自信のないママは子どもには自信を持ってもらいたいと奮闘していると思います。でも、それではなかなうまくいかないかもしれません。なぜなら子どもはママの背中を見て育つからです。子どもより先ずはママ自身がチャレンジする意義についてお伝えします!
1.自分の殻に閉じこもり周りが見えませんでした…。
以前の私は分離不安の息子に振り回されてシゴトもできなくなり専業主婦になりました。
家でも、外でも子どもがべったりで、24時間ずっと「ママー!」「ママーー!」「ママーーー!!」の叫び声。
トイレも、お風呂も、寝るのも、学校の授業もずっと一緒という生活をしていました。
たった数分すら自分の時間はありませんでした。
そうするとどんどん自分の殻にとじこもることが上手になっていきました。
どんなに辛くても、苦しくても誰にもSOSが言えずいつも自分の殻に閉じこもり、私だけが我慢すればいい、私だけが頑張ればいい、といつもそう思っていました。
しかし、本当はすごく苦しくて毎日泣いていました。
明るい未来なんて描けず1日を終えることで精一杯。
笑うことも忘れ、なんで私がお母さんになったんだろう?私がお母さんだからいけないの?
もし他の人がお母さんだったらこの子はこんなに苦しい想いをしなくて済んだの?
とクヨクヨと考え、こんな思いで頭の中はいっぱいでした。
今なら分かります。このような精神状態だから物事がうまく回らなかったということを…。
2.子どもに自信を持たせたいと思っているママほど、自分に自信がないという現実
子どもは良くも悪くもママの背中を見ていて、それをマネしてしまいます。
なのでママの精神状態が安定していないと、子どもも安心して前を向いて進んでいくことはできません。
世の中のママは、「子どもに自信をつけてあげたい!」と思っている人がほとんどです。
しかし、そう思うママのほとんどがママ自身に自信がない!という残念なケースがとても多いのです。
例えば、音楽を教えることができる先生は音楽ができる人。
体育を教えることができる先生は体育で教える内容を実践できる人。
なので、子どもに自信を与えてあげられる人は自分に自信がある人ということになります。
これは「自信」に関する研究でも裏付けられています。
自信は言葉で教えることが難しいので、言葉で教えることが難しいものほど知らない間に受け継がれていってしまいます。
だからママが「無理だ」と思っていつも諦めてしまっていると、子どもも「無理だ」と諦めてしまう…。
ママが「私なんて」って思っていると子どもも「ぼくなんて、わたしなんて」と思ってしまう。
このように、ママの考え方やスタイルが知らぬ間に受け継がれていくのです。
なのでママには自信をもってもらいたいと思います。
3.子どもに自信をつけたいなら、ママの自信を先につける!
子どもに自信をつけさせたいのなら、先ずはママが自信をつけていきましょう。
発コミュでは子どもの自信回復には、小さな成功体験をたくさん経験してもらおう!というミッションを掲げています。
行動して成功体験を積むとその時の経験が脳を発達させるということが分かっているからです。
それは子どもだけではなく大人も一緒です。
大人の脳もまだまだ発達します。むしろ脳は、使う限りは生涯成長し続けます!
行動を起こすと脳が発達し考え方や思考にも変化が出てきます。
つまり行動しない限り脳は発達せずいつまでもそのままということになります。
クヨクヨして自分の殻に閉じこもっているママは行動しない限りずっとそのままなんです。
なので、ママが自信回復を図るには子どもと原理は一緒で行動するのが一番なのです。
そしてその結果、子どもの発達にも繋がるということになるので一石二鳥の効果を得られます。
子どもはママのマネをします。
ママが楽しく新しいことにチャレンジしていたら、やってみようかな、と思うかもしれません。
ママが機嫌良く過ごしていたら子どもも自然とニコニコ笑顔に引っ張られご機嫌に過ごすかもしれません。
ここまでの話で、やることは自ずと分かってきましたね!そうです、ママこそチャレンジして行くべきなんです!
4.ママから小さなチャレンジをやってみよう!
チャレンジしたいけれど、自分自身に自信をつけたいけれど、得意なこともないし、好きなこともない、何から始めたらいいの?と思うママもいると思います。
過去にやってみようと思ったけど諦めてしまったことはありませんか?
今は子どもがまだ小さいから、と先延ばしにしていることはありませんか?
ちょっと振り返ってみて、そのようなものがあれば思い切ってにチャレンジしてみ下さいね!
久しくやっていないことや、ママが癒されることなど、楽しく出来そうなことをやってみましょう。
・お茶をしに行く
・好きな音楽を聴いたり、歌を歌う
・好きな本や漫画を読む
・映画を観る
・散歩をしてみる
・ジムに通ってみる
・勉強を始める
・習い事を始める、など。
また、お子さんへの対応でも、ママ自身で自分に「はなまる」をつけて成功体験を積んでいきましょう。
・今日は1つでも褒めることが出来た
・今日は「早く」と言わずに待つことが出来た
・今日は子どもの好きなご飯を作れた
・笑顔で子どもに接することができた
・一緒に座ってご飯を食べた
・「聞いて!」と言われたので子どもの話を先に聞いた
など、意識して行動に起こせたこと全てがママにとっての「はなまる」です。
その行動を成功体験として認識して、また明日も1つはなまるを付けていきましょう。
継続すると確かな自信に繋がります。
子どもに「自信をつけさせたい!」と思ったらまずはママが自信をつけましょう!
ママが行動を起こせば起こすほど、ママも子どもも自信がついて伸びていきますよ。