吉野さんの講義シェア〜癇癪は、困った行動ではなくSOSでした

困りごと解決

今日は、
Nicotto講座で月に1回開講される
私の大好物♡「発達科学講義」で
発達科学コミュニケーション創始者の吉野加容子さんが話してくださった

「癇癪の脳科学」

について、特別シェアしたいと思います!

わが子が癇癪を起こした時、

「なんでそんなことで怒るの?」
「いい加減にして」
「わがまま言わないで」
「何回言えばわかるの?」

そんな言葉が
喉まで出てきたことはありませんか?

もしくは、
実際に言ってしまって

その後で、

「またやってしまった。」
「私はなんでこんなに怒ってしまうんだろう。」

そんなふうに
ひとりで落ち込んだことはありませんか?

私はあります。
何度もあります。

子どもを傷つけたいわけじゃない。
本当は落ち着いて関わりたい。
本当はわかってあげたい。

だけど、目の前で泣き叫ばれたり、
暴言を吐かれたり、
物を投げられたり、
ぶちまけられたり・・・

何を言っても届かない状態になると、

ママの心も一気に限界になる。

この子をどうにかしなきゃ。
この癇癪を止めなきゃ。
ちゃんと教えなきゃ。

そう思うほど、
親子で火に油になっていきます。

だけど、
吉野さんの講義を聞いて
私は改めて思いました。

癇癪は、子どもの性格の悪さではない。

わがままでもない。

親を困らせようとして
やっていることでもない。

癇癪とは、

脳が自分で自分を落ち着かせられなくなっている
「調整不能」の状態。

つまり、

子どもは反抗しているのではなく、
助けを求めているんです。

ここを知っているかどうかで、
ママの見方は大きく変わります。

表面に見えているのは
「怒り」です。

怒鳴る。
泣く。
暴れる。
拒否する。
言い返す。
動かない。

だから私たちはつい、

怒っている子
反抗している子
わがままな子

として見てしまいます。

だけど吉野さんは、
その怒りは氷山の一角だと話していました。

水面下には、

苦しい
不安
悲しい
助けてほしい
悔しい
切り替えられない
怖い
疲れた
うまく言えない
体がしんどい
もう無理

そんな言葉にならない感覚が
混ざっている。

子どもは、
それをまだ言葉にできない。

だから怒りとして出る。

これを聞いた時、
過去の自分を思い出し
胸が苦しくなりました。

癇癪といえば、
我が家のASD・軽度知的障害の次女は
ずっと苦しんでいたのに
私は気づいてあげられなかったから・・・

癇癪が起きている時、
子どもの脳の中では

考える脳よりも
反応する脳が前に出ています。

吉野さんは、
癇癪の脳内メカニズムを

アクセルが2つ、
ブレーキが1つ

というたとえで説明していました。

1つ目のアクセルは、
危険・不快・予想外に反応する感情のアクセル。

2つ目のアクセルは、
欲しかったものが手に入らなかった時や
期待が外れた時に強く踏まれるアクセル。

そしてブレーキは、
待つ
切り替える
言葉で整理する
別の方法を考える

という前頭葉の働きです。

けれど、
子どもの脳はまだ発達途中。

アクセルは大きいのに、
ブレーキはまだ小さい。

だから、
癇癪の真っ最中に

「なんでそんなことするの?」
「約束したでしょ」
「ちゃんとしなさい」
「反省しなさい」

と理屈で迫っても届かない。

考える脳が
働きにくくなっているからです。

ここで必要なのは、
しつけではありません。

説得でもありません。

反省させることでもありません。

必要なのは、

ママが外側から
子どもの調整を手伝うこと。

吉野さんはこれを
「外付けの前頭前野になる」
と表現していました。

私はこの言葉に、
すごく希望を感じました。

なぜなら、

ママが悪かったんじゃない。
子どもが悪かったんじゃない。

ただ、
脳の状態に合わない対応をしていたから
親子で苦しくなっていただけだったんです。

癇癪の対応で大事なのは
順番です。

まず安全確保。

人を叩く。
物を投げる。
自分を傷つける。

そんな危険がある時は、
まず安全を守る。

次に刺激を減らす。

言葉を減らす。
質問を減らす。
視線を減らす。
音を減らす。
人を減らす。

ママが正論を伝えるほど、
子どもの脳には刺激になることがあります。

だから、
いったん刺激を減らす。

そして落ち着いた後に、
必要ならホームカウンセリング。

「あれが嫌だったんだね」
「急に変わってびっくりしたんだね」
「本当はこれが欲しかったんだね」
「うまく言えなくて苦しかったんだね」

理由を知る。

解決策を押しつけるためではなく、
その子の中で何が起きていたのかを
ママが知るためです。

この視点を持つだけで、

癇癪は

困った行動

から

育てる入り口

に変わります。

私はここが、
発達科学コミュニケーションのすごいところだと思っています^^

子どもを抑え込むのではなく、
子どもの脳で何が起きているのかを見る。

ママの感情を責めるのではなく、
ママが関わりを変えられるようにする。

そして、
親子の毎日の中で

怒りで伝える回路ではなく、
言葉で伝える回路を育てていく。

これができるから、
子どもの未来が本当に変わっていくんです。

私は、
癇癪がある子を
「困った子」として終わらせたくありません。

怒る子
泣く子
暴れる子
動かない子

その表面だけを見て、

この子は育てにくい
この子は難しい
この子は無理

と決められてしまう社会を変えたいと思っています。

本当は

困らせたい子ではなく、
困っている子だから。

だから私は、
ママに希望を渡したい。

怒りの奥にあるSOSを見つけられた時、
そこから発達は始まります。

今、わが子の癇癪に悩んでいるママへ。

あなたが悪いわけではありません。
お子さんが悪いわけでもありません。

知らなかっただけです。

癇癪の奥で
何が起きているのか。

そして、
ママの関わりで
そこから抜け出す道を作れることを。

私は、
その道をママたちに、
子どもの前に立つすべての大人たちに手渡したくて
発達科学コミュニケーションを伝えています^^

子どもを責める毎日から、
子どものSOSを受け取れる毎日へ。

怒りでぶつかる親子関係から、
言葉でつながる親子関係へ。

その一歩は、
今日のママの見方が変わることから始まります。

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