないことが多くあります。
しかしながら小学校に入学すると、本格的に勉強が始まる、みんなと同じように行動できないことで注意される場面が増えるなど、どうしても自信を失いやすくなります。
自信を失うことは、子どもの脳の発達を考える上ではデメリットしかありません。反対に、自信がつくと子どもはやる気を出し、自分で考えて行動できるようになるのです。
今からでも遅くありません!お母さんの手で発達障害・グレーゾーンの子どもに自信をつけてあげましょう。
お母さんの声かけ1つで、スムーズな小学校生活が手に入ります!
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子どもの自信を作るポイントは3つです!
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“子どものペースに合わせられるようにしておいたおかげで、大きなトラブルは起きなかった”
“コミュニケーションが密であれば、子どもの変化にすぐ気づき対応できる”
“子どもの素直さを引き出しておけば、先生の指示にもスムーズに従えるようになる”
発達障害・グレーゾーンの子どもはこだわりが強い、不注意傾向があるなどの特性からなかなか指示通りに動けない場合が多くあります。
ところが小学校に入学すると、宿題をする、連絡帳を見ながら翌日の準備をするなど「子どもに自分でやらせないといけないこと」が増えます。
学校でも、先生の指示に従って行動することが求められる場面がぐんと増えます。
そのため、今のうちから親子のコミュニケーションをスムーズにして、子どもが素直に行動できるようにしておくことはとても大事なんです。
大丈夫、まだ間に合います!今日からお母さんの声かけを変えて、子どもの「素直さ」を引き出しましょう。
まずは「子どもに伝わる声かけ」をマスターしましょう
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また5位以内には入りませんでしたが、他にも「これをやっておいてよかった!」と上がったものをいくつか紹介します。
ひらがな練習の上手な取り組み方とは?
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1年生のママの悩みと対応を知っておきましょう!
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また、お母さんの「やりきった!」という自信は、子どもがスムーズな小学校生活を送る上ではとても重要なことです。こちらでは「入学に不安は一切なし!」というお母さんのインタビューを紹介しています。
4.まとめ
発達障害・グレーゾーンの子どもが安心して小学校入学を迎えるために、今からできることはまだまだあります。
・親子のコミュニケーションを円滑にして、子どもの「素直さ」を育てましょう
・しっかり自信をつけることで、子どものやる気を引き出しましょう
・「学校は楽しいところ」と伝えることで子どもの不安を解消しましょう
・上手にコミュニケーションを取りながら、通学路を歩く練習をしましょう
・今のうちから生活リズムを整えてあげましょう
しっかり準備して、笑顔で入学式を迎えてくださいね!
執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)