HSCは障害児なんでしょうか?

今日は
ママたちの相談の中で
とても多い言葉で、

「うちの子、
 HSCだと思うんです・・・」

と言う相談です。

本当に最近、
HSCに関しての相談が多いので、

私なりの解説と、
私が大切にしていることを
お伝えしたいと思います。

HSCと言うのは、
Hight Sensitive Childの略で、

日本語では
「ひといちばい敏感な子」
訳されることが多いです。

HSCは医学用語でも、
診断名でもなく、

その子の生まれ持った
「気質」
を表す言葉なんです。

例えば、

生まれつきひとより繊細だから、
感覚の過敏さを
持っていることが多かったり、

悲しみや喜びを
他の子よりも感じやすかったり、

感受性が豊かなので
ちょっとしたことでも
不安になる。

想像力が豊かだから
余計な心配までしてしまう。

などの気質を持った子どもたちです。

本やネットなど
HSCについての情報や
チェックリストがなども
たくさん出回るようになり、

「まさに、うちの子です!」

と思った人も
多いのではないでしょうか?

小さい頃から育てにくいなぁ…
と思っていた要因が
実はこの子のHSCにあったのか!

と思ったママも
いるのではないでしょうか。

と同時に、

チェックリストに
当てはまるところもあるし…
当てはまらないところもある…

で、うちの子は
HSCなんでしょうか?

発達障害
なんでしょうか?

それとも
グレーゾーン??

うちの子、
一体何なんだろう!?

と言う疑問です。

発達障害やグレーゾーン、
HSCは、
その子の「性格」や「気質」
として捉えることが大切で、

脳の特性
つまり脳の個性なんです!

だからそこに名前がつくことや
診断がつくことによって
ママの不安が大きくなってしまうのは

本末転倒なんです!!!

「名前」がつく、
「名前」がつかない、
が大事なのではなくて、

その子が困っていること、
苦しいことを助けてあげれば
いいだけのこと。

だからもし、
目の前の子どもが
生きづらさを感じていたら、

どうしたら、
子どもがもっと楽になるのか?

どうしたら、
子どもの困りごとがなくなるのか?

診断があろうとなかろうと、
目の前に困っている子が
いるのであれば

そこを考えてみませんか?

子どもの発達は
脳の発達が進むことで加速し、
子どもの困りごとは解決します。

これはHSCだろうと、
発達障害だろうと、
グレーゾーンだろうと、
同じことです。

だからママが
我が子の最良のサポーターになって
脳を発達させられる人になれば
いいんです!

子どもの成長は待ったなし!

うちの子、
もしかしたらHSCかも!?
グレーゾーンかも!?
と思ったら、

必要なサポートができるママに
なって欲しいと思います。

そしてもっと、
発達障害やグレーゾーン、
HSCの正しい理解が深まれば、

理解不足で傷つく子どもや
苦しむママがもっと減ると
思います。

病院の診断で安心するのではなく、
だったらどうする?
を考えられるママになってほしいです。

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