何度言っても言うことを聞かない子どもに効果あり!脳を動かすママの上手な叱り方とは?

何度言っても言うことを聞かない子どもの対応にうんざりしているママはいませんか?何度注意しても、子どもが理解できていない理由…。実はママのイライラした声なのです。子どもにきちんと伝えることができる「脳に届く叱り方のコツ」を知って、子どもの発達を伸ばす効果的な叱り方をしていきましょう。
 
 

1.何度言っても言うことを聞かない子どもへの対応にうんざりしていませんか?

 
 
あなたは今日何回子どもに注意しましたか?
 
 
・早く起きなさい!
 
 
・片付けなさい!
 
 
・宿題しなさい!
 
 
・ゲームをやめなさい!・・・
 
 

何度言っても同じことを繰り返す我が子にうんざりしているママも多いのではないでしょうか?

 
 
毎回、同じことを繰り返し言っていると、ついついイライラしてしまって、小言をブツブツ言ってしまったり、大声で怒鳴ってしまったりすることもありますよね。
 
 
初めての失敗ならまだ寛容な気持ちで見守ることができますが、同じ失敗で何度も何度も繰り返し注意していると、なぜかイライラ度が倍増します。
 
 
こんなに厳しく注意しているのに、なんでわかってくれないの?
 
 
どう話せば、子どもは理解してくれるの?
 
 
何度言っても同じことを繰り返す子どもへの対応に困り果てているママへ。
 
 
この記事では、子どもの脳に届く叱り方のコツをご紹介しますね!
 
 
 

2.イライラして注意しても響かないワケ

 
 
もしあなたのお子さんが何度も同じことで注意をされているのであれば、もしかするとお子さんは叱られた内容を理解していないのかもしれませんね。
 
 
お子さんを叱る状況で、ママは何度も何度も同じ注意をしているのでイライラしていることが多いと思います。
 
 
イライラしている時のママの口調は、子どもを責め立てるような荒げた声や怒鳴り声になってしまっています。
 
 
何度注意しても、子どもが理解できていない理由。
 
 
それは、ママのイライラした表情や口調が原因かもしれません。
 
 
通常、ママが注意をした情報はからに入って、聴覚系の部分を経由し、理解系の部分で処理されます。
 
 
この流れがスムーズにいけば、子どもはママから注意された内容を理解することができます
 
 
しかし、ママがイライラして注意すると、子どもの脳の感情系の部分が興奮してしまい、聴覚・理解の部分に情報が入りにくくなってしまいます
 
 
・イライラした声
 
 
・イライラした表情
 
 
・大きな声
 
 
こんな様子でママが叱ってしまっているのであれば、子どもは何を叱られているのか理解ができなくなってしまうのです。
 
 
「強く叱ったから反省しているだろう」と思っていても、実際、子どもには全く響いていない。要するに「イライラして叱っても意味がない」のです。
 
 
 
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3.子どもの脳に届く叱り方のコツ

 
 
必要な場面では子どもの不適切な行動に気づかせ、それを反省させることは、ママの大切な役目です。
 
 
そこで、子どもにきちんと伝えることができる「脳に届く叱り方のコツ」4つご紹介します。
 
 
何度言っても同じことを繰り返すお子さんには、ぜひ実践してほしいと思います。
 
 
◆①子どもの脳が聞く耳を持っているタイミングで伝える
 
 
ゲームに夢中になっている時やテレビに夢中になっている時などに「片付けなさい!」といくら言ったって、子どもは「聞く耳」を持っていません。
 
 
その場で即座に状況を把握させることが記憶に残りやすいのですが、聞く耳を持っていないと子どもの脳に情報は届きません。
 
 
ゲームがひと段落した時、アニメが1話終わってしまった時など、子どもが意識をママに向けることができるようになったタイミングを見計らって、しっかりと目と目を合わせ、穏やかな口調で話しかけてみましょう。
 
 
 
◆②状況を考えさせる
 
 
子どもの目で状況を確認させましょう。
 
 
例えば、片付けを何度言ってもしない場合
 
 
ママが穏やかな声で
 
 
「ねぇ、部屋の中、どうなっているか見て、教えて」と伝えてみましょう。
 
 
 
 
◆③結末を考えさせる
 
 
子どもが状況に気づいたら、本人の言葉で状況を言わせましょう。
 
 
ママがそこで
 
 
「こんなに散らかってたら、ママ困るよ!」
 
 
なんて先に言いたい気持ちをグッと堪えて、子ども自身から言葉が出るのを待ってくださいね
 
 
自分が見たことを言葉にするために、子どもはいっぱい脳の中で考えます。
 
 
この考える過程が反省するためにはとても大事なのです!
 
 
ここで泣き出してしまったとしたら、子どもが状況を理解できた証拠です。
 
 
気持ちを汲み取ってあげて、「〜しちゃったね。」と受け止めてあげてください。
 
 
 
 
◆④これからどうしたらいいか考えさせる
 
 
最後には、ママが「じゃあ、どうしたらいい?」と問いかけてみましょう。
 
 
子どもがこれからどうしたらいいか気づくことができたら、大成功!
 
 
もし、気づくことができないようであれば
 
 
・3つくらい選択肢を与えて選んでもらう
 
 
・「〜したらどうかな?」と提案する
 
 
と声をかけるのも効果的です。
 
 
 
 
叱ることも脳の発達を伸ばすためのトレーニング
 
 
一方的にママの感情をぶつけるのではなく、子どもの脳の動かす効果的な方法で叱ることができるようになるといいですね!
 
 
 
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