夢の国・ディズニーランドに子供を連れて行きたいと思っているけれど、混雑や待ち時間などを考えて、諦めてしまっているママはいませんか?本記事ではHSPである私の実体験をもとに『HSPママ&HSCの子供がディズニーランドをとことん楽しむことができる裏技』をご紹介します!
1.ディズニーランドが大好きなHSPママ&HSCの子供たち
HSPママ&HSCの子供は感受性が豊か!
それ故に、心温まるハッピーエンドのディズニーのお話が大好きって方も多いのではないのでしょうか?
夢の国・ディズニーリゾートに子供を連れて行きたいと思っているけれど
・飛行機に乗れない
・地方から都会に出ていくのに不安がある
・人混みが苦手
・アトラクションの待ち時間問題
・過激なアトラクションが苦手
HSPママ&HSCの子供にとっては、乗り越えなければならない大きなハードルがたくさん‼︎
結局、子連れでのディズニーランドを諦めていませんか?
本記事ではHSPママ&HSCの子供がディズニーランド・ディズニーシーをとことん楽しめる裏技をご紹介します!
2.ディズニー作品はHSP&HSCが心落ち着く「夢の世界」
我が家の子どもたちはみんなHSC。
そして、その子どもたちのママである私もHSPです。
HSCは「Highly Sensitive Child(ひといちばい敏感な子ども)」、HSCは「Highly Sensitive Person(ひといちばい敏感な人)」の略語です。
HSP・HSCは、感受性や想像力が豊か。
そのため、夢のようなお話やみんなが幸せになれるハッピーエンドのお話が大好きです。
ディズニー作品は、思いやりがあり、心を豊かにしてくれるお話がほとんどですよね。
HSP・HSCにとって、ディズニー作品は害のない、心が落ち着く「夢の世界」なんです。
HSP・HSCじゃなくても、ディズニー好きの人たちはきっとこの感覚がわかっていただけると思います!
3.初の子連れディズニーは大失敗!
そんな「夢の世界」を実際に体験できるディズニーリゾート!
ディズニー好きのHSCをお子さんにお持ちのママなら、いつかは連れて行ってあげたいと思いますよね。
私の子供のディズニーデビューは、長女が1歳半の時でした。
子どもが生まれるずっと前から「子供が生まれたらディズニーランドに連れていきたい!」と夢みてきたことだったので「どんな素敵な経験が待っているのだろう!」と心ワクワクして行ったのですが…
残念ながら、私の子連れ初ディズニーは失敗に終わりました。
失敗の要因は3つ!
①1歳半のHSCにはディズニーシーはハードルが高かった…
第1の失敗の要因は、初めてのディズニーリゾートに『ディズニーシー』を選んでしまったこと。
HSCの我が子は、極端に怖がりの性格。
『ディズニーシー』入ってからすぐのプロメテウス火山が噴火する様子と音に大号泣‼
プロメテウス火山は『ディズニーシー』の中心に位置しているため、なかなか避難しようとしてもできません…。
娘は怖がり泣き疲れて、結局ベビーカーの中で寝てしまい…。
結局、寝ている娘をベビーカーの中に乗せて『ディズニーシー』をぐるっと2時間散歩しただけで帰ることとなったのでした。
②親の目線で計画を立ててしまった…
初めてのディズニーリゾートで『ディズニーシー』を選んだのも、私が『ディズニーシー』に行きたかったから…。
親の目線で計画を立ててしまったのが、第2の失敗の要因です。
この時、朝から飛行機に乗り、東京入り。
その後、空港からリムジンバスに乗って『ディズニーシー』へ。
初めての場所に初めての乗り物。
初めてづくしの中で疲れ果てている娘は、『ディズニーシー』に着く頃には疲労がMAXの状態だったのでしょう。
疲れて、眠い状況の中の『プロメテウス火山』。
ギャン泣きもするはずですよね…。
HSCは幼い子どもでも、周りを慎重によく見ているので、特に初めてのことや場所に、ひどく疲れてしまいます。
疲れやすい特性を考慮した計画を立ててあげればよかった…と後になって後悔です。
③混雑に苦しんだ…
失敗の最大の要因、3つ目は、混雑のピークシーズンを選んでしまったこと。
初めてディズニーリゾートに行くのに「夏休み」を選んでしまった私たち。
これが失敗の大きな要因でした。
夏休みの土日、ディズニーリゾートは大混雑‼
ほとんどのアトラクションも待ち時間は60分以上。
かつ炎天下の中、並ばなければいけません。
HSPやHSCはひといちばい敏感な特性がゆえに、肌の感覚も敏感で「暑い・寒い」を強く感じてしまいます。
また、視覚や聴覚からの刺激にも敏感な子が多く、混雑が苦手です。
夏のピーク時のディズニーはHSPの私にとっても、大変苦痛なものでした。
HSCの娘が機嫌が悪かったのも、これらが関係していたのかもしれません。
4.混雑が苦手な子どもがディズニーリゾートを楽しむ裏技
HSCでなくても、子供を連れてのディズニーはできれば混雑を避けたいもの。
我が家は初めての子連れディズニー失敗経験を活かして、様々な情報を調査。
その後も何度かHSCの子どもたちをディズニーに連れていき、子連れディズニーをとても楽しめるようになりました!
HSCの子供でもディズニーランド・ディズニーシーを楽しめる裏技を今回はご紹介させていただきます!
◆子ども中心の計画を立てる!
初めてのディズニー。
ましてやHSCのお子さんを連れていくようであれば、お子さんの特性に合った楽しみ方を考えてみましょう。
まだ幼いHSCのお子さんには、『ディズニーシー』より『ディズニーランド』の方が合っているかもしれません。
小さいお子さん連れは『ファンタジーランド』や『トゥーンタウン』を目指してしまいがちですが、私のおすすめは『ウエスタンランド』や『アドベンチャーランド』。
怖がりなHSCでも楽しめる『トムソーヤ島いかだ』や『ジャングルクルーズ』『ウエスタンリバー鉄道』などは待ち時間・混雑も少なくおススメですよ!
◆パレード・ショーは見る?見ない?
お子さんが、パレード・ショーを見たい場合はパレード・ショー中心の計画を。
パレードを見なくてもいい方は、パレードやショーの最中がアトラクション・レストランの狙い目です。
特にディズニーシーの『ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~』は圧巻のショーであるため、感受性豊かなHSCにはぜひ見て感動を味わってほしいのですが…
その分、人気のショーですので混雑は覚悟しましょう。
事前の場所取りも必須です。
しかし、裏を返せば、ショーがあっている時間は、アトラクションやレストランはガラガラ!
我が家は、先日、この時間を狙ってウィークナイトパスポートでアトラクションを堪能してきました!
ショーがやっている時間、通常待ち時間が80分待ちの『インディ・ジョーンズ』が待ち時間なしで乗れてしまうんです。
さすがに『インディ・ジョーンズ』は怖がりのHSPとHSCにはハードルが高いため、娘たちは顔面蒼白、「一生乗りたくない」と言っていましたが…(笑)
◆必ず混雑の少ない日を選んで!
ディズニーリゾートのアプリで、必ず事前にどの曜日のどの時間帯が比較的混雑が少ないかを調べ、行く曜日と時間帯を選びましょう。
絶対に土日の開園時間を目指して行くのは避けてくださいね。
入場ゲートに並ぶだけで、HSPの親とHSCの子どもにとっては、どっと疲れてしまいますから。
平日の10時以降に入場ゲートの混雑を避けて入場しましょう。
HSPとHSCにとってのベストシーズンは、春か秋だと思います。
梅雨に入るちょっと前のシーズンは人気イベントがないので、比較的混雑は避けられます。
梅雨シーズンも混雑を避けられますが、雨が降る中のディズニーはHSPとHSCにとってはなかなかハードルが高いものです…。
ハロウィンイベントがやっているハイシーズンでも、平日であれば混雑はしていますがアトラクションには待ち時間少な目で乗ることができます。
◆時間をお金で買う!
混雑が絶対に嫌!並ぶのが絶対に嫌!
そんなHSPママは、時間をお金で買いましょう((笑))
特に地方に住んでいて、頻繁にディズニーリゾートには行けないというご家族は、限られた時間でなるべく多くのアトラクションを経験したいですよね。
その際は『ディズニー・プレミアアクセス』を利用しましょう。
有料ですが、待たずに人気アトラクションに乗ることができます。
HSCにぜひ体験してもらいたい『美女と野獣』はとても人気のアトラクションのため、いつも待ち時間がとても長いのですが、ディズニープレミアムアクセスを利用すれば混雑をさけて並ばずに乗ることができますよ!
また、無料の『スタンバイパス』というシステムもありますので、事前に計画をたて、パスを上手に使えるといいですね。
「絶対、混雑を避けたい!だけど、人気のアトラクションも乗りたい!」という方は、ディズニーが公式で提供している旅行プラン=バケーションパッケージを利用するのもお勧めです!
◆番外編:ディズニーランドの食事は『キャンプ・ウッドチャック・キッチン』がおススメ!
ここのレストランは、ピークの時間を避ければ、いつ行っても空いています(笑)!
ウエスタンリバーを眺めながら食事ができる2階のテラス席がおススメです。
また『ディズニー・モバイルオーダー』を利用すれば、気になるメニューを簡単に注文でき、待ち時間の短縮にもつながりますよ。
HSCはいろんな刺激に反応してしまうため、ディズニーリゾートは疲れてしまう環境であることは否めません。
しかし、感性豊かなHSCが感動体験をたくさんできる環境であることも事実です。
HSCがディズニーリゾートを楽しむためには、親の事前準備と心構えがとても重要です。
HSPママならHSCの気持ちを理解してあげることができます。
HSCのお子さんたちにとって、ディズニーリゾートでの経験が「夢の世界」=ポジティブな記憶として残ることを願っています。