発達に凸凹があったり、
知的に遅れがあったりすると
勉強ができないことよりも、
本当はもっと不安になることがあります。
それは、
この子は将来、
日常生活で困らずに生きていけるのかな・・・
という不安です。
計算も漢字も苦手。
文章の意味もわかっていない。
社会のルールが理解しづらい。
そのうえ、家ではスマホやゲームばかり。
そんな姿を見ると、
今ちゃんと厳しくしなきゃ
将来困るんじゃないか?
そう思って、
つい強く言ってしまうことがありますよね。
だけどね、
ちょっと立ち止まってほしいんです。
発達検査の結果に、
落ち込まなくていい。
あれは、
その子の一部を切り取った数値であって、
未来を決めるものではありません。
私はこれを、
はっきり断言できます。
なぜなら、
我が子や受講生さんたちの変化を
何度も見てきたからです。
そして、
ひとつ思い出したことがあります。
施設で出会った、
当時小学1年生だったAちゃんのお話です。
Aちゃんは不注意が強く、
生活面の遅れを指摘されていました。
入学後もおもらしが続き、
コミュニケーションもすれ違いが多く、
勘違いで怒ったり泣いたりして
お友達とのトラブルも多い子でした。
夢中になると切り替えができず、
片付けも遅く、
いつも周りを待たせてしまう。
正直、
一番手がかかる子だったんです。
だけど、
Aちゃんのご両親の対応が
とても印象的でした。
特性をきちんと理解されていて、
私たちとも密にコミュニケーションをとってくださり、
Aちゃんが動きやすい関わり方を具体的に伝えてくださったんです。
だから私たちも、
Aちゃんに合った関わりができました。
これは、学校の先生方に対しても同様だったのだと思います。
結果として、
Aちゃんは必要以上に叱られずに済み、
安心して過ごせる環境が守られたんです。
その後、私は人事異動で他の施設へ。
そこから5年後。
私は長女の入学式で
Aちゃんに再会しました。
なんと、
倍率4.5倍の難関中学に
合格していたんです。
ここで考えてほしいんです。
Aちゃんは
「特別な子」だったのでしょうか?
違います。
潰されなかっただけです。
そして、
伸びる条件が整っただけです。
奇跡ではなく構造の話です。
発達に凸凹がある子ほど、
理解されない環境に置かれると
力を出す前に折れてしまいます。
ですが、
特性に合った関わりと環境があれば、
その強いエネルギーをプラスの方向に転じさせることができる。
だから今、見てほしいのは
「できていない現実」ではなく
この子に
どんな条件が合っていないのか?
そして、
どんなサポートがあれば
力を発揮できるのか?
そんな視点です。
関わる大人の視点が変わった時、
関わり方は変わります。
そして、その変化が、
その子の未来を変えていきます。
今の点数が、
未来を決めるわけではありません。
関わり方を知れば、
生活で困らない力も
自分で考えて動く力も
効率よく育てていけるんです。
科学的に根拠のあるメソッドで
意図的に戦略的にやっていく。
関わり方を知ることは、
ママが変わるだけにとどまらず
「どんなふうに接するといいのか?」
周りに正しく伝えて
味方として巻き込めるようにもなれるんです。
まさに、私が次女に関わる先生方に
発コミュ対応を伝えて
味方にしてきたように^^
勉強が本格的に難しくなる
2学期を迎える前に
今のうちに
ママがお子さんの1番の味方になれるといいですね!
今日はここまで☆


